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●山学高サッカー部インターハイ初優勝報告会
~県勢43年ぶりの優勝の快挙を報告~
~全校生徒がサッカー部115人を祝福~

山梨学院高校は8月24日、男子サッカー部の「平成30年度インターハイ優勝報告会」を高校体育館で行った。山梨学院サッカー部は8月13日、三重県で行われたインターハイ決勝で神奈川第2代表の桐光学園高と決勝戦を戦い2-1で勝利し初優勝を飾り、県勢43年ぶりの快挙を成し遂げた。優勝報告会は吹奏楽部員が演奏する曲に合わせインターハイの優勝旗を手にした西澤俊主将を先頭に登録メンバー17人らが入場、全校生徒約1000人と教職員の手拍子に迎えられ壇上に登った。初めに山梨学院高に納められる優勝旗、賞状やトロフィーなどの副賞品がサッカー部から山内紀幸校長に手渡された。続いて山内校長、安部一雄監督が挨拶を行い、最後に選手代表として西澤俊主将が「この大会で自分たちは成長することができました。仲間の最高の応援が自分たちの力になり、この大会を通して仲間の大切さを知ることができました。この結果におごることなく、選手権に向けて切り替えていきます」と優勝報告を行った。

4年ぶりに5度目のインターハイ出場を果たした山梨学院高サッカー部は、2009年に全国選手権で初出場初優勝して青の旋風を巻き起こしたものの、インターハイではこれまでベスト16が最高順位と結果が伴わなかった。8月7日開幕した今大会では、2回戦で優勝候補の筆頭と目されていた千葉代表の市立船橋高を僅差で破り、その後も接戦を制し決勝戦に勝ち上がった。決勝戦の対戦相手は、同じプリンスリーグ関東で競い合う神奈川第2代表の桐光学園高校。試合は、前半に0-1と先制され、後半ロスタイムの土壇場でFWの宮崎純真(3年)が値千金の同点ゴールを決め、振り出しに戻した。延長前半に攻める山梨学院が相手のオウンゴールを誘いリード。後半は激しい攻防を繰り広げたが、山梨学院が守り切り初優勝を飾った。選手らは全国選手権に続き2度目の日本一の栄冠を手に優勝報告会に臨んだ。

男子サッカーインターハイ優勝旗を手にした西澤俊主将を先頭に登録メンバー17人、マネージャーらが吹奏楽部の演奏する行進曲「富士山」に合わせ体育館に入場。全校生徒約1000人と教職員、控え選手約90人の手拍子で迎えられ登壇した。初めに山梨学院高に納められる優勝旗、賞状やトロフィー、楯などの副賞品をサッカー部から山内紀幸校長に手渡された。挨拶に立った山内紀幸校長は「スーパースターの選手がいるわけでもなく、特に超名門のサッカー部でもない。しかし日本の頂点を極めることができたことはただの偶然ではないと思います。115人のサッカー部員全員でチーム力を高め、安部監督、横森総監督の指導のもと、酷暑、猛暑の短期決戦の厳しい試合を勝ち抜くために走り込みを重ね、意識を高め、周到な準備を8人のスタッフを中心にしてきました。本当にスタッフ、ここにいるすべてのサッカー部員を誇りに思います」とサッカー部をねぎらった。それに応え安部一雄監督は「今回優勝できたことは山梨学院高校全体が応援してくれた賜物で、本当に感謝しております。そして前に並んでいる選手たちが一生懸命トレーニングすることによって、メンバーに入った選手が力をつけ優勝になったと思っています」と控えの選手を称えた。大会を振り返って、「市船戦に勝ったことによって彼らに自信がついたと思います。一戦一戦積み重ねていく中で、集中力を切らさずに最後まで走り抜いたことが良かった」と勝因を挙げた。さらに「これで今年が終わったわけではないので、これで浮かれることなく、これから始まるプリンスリーグ残留、上位を目指し、そして一番の目標である全国選手権に向けてもう一度鍛え直していきたい」と気を引き締めた。続けて西澤俊主将は「この大会で自分たちは成長することができました。特に2回戦の優勝候補・市立船橋戦では一体感を持って勝利することができました。この勝利でチームが勢いに乗り、決勝戦では持ち前の運動量を活かした戦い方を体現でき、逆転で勝利し優勝することができました。仲間の最高の応援が自分たちの力になり、この大会を通して仲間の大切さを知ることができました。この結果におごることなく、選手権に向けて切り替えていきます」と優勝報告を行った。最後に立澤瑞姫生徒会長が「サッカー部の優勝を契機に現役として大会に出場する機会が残っている3年生。代替わりし、秋の新人戦を目指して練習に励んでいる1・2年生。スポーツではありませんが各種の入試を受験する予定する人たちは頑張ることの大切さを教えてもらい勇気を与えてもらえたのではないかと思います。これで大会が終わったのではなく、引き続き参加するプリンスリーグ、そして何より秋から冬にかけて行われる選手権が間近に迫っています。私たちはもう一度優勝報告会が開けることを信じ応援を続けます」と述べ報告会を締めた。

文(K.F) カメラ(藤原 稔) 2018.8.24  

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