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●関東高校女子ソフトボール大会 1日目
~1戦目、厚木商高相手に眞篠投手完封勝利~
~2戦目小沢投手が好投。1・2年生だけで準決勝へ~

平成30年度第68回関東高校女子ソフトボール大会が6月2日、3日の2日間、笛吹市で開催され、1日目は準々決勝までが行われた。大会は、1都7県の各地区大会で上位2校(開催県の山梨は4校)18校がトーナメント方式で関東一を懸けて熱い戦いが繰り広げられる。1日目、山梨学院高の初戦は笛吹市春日居スポーツ広場で神奈川代表の県立厚木商業高と対戦した。試合は4回まで両チーム投手の好投で無得点のまま、先攻の山梨学院は5回表、先頭打者眞篠里音(2年)が右前打で出塁すると、二死後、走者二塁に6番神林碧莉子(1年)の左前適時打で1点を先取。6回表には相手の失策も絡み、二死満塁から2連打で2点を加え、7回表にも1点を追加し4-0とした。先発の眞篠里音は、7回裏に三塁に走者を背負ったが難なく後続を抑え完封で初戦に勝利した。2戦目は茨城県代表、県立水戸商業高との対戦となった。先攻の山梨学院は1回表、先頭打者が死球と次打者での送球ミス、続く2連打で2点を先取、優位に立った。5回表には一死満塁で4番金田結奈(1年)の強い投ゴロをはじく間に1点を加えた。山梨学院の先発の小沢由実(2年)は、5回まで相手打線を2安打に抑える完璧な投球を見せていたものの、6回裏、一死後味方の失策から3連打を浴び2点を失った。7回裏にも走者を三塁まで進めたが後続をきっちり抑え3-2で勝利、明日の準決勝に駒を進めた。準決勝は、埼玉県代表の強豪県立春日部東高と対戦する。

■《第68回関東高校女子ソフトボール大会 大会1日目》
◆《山梨学院高VS神奈川・厚木商高》6/2 山梨・笛吹市春日居スポーツ広場

山梨学院高校は、3年生のいない2年生・1年生のチーム編成で山梨県高校総体に優勝し、山梨県第一代表で大会に臨んだ。1日目の初戦、神奈川県代表の厚木商高との対戦は初夏の日差しが降り注ぐ午前11時40分にプレーボールが告げられた。先攻の山梨学院は、2回表に相手失策と安打で無死満塁の好機を作るも、後続が走者を返せず無得点に終わる。好投を続ける先発、眞篠里音(2年)の好投に報いるため山梨学院打線は、5回表、先頭の3番眞篠自身が安打で出塁すると、相手の守備ミスの間に二塁に進塁。二死から6番神林碧莉子(1年)が意地の遊撃手越えの安打で1点を先取した。6回には四球、失策が絡み無死満塁。二死後5番金田結奈(1年)左前適時打で1点、続く6番神林の中前適時打で1点を加え、3-0と優位に立った。7回にも眞篠の適時打で1点を重ねた。投げては眞篠が相手打線を完封に抑え、投打で勝利に貢献した。眞篠里音選手は「もともと球威があるわけではないので変化球を使って相手の打ち損じを狙うことを意識しました。今日は調子も良く、ライズがすごく浮いて結構打ち取れました」と投球を振り返った。先制点とダメ押しの3点目を打った神林碧莉子選手は「積極性を大事にして強気で行こうと思い気持ちで打った一本です」と話した。

  1 2 3 4 5 6 7 合計
山梨学院高 0 0 0 0 1 2 1 4
厚木商高 0 0 0 0 0 0 0 0

〔山梨学院高バッテリー〕
投手:眞篠里音(2年) 捕手:新田愛実(1年)

■《第68回関東高校女子ソフトボール大会 大会1日目》
◆2戦目準々決勝《山梨学院高VS水戸商高》 6/2 山梨・笛吹市春日居スポーツ広場

初戦に勝利し、休む間もなく第2戦準々決勝に県立水戸商業高戦に臨んだ。午後2時丁度に始まった試合は、再び山梨学院の先攻。初回表、先頭の中込向日葵(2年)がいきなり死球で出塁。2番長田華(2年)の三塁前ゴロを二塁送球ミスで無死二塁一塁の先制点の好機に一死後、4番金田結奈(1年)が右前適時打で1点を先取。次の5番桝田桃香(1年)も中前適時打で続き、この回幸先の良い2点を奪った。5回表にも一死満塁から4番金田の投手ゴロの間に1点を追加した。山梨学院の先発小沢由実(2年)は、1回、2回と走者を背負うも後続を抑え5回まで安定した投球で相手打線を封じ込めた。6回裏、一死後味方の失策と続く3連打で2点を失った。最終回は、一死後に安打と盗塁で二死三塁に走者を進められ、一打同点の危機に小沢は踏ん張り、ファールで粘られた6球目を左翼フライに打ち取り3-2で逃げきった。

  1 2 3 4 5 6 7 合計
山梨学院高 2 0 0 0 1 0 0 3
水戸商高 0 0 0 0 0 2 0 2

[山梨学院高バッテリー] 投手:小沢由実(2年) 捕手:新田愛実(1年)

試合後、渡辺努監督は「まだ1,2年生のチームで戦う相手はどこもいろんな面で格上ですけど、ソフトボールはやってみないと分からない意外性の部分があるのでチャレンジしなさいと送り出しました」。準決勝に進出したことに対して「まだまだゲーム経験が少ないチームですので一つでも多くの試合ができれば」と控えめに語った。「次に大事なインターハイ予選があるので、けが人を出さないように戦うことができればと思っていたのが出てしまったのが私の反省点です」と選手を思いやった。中込向日葵主将は「今日は1試合目からチャレンジしていくということだったので勝ち負けは考えなかったので結果勝てたのはうれしいです。監督には伸び伸びと笑顔でやるように言われました」と無欲の勝利を笑顔で答えた。最終回の一打同点の場面を小沢由実選手は「緊張したんですけどみんなが守ってくれて抑えることができました」と振り返った。「今日はコースが狭かったんですけど緩急ですとか、その中でのコースを意識して投げました。明日はだんだん力のあるチームと対戦することになりますが、投げたら自分の投球のコントロールと緩急を使って打ち取りたい」と意気込んだ。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2018.6.2

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