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●平成30年度山梨学院学生チャレンジ制度
~学生のチャレンジ精神、意欲を全面的支援~
~11の企画に認定書が授与され、実現に向けスタート~

平成30年度「山梨学院学生チャレンジ制度認定書授与式」が7月3日、大学キャンパス内シーズシアターで行われた。この制度は平成7年にスタートし、学生の意欲やチャレンジ精神に大学が経済面など全学的に支援する制度。平成15年度には文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」にも選定された。今年度の応募は6月15日に締め切られ、大学・短大から昨年度比倍以上の33件の企画が寄せられた。その後、教職員26人の選考委員により教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度など総合的に審査され、観光や食など地元・山梨に密着した企画やスポーツ振興、社会に還元できる企画、本学の魅力を発信する取り組みなど11件が認定された。授与式では山梨学院学生チャレンジ制度選考委員会・三神正一郎委員長から認定企画団体の代表者11人に認定書が授与された。「高校生・大学生に本学の魅力を伝える学内・学外広報誌」の企画で認定された学部を超えた2年・3年生11人のグループ『山学ウォーカー』の山田奈々絵さん(政治行政学科2年)が認定団体を代表し、企画の成功に向け決意表明を行った。

山梨学院学生チャレンジ制度は、“行動する学生”の意欲を全面的に支援する山梨学院独自の制度で企画受け付けは例年、春と秋2回行っていたが、平成28年度から1回のみと変更され、今年で24年目となる。この制度は『学生の課外活動を通じて得られる自主的探究心と積極的な行動力の涵養』を目的に実施され、「こんなことに挑戦したい!」という企画を文書にして大学に提出。応募企画の中から優秀案に、1件あたり最高50万円の奨励金が支給される。選考は、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度などの視点から総合的に評価される。今年度は大学・短大から33件の応募があり、審査の結果、前出の企画ほかスポーツ科学科小山ゼミの「ゆるスポーツ振興」など大学8件、短大食物栄養科・根津ゼミナールの「非常時の食への備え」、保育科・遠藤ゼミの「物語の世界を冒険しよう」など3件、計11件の企画(詳細内容)が認定された。企画の実施終了は、平成31年1月末としている。これから約7か月、時間をかけた取り組みに実効性の高さと完成度に期待が集まる。

◆《学生チャレンジ制度認定11件の企画タイトル》
● 翻訳パネル:13名「甲府をはじめ、山梨の魅力を中国人に宣伝しよう」
● 江藤ゼミ有志B:12名「昭和町ワークショップでの昭和町への政策提言」
● 山学ウォーカー:11名「高校生・大学生に本学の魅力を伝える学内・学外広報誌」
● 経営情報学科4年 山本広貴:個人1名「「本学学生向けカレンダーサービス用授業スケジュール登録データ生成ソフトウエアの開発」
● 伊東ゼミ:14名「パラアート・コンテストの企画・運営~障がい者アートを商品に~」
● SSA:8名「学生が作る新聞型フリーペーパー・マチコレキャンパス」
● YGUサイクルイベントプロジェクト:7名「ダンデム自転車」普及プロジェクト
● 小山ゼミ:14名「ゆるスポーツ振興」 以上、大学
● はばたミルクゼミ:3名「ジャージーミルクらぁめん・グレードアップ計画」
● 根津ゼミ:3名「非常時の食への備え」
● 遠藤ゼミ:12名「物語の世界を冒険しよう」 以上、短期大学

認定書授与式は、キャンパスセンター2階・シーズシアターで行われ、企画認定団体の関係者や指導教員、職員などが出席した。認定書授与後に挨拶した学生チャレンジ制度選考委員・三神正一郎委員長は「今、認定書が授与されましたので後は、大いに自信を持って、仲間と一緒に一生懸命考えたり、学生総合支援室のスタッフといろいろやり取りをして修正を行い、まさにチャレンジして成果を挙げていただきたい」と激励の言葉を送った。「高校生・大学生に本学の魅力を伝える学内・学外広報誌」の企画が認定された政治行政学科や現代ビジネス学科など学部を超えた2年・3年生11人のグループ『山学ウォーカー』の山田奈々絵さん(政治行政学科2年)が認定団体代表として挨拶に立ち、「認定を受け、この企画に取り組めることに深く感謝いたします。現在、地域貢献や教育プログラムについては多くの情報が発信されています。しかし、キャンパスライフの状況を伝える情報媒体は十分ではないと考えています。在学生や高校生に向けて学内ファッションやライフスタイルグルメなどの情報を学生目線で作成し、本学の魅力を高めていきたいと思っています。また、今回11件が認定されましたが他の企画も参考させていただき、ともに学び合い楽しく学生らしくチームワークを持って進め、チャレンジ制度に関わったすべての企画が成功することを願います」と決意表明をした。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2018.7.4

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