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●関東高校テニス大会 山梨で開催
~初日は団体戦、山梨学院高女子チームベスト8~
~D清水・狐塚ペア、S1肥田・S2中込で躍進~

平成30年度関東高等学校テニス大会が、今年は甲府・小瀬スポーツ公園テニス場を舞台に6月9日から3日間の日程で開幕した。初日は団体戦、女子山梨第1代表の山梨学院高は、ダブルス清水瑶・狐塚理子ペア(ともに3年)、シングルス1肥田唯花(2年)、シングルス2中込笑愛(1年)の4人で臨み、準々決勝に進出し最終的には優勝した白鵬女子高(神奈川)と対決した。ダブルスは勝利目前だったが、同時進行で行われたシングルスが2敗目を喫したところで打ち切りになり、一歩及ばず惜敗した。地元開催の大会で4人は大いに活躍、チームをベスト8に押し上げた。10日と11日は個人戦が行われる。山学高からは団体戦メンバーの4人が、今度は個人の関東ナンバーワンをかける戦いに挑む。

大会前日の8日夕方から小瀬武道館アリーナで開会式が行われ、ともに山梨第1代表の山学高清水瑶主将と駿台甲府高保坂駿太主将が「憧れの舞台で仲間との交流を深め、正々堂々と戦います」と選手宣誓を行い一都7県から48校が集結した大会の幕を開けた。

団体戦はダブルス1組、シングルス2人、全試合1セットマッチのトーナメント戦。山学高女子は、1回戦で佐野高(栃木)を3-0で圧倒、2回戦でシード校の東京学館浦安高(千葉)を2-1で撃破、準々決勝で優勝候補の強豪白鵬女子高(神奈川)と対決した。ダブルスの清水瑶・狐塚理子ペアは5-4とリードして勝利目前だったが、S1の肥田唯花とS2の中込笑愛がともに敗れたため、0-2(ダブルス打ち切り)で惜敗、ベスト8となった。対戦相手の白鵬女子は準決勝で早実高、決勝で秀明八千代高を下し優勝を果たした。山学高は昨年の準優勝の再現こそならなかったものの、3年・2年・1年が互いに連携しそれぞれが躍動、明日からの個人戦に向けても、インターハイに向けても、全員が好感触をつかんだ。

清水瑶主将は「準々決勝は勝っていたところで打ち切られたので残念でしたが、インターハイで借りを返します」と話し、狐塚理子選手は「何も失うものはないので明日も思い切り自分のいいプレーを出したい」と語り、肥田 唯花選手は「いい所も悪い所もたくさん出ました、明日の個人戦でもインターハイでも、もっといいプレーをしたい」と話し、中込笑愛(えあ)選手は「1年生で初めて団体戦に出させてもらいました。苦しい時もどんな時も同じ気持ちでプレーできるようにしていきたい」とそれぞれ胸の思いを語った。保坂充彦監督は「2回戦の東京学館浦安戦が一つの山だと思っていましたが、1・2年生が頑張ってくれました。準々決勝も、シングルスも勝つチャンスはありました。激戦の神奈川を勝ち上がってきた白鵬女子に比べると、あと一歩の粘り強さ、タフさが足りなくて、ダブルスに結び付けることが出来ませんでした。昨年のインターハイはあと一歩でベスト8というところまで行きましたが、今年のインターハイは県勢初のベスト8を目標に、粘り強く、タフに戦えるよう、明日の個人戦も含め、2か月後に向けてしっかり調整して行きたい」と話し、視線の先に全国総体もしっかり見据えていた。

男子の駿台甲府高は準決勝まで進みベスト4となった。明日からは個人戦が行われる、雨の心配もあるが、山学高勢はシングルスに肥田唯花と中込笑愛の2人、ダブルスに清水瑶・狐塚理子ペア、肥田唯花・中込笑愛ペアの2組が出場する。

文・カメラ(M.I)2018.6.9

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