山梨学院パブリシティセンター

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●子育て支援事業「親子でクッキング」
~親子で白玉粉を使ったパン作りに挑戦~
~調理を通じ「食」への興味・関心を高める~

山梨学院幼稚園子育て支援センターは8月21日、山梨学院短大調理実習室で「親子でクッキング」を開催した。この催しは、山梨学院子育て支援センターの子育て支援事業の人気講座の一つで、親子で一緒に楽しく調理し、子どもたちの食材や調理への関心を高めることを目的に実施。午前・午後合わせて55組の親子が参加し、夏休みの思い出の一つに毎年参加しているリピーターの親子の姿も数多く見受けられた。山梨学院短大食物栄養科の深澤早苗教授が講師を務め、深澤教授の指導を受けながら親子は協力してもちもちパン・コク旨!!トマトのスープ・お花畑のサラダ・簡単くずきりの4品を作り上げた。今回は初めてパン作りに挑戦し、白玉粉や絹ごし豆腐、豆乳を材料にポービリア風のパンを手作りした。また、子どもたちは保護者に手を借りながら包丁で食材を切ったり、具材を型抜きしたりと楽しみながら調理を行った。初めてパン作りを体験した子どもたちも多く、調理を通じ「食」への興味や関心を高めていた。

「親子でクッキング」は山梨学院幼稚園子育て支援センターの子育て支援事業(施設開放・地域交流事業)として今年で8回目を数える人気の親子体験講座。山梨学院短大地域連携研究センターも共催として講座を支えている。毎年多くの応募があり、それに対応するため、数年前から午前・午後の2部制で実施。年中児から参加ができ、リピーターの参加率が高く、毎年夏休みの思い出の一つにと開催を心待ちにしている親子も数多く参加した。今年度は午前・午後の部合わせて55組の親子が参加し、年中児から小学校6年生までの子どもたちが保護者と一緒に調理を行った。山梨学院短大食物栄養科の深澤早苗教授が講師を務め、幼稚園スタッフや食物栄養科の学生も調理補助として協力し、親子をサポートした。この日のメニューはもちもちパン・コク旨!!トマトのスープ・お花畑のサラダ・簡単くずきりの4品。深澤教授は、調理手順の説明とともにこの日調理するパン(ボービリア:タピオカ粉を主材料とするブラジルのもちもちした食感が特徴のパン)の歴史や家庭で調理を行う場合の注意点、アレンジ方法などについても説明を加えた。この後、参加者はグループごとに分かれ調理を開始。子どもたちは保護者に手伝ってもらいながら、包丁で食材を切ったり、型抜きをしたりとスープやサラダの下準備を行った。今回は「親子でクッキング」で初めてパン作りに挑戦。白玉粉や絹ごし豆腐、豆乳、コーン、枝豆などを材料にボービリア風のパンを手作りした。子どもたちは、水分量に注意しながら白玉粉と豆腐、豆乳を混ぜ、具材を入れ思い思いの形に成型してパン作りを楽しんだ。この他、家庭でも簡単に調理できるよう市販のくずきりを使用したデザート作りも行った。成型したパンはオーブンで20分ほど焼くと完成し、子どもたちはオーブンの中を覗き込み、今か今かと完成を待ちわびた。およそ1時間半で全ての料理は完成し、全員で手作り料理を実食。子どもたちは、自分たちで手作りしたパンを口いっぱいに頬張り、外はカリッと中はもちもちの二つの食感を楽しんでいた。深澤教授は食事中の各テーブルを回り、保護者からの質問に答えたり、この日のメニューの家庭でのアレンジ方法や調理のポイントをアドバイスした。一通り食事が終わると、食器洗いや調理器具の片付け、ごみの分別などの後片付けを協力して行い、「親子でクッキング」は終了した。子どもたちは、普段と違う調理を体験したことで、夏休みのかけがえのない思い出となり、食への興味・関心や調理の楽しさを感じていた。

文、カメラ(Y.Y)2018.8.21    

 

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