●山梨学院高校野球部 甲子園出場報告
~山梨県や甲府市を表敬訪問し県優勝を報告~
~清水雄登主将が甲子園に向けて健闘を誓う~
山梨学院高校は7月25日、山梨県庁や甲府市に来月5日に開幕する第100回全国高等学校野球選手権大会の出場報告を行った。3年連続8度目の甲子園出場を決めた山梨学院高校は、山内紀幸校長、松崎将部長、吉田洸二監督、清水雄登主将の4人が県高野連関係者と知事室などを表敬訪問。県高野連の油井壮介会長が県大会での戦績を報告。清水主将が「個々の能力が高くない分、練習で努力を重ね、県大会を優勝することができました。甲子園では思いっきりプレーをして、頑張った姿を皆様に見せられるようチーム一丸となって頑張ります」と決意表明を行った。これを受け、後藤斎知事が「力を十分に発揮できるよう、体調管理にも気を付け、みんなの思いを爆発させてください」と激励した。この他、県教育委員会、甲府市にも出場報告を行い、高校球児憧れの聖地“甲子園”での健闘を誓った。
山梨県大会参加35チーム(参加校数36校、峡南・甲陵は合同チーム)の頂点に立ち、3年連続8度目の夏の甲子園出場決めた山梨学院高校野球部。県大会3連覇は学校史上初。この日は、山梨県知事室、県教育委員会に出場報告を行った。報告会の冒頭で県高野連の油井壮介会長が今夏の県大会の実施状況や山梨学院の県大会での戦績、全国大会出場に至る経緯を報告。学校を代表して山内紀幸校長が「学校としても夏の大会3連覇は初めてで、平成に入って山梨県の高校野球の歴史の中でも3連覇は初めてということで、とても嬉しく思います。清水キャプテンや3年生を中心に、冬場厳しいトレーニングに取り組み、1・2年生の底上げで吉田監督のもとで、良いチームになったと思います。36校の思いも一つにして、まずは学校の歴史である2勝を目標として、それを突破しさらに上を目指したいと思います」と挨拶。野球部を代表し、清水雄登主将が「個々の能力が高くない分、練習で努力を重ね、県大会を優勝することができました。大会を通じ、他校の選手から“頑張って”という言葉をかけてもらい、この言葉を受け止め、甲子園では思いっきりプレーをして、頑張った姿を皆様に見せられるようチーム一丸となって頑張ります。また、山梨県の全高校の代表として、甲子園ではまずは2勝の目標を掲げて、最終的には山梨県に優勝旗を持ち帰りたいです」と甲子園での健闘を誓った。これを受け、後藤斎知事が「100回大会と言うことで、色々な思いがそれぞれのチームにあったと思います。今年の甲子園は、去年と違い56チームが出場し、併せて暑い中での戦いになると思います。力を十分に発揮できるよう、体調管理にも気を付け、みんなの思いを爆発させてください。山梨県民が応援していますので、頑張ってきてください」と激励した。この他、一行は県教育委員会(市川満教育長)にも出場報告を行った。また、県庁に続き、甲府市に表敬訪問を行い、樋口雄一市長、岸川仁和副市長、小林仁教育長に県大会優勝、甲子園出場を報告した。野球部一行は、樋口雄一市長から「100回の記念大会で注目度の高い大会ですが、今までやってきた力を出し切り、残りの期間でさらに積み重ね、1戦1戦勝ち抜き、まだ見ぬ風景を山梨県民に見せていただきたいと思います。健康管理には十分留意し、チームワークで勝ち上がっていってください」と激励を受けた。
第100回全国高校野球選手権大会は8月2日に組み合わせ抽選が行われ、8月5日に開幕する。厳しい冬の練習に耐え、選手一丸となり掴み取った3年連続の甲子園切符。山梨ナインは明日26日に高校での壮行会に臨み、30日、宿舎のある大阪に向け出発する。第100回大会は最多56校が出場、新調された「真紅の大優勝旗」を目指し、高校野球の聖地“甲子園”で熱戦が繰り広げられる。
文・カメラ(Y.Y)2018.7.25