●山学高サッカー部が次世代甲府大使に認定
~今夏のインターハイ優勝の功績認められる~
~樋口雄一市長が認定証を西澤俊主将に授与~
今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)の男子サッカー競技で初優勝を果たした山梨学院高校サッカー部が8月28日、甲府市が創設した「次世代甲府大使」に認定された。「次世代甲府大使」は、スポーツや芸術等さまざまな分野で将来活躍が期待される甲府市ゆかりの小中高校生を認定し、その活躍を甲府市が応援する制度で今年度創設された。認定条件は、高校生については、地区予選を経て全国大会優勝や全国規模のコンテストでの最優秀賞を受賞した個人や団体が対象となっている。この日の認定式は、山梨学院和戸サッカー場で行われ、樋口雄一市長が西澤俊主将に認定証を授与。樋口市長が「将来は大きな舞台で国際的な選手を目指して、多くの無限の可能性を信じて羽ばたいていって欲しいと思います」と選手らを激励し、西澤主将は「「次世代甲府大使」の名に恥じないよう、これからも精一杯努力し続けます」と今後の活躍を誓った。
山学高サッカー部は今夏に三重県で開催されたインターハイの男子サッカー競技に山梨県代表として出場。初戦を沖縄県代表・前原高校に5対0で勝利すると、2回戦を優勝候補一角の千葉県代表・市立船橋高校に1対0と競り勝った。その後も接戦を粘り強く戦い、初の決勝を神奈川県代表・桐光学園高と対戦。前半に先制され、0対1で迎えた後半、山学は徐々に攻勢を強め、後半終了間際に同点に追いつき延長戦に突入。延長前半、山学は開始5分、右サイドからのクロスが相手のオウンゴールを誘い逆転に成功。後半の10分間、山学は桐光の反撃を許さず1点を守り切り、初優勝に輝いた。甲府市が今年度4月に創設した「次世代甲府大使」は、スポーツ・芸術・文化・学問等さまざまな分野で将来的に日本を代表する活躍が期待される甲府市にゆかりのある「小中学生」及び「高校生」を、「次世代甲府大使」として認定し、市ホームページ等を通じて、その活躍を甲府市が応援することで、子どもたちが将来に対する夢や希望を強く抱き、かつ、より甲府市に愛着を感じてもらうことを目的としている(甲府市ホームページより)。認定条件は、高校生については地区予選を経て全国大会優勝や全国規模のコンテストでの最優秀賞を受賞した個人や団体が対象となっており、今回のインターハイ優勝の功績により、「次世代甲府大使」として認定された。これまで、甲府商業高校ソングリーダー部、FLLチームFIRST FUJISANが認定されており、山学高サッカー部が3例目。この日は、山梨学院和戸サッカー場で認定式が行われ、樋口雄一市長から西澤俊主将・宮崎純真選手に認定証や記念品(時計・ボトルドウォーター)が授与された。樋口雄一市長は挨拶の中で「全国制覇本当におめでとうございます。今後もプリンスリーグ関東、冬の選手権予選と連戦が続きますが、これからも快進撃を続け、初のプレミアリーグ昇格、選手権制覇・夏冬二冠のさらなる快挙に突き進んでいっていただきたいと心から願っています。将来は大きな舞台で国際的な選手を目指して、多くの無限の可能性を信じて羽ばたいていって欲しいと思います」と語り、今後の活躍を激励した。学校を代表し山内紀幸校長は「このたび「次世代甲府大使」に認定いただき、学校としてとても誇りに思います。甲府市にある山梨学院高校サッカー部として、サッカー部員115名が、市民のみなさまの憧れの高校生であり、模範的な高校生であり、今後のプリンスリーグや選手権と活躍し、感動を与えられるようなプレーをし、様々な形で活躍してくれることを期待しています」述べ、サッカー部を代表し西澤俊主将が「インターハイを優勝することができましたが、まだまだ戦いは続きます。プリンスリーグや選手権が始まるので、しっかりと気持ちを切り替えて、今回認定された「次世代甲府大使」の名に恥じないよう、これからも精一杯努力し続けます」と今後のさらなる活躍を誓った。
夏冬2冠を目指す山学は、全国高校サッカー選手権山梨県予選の初戦・3回戦を10月20日に迎える。また、現在参戦中の関東の強豪校・クラブが集うプリンスリーグ関東では、暫定5位につけている。直近の試合では、川崎フロンターレU18に4対2で勝利し、上位カテゴリーのプレミアリーグ昇格を目指し、毎週試合に励んでいる。今回認定された「次世代甲府大使」の誇りを胸に、さらなる高みを目指してこれからも走り続ける。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2018.8.28