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●古屋光司新学長就任記者会見
~学園の未来に向けて抱負を述べる~
~時代の変化に、新しい挑戦で果敢に対応~

山梨学院大学は、古屋忠彦前学長の後任として古屋光司新学長を選任。4月2日、山梨学院広報スタジオで就任記者会見を行った。古屋光司新学長は、弱冠37歳から約39年にわたって山梨学院大学を率いてきた古屋忠彦前学長の次男で2001年東大法学部卒業後、司法試験に合格し、弁護士登録。2006年に学校法人山梨学院秘書室長に就任。その後、学長補佐、理事長補佐などを経て、2015年4月から副学長を務めていた。2018年4月1日付で山梨学院大学学長・学校法人山梨学院理事長に就任した。記者会見では最初に学校法人山梨学院理事・廣瀬孝嘉法人本部長が就任に至る経緯・経過説明を行い、続けて古屋光司新学長が就任の挨拶を行った。古屋新学長は「時代の変化に合わせ、社会のニーズを的確に捉えた新しい挑戦に果敢に対応していく必要があり、山梨に拠点を置く学園として今後とも地域から必要とされる、地域の方々から愛される学園づくりを目指す」と抱負を述べた。その後、記者との質疑応答に移り、囲み取材も受けた。学長の任期は4年間。その後は再任の手続きを行っていく。

就任記者会見は、初めに学校法人山梨学院理事・廣瀬孝嘉法人本部長が就任に至る経緯・経過説明を行った。古屋忠彦前理事長は2018年2月1日付で学長辞任届を提出。3月31日をもって学長、理事長を退任。学長退任届を受け、後任の大学長並びに理事長選任の手続きが取られ、まず学長候補者選考委員会が開かれ、学長選考基準を十分に満たしているものとして、古屋光司副学長(当時)が満場一致で後任の大学学長候補者に選出され、理事会に推薦された。3月9日に行われた理事会でも全会一致で後任大学長に選任された。次に大学長は理事評議員に選任されることとなっており、引き続き開かれた理事会で古屋光司理事が全会一致で後任理事長に選任された。このような手続きを経て、2018年4月1日付で古屋光司副学長が後任の大学長並びに理事長に就任することになった。

古屋光司新学長・新理事長は山梨県出身の39歳。2001年東京大学法学部卒業後、翌年(旧)司法試験に合格。2004年に弁護士登録後、2006年学校法人山梨学院秘書室長に就任し、以後、学長補佐、理事長補佐を歴任、2015年から副学長を務めていた。

4月2日行われた就任記者会見で古屋光司新学長は、就任の挨拶で今後の学園づくりの抱負を述べ、記者の質問にはこれからの方向性について、「カレッジスポーツの振興はこれまでに続きさらに続けていきたいと思っています。また、すでに行っていますが、新しい方向性は国際化の推進。iCLA(国際リベラルアーツ学部)を創設したのを契機に国際化を多様・多角的に進めていきたい」と話し、地方大学の生き残りについては、「いかに社会の変化に合わせて、新しい取り組みに果敢に挑戦していくことができるか、組織として変化への柔軟性が必要になります。大学に求められる役割が多様化している今、学生はいろいろなバックグラウンドを持って、さまざまな動機を持ち大学へ進学してくるようになっています。その時に山梨において、どのような教育サービスを提供できるか、教育投資をするだけの付加価値があるか考えてもらえるかが勝負になります。きちんと時代のニーズに合った教育を展開していき、大学というものを新しい方向性に踏み切り、今までのものは、良いものとして残しつつ新しく付加価値を付けていくという、二つの方向性を同時にやっていく必要性があります」。どのような人材を育てるかについては、「今のような時代背景ですと、今までの価値観にこだわらずに新しい発想で新しい挑戦に打って出ることは一般企業にもベンチャー企業にも求められるものですが、その中で、自分の価値観とか考え方をしっかり持って、失敗を繰り返しながらも諦めずに挑戦し続ける精神的にもタフな人材です。自分には何ができるのだろう、自分がいる組織に貢献できることは何なんだろうか、自分のやりたいことを提言できるマインドを持った若者を社会にどんどん輩出していきたいと考えています」とそれぞれ考えを示した。

古屋光司新学長・理事長は、2日午前、記者会見に先立って行われた山梨学院「辞令交付式」で全教職員を前にして、今後の改革の方向性を『教育の質的転換』と『全学的国際化への対応』を重点に据え、学園を挙げて推進することを訓示した。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2018.4.4

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