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●第94回日本選手権水泳競技大会 開幕
~3日目、男子自由形で陶山6位、豊田8位入賞~
~初日、OB江原400自、OG鈴木50平優勝~

「第94回日本選手権水泳競技大会・競泳競技」が4月3日、東京辰巳国際水泳場で開幕した。インドネシア・ジャカルタで8月に行われるアジア大会代表選考会、パンパシフィック水泳選手権代表選手権を兼ねた今大会に、全国各地から水の精鋭約600人が集結、8日までの6日間に男女各17種目の計34種目が行われる。今大会は世界を意識した厳しい派遣標準記録が設定され、優勝または2位以内に入り、派遣標準記録を突破しなければ日本代表に選出されないため、日本一、代表を懸けて激しい争いが繰り広げられる。山梨学院からは各種目に現役17人、OB・OG4人、山梨学院高1人の合計22人がエントリーした。

4月3日、大会初日は男子3種目、女子4種目が行われ、山梨学院勢は、5種目に現役8人、OB・OG2人が出場した。初日のレースでは現役勢は決勝に進めなかったが、男子400m自由形のOB江原騎士選手(自衛隊体育学校)と女子50m平泳ぎのOG鈴木聡美選手(ミキハウス)が優勝し、江原選手がアジア大会代表権を獲得した。2日目に行われた種目では男子200m自由形の陶山周平(4年 山梨学院高)が予選、準決勝に進み、5日に行われた3日目の決勝に進出、6位入賞を果たした。レース後、陶山周平選手は「準決勝では、前半を今の自分では実力以上のペースで入ってしまい、決勝はタイムもですが、順位が掛かってくるので最初の100は落ち着いて入り、ラストの50で刺そうという戦略で、ぎりぎりそれができたので良かったです」と振り返った。同種目に出場したOB江原選手は2位となり2種目目のアジア大会代表を決めた。2日目に行われた男子1500m自由形予選に出場した豊田将大(4年 神奈川・生田高)は自己新に迫る記録で8位通過したものの、3日目の決勝では、思うようなレースができず8位入賞となった。豊田将大選手は「まだまだですね。全然相手にもならないし、もっと練習していかねばいけないなと感じました」と反省した。他に男子200m個人メドレーで準決勝に進んだ西山雄介(4年 群馬・高崎商高)は自己記録を更新したものの、総合10位で決勝進出を逃した。西山雄介選手は「悔しいです。狙っていたタイムが出ずに。この冬スピードを意識してやってきたので200でベストが出たので次の400mでは自信を持って臨みたいのと、上の方に少しでも食いついていけるように頑張ります」と最終日の得意の400m個人メドレー決勝での雪辱を誓った。また、男子200mバタフライの田中大貴(1年 群馬・安中総合高)は準決勝に進んだが決勝進出はならなかった。他の山梨学院勢選手は、多くが自己新を更新するも、予選敗退した。OGの鈴木聡美選手は女子100m平泳ぎ決勝で2位となり、標準記録を突破し、この種目のアジア大会代表を決めた。

明日4日目は、男女各2種目の予選、準決勝、男女各3種目の決勝が行われ、山梨学院からは、男子200m平泳ぎ予選に1人、女子200mバタフライ予選に2人が出場する。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2018.4.5

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