●子育て支援事業「親子リズム表現」
~短大保育科の川上教授がリズム表現を指導~
~親子が音楽に合わせて楽しく表現遊びを実践~
山梨学院幼稚園子育て支援センターは6月5日、親子でリズムに合わせて楽しく表現遊びを行う「親子リズム表現」を幼稚園スカイホールで開催した。この催しは、子育て支援事業の一環として行われ、1歳児から3歳児までの親子を対象に実施。身体表現や運動学が専門の山梨学院短期大学保育科の川上琴美教授が講師を務め、短大保育科の学生たちが運営を補助した。親子は、川上教授指導の下、手や足など体全体を使ったリズム運動やリトミックと呼ばれる音楽(リズム)に合わせて行う表現活動や協調運動、家庭でも簡単に実践できるタオルを使った表現遊びなどを楽しみながら体験した。状況に応じて、川上教授が幼少期の運動時の注意点などを指導し、子どもたちは会場を元気いっぱい動き回り、リズムに合わせて笑顔でリズム表現遊びを楽しんだ。
「親子リズム表現」は山梨学院幼稚園子育て支援センターの子育て支援事業・親子体験講座として実施され、1歳児から3歳児までの親子が参加した。山梨学院短大保育科の川上琴美教授が講師を務め、保育士や幼稚園教諭などを目指す短大保育科の川上琴美ゼミの学生が運営を補助し、親子をサポート。川上教授は講座の冒頭や各プログラム実施前に、保護者に対し幼少期における運動時や子どもを抱くときの注意点、リズム遊びのポイントなどを指導。親子は、音楽が止まったら動きを止める(歩くのを止める)、鳴り出したら動くといった聴覚と行動を連動させた運動や音楽に合わせて手や足でリズムを取る運動を実践。さらにタオルを使用して家庭でも簡単にできる表現遊びや運動を体験。タオルを丸めてボールにしたり、電車ごっこのように親子で歩いたり、そりのようにすべったりと身近な道具を使用した様々な遊びのバリエーションに子どもだけでなく保護者も楽しみながら体を動かした。講座の最後には、音楽やリズムに合わせて駆け足や手拍子などを行う川上教授オリジナルのリトミック“コトミック”やリズムに合わせて足踏みと手拍子など違う動作を行う協調運動に挑戦。保護者は、協調運動に悪戦苦闘しながらも子どもたちと一緒になってリズム遊びに取り組み、会場には楽しそうな笑顔が咲き誇った。
「親子リズム表現」は6月14日に第2回が実施され、この他、子育て支援事業として8月には「親子でクッキング」、10月には「運動会」、11月には「みんなであそぼう」、12月には「親子で作ってあそぼう」が予定されている。
文・カメラ(Y.Y)2018.6.5