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●アジア大会本学出場選手が学長室を表敬訪問
~出場4選手がアジア大会活躍を学長に報告~
~記者会見で現在の心境や今後の抱負を語る~

インドネシア・ジャカルタで行われた「第18回アジア大会」に出場した山梨学院大学の選手4名が9月19日、古屋光司学長に表敬訪問を行った。今夏のアジア大会は8月19日から9月3日まで開催され、本学の新添左季、高野雄介、田中秋桜、藤波勇飛の4選手が日本代表として出場。新添選手は柔道女子70kg級と男女混合団体で金メダル、藤波選手はレスリングフリースタイル男子74kg級に出場し準決勝で敗れたものの、3位決定戦で勝利し銅メダルを獲得。また、高野選手はホッケー男子GK、田中選手はホッケー女子GKとして出場し、日本代表チーム初の金メダルの獲得に貢献した。下田正二郎カレッジスポーツセンター長らと学長室を訪れた4選手は古屋学長から花束を贈呈され、メダル獲得の祝福を受けた。古屋学長は「皆さん、大変お疲れ様でした。東京オリンピックを視野に入れていると思いますが、大きな目標があるというのはうらやましいことです。目標が目の前にあるのは自分を伸ばすためにはいいことですので、ぜひこれからも頑張ってください」と選手らにねぎらいと激励の言葉をかけた。この後、選手らは広報スタジオに場所を移して、記者会見を行い、各メディアにメダル獲得の感想や今後の抱負などをそれぞれに述べた。

この日は、柔道女子70㎏級と今大会から採用された男女混合団体で金メダルを獲得した新添左季選手(法学部法学科4年)と初の金メダルに輝いたホッケー男子の高野雄介選手(法学部政治行政学科4年)とホッケー女子の田中秋桜選手(現代ビジネス学部現代ビジネス学科3年)、優勝を期待されながら銅メダルとなったレスリング男子74㎏級の藤波勇飛選手(法学部法学科4年)の4選手と下田正二郎カレッジスポーツセンター長(レスリング部部長)、山部伸敏柔道部女子監督、三澤孝康ホッケー部男子監督、ジョン・シアンホッケー部女子監督が学長室を表敬訪問した。4選手は、古屋光司学長から花束を贈られ、ねぎらいの言葉を掛けられた。古屋光司学長は「日本が非常に活躍したので今回のアジア大会は大変に盛り上がった感じがしました。最近のスポーツの国際大会の盛り上がりはどんどん高まっています。皆さん、東京オリンピックを視野に入れていると思いますが、大きな目標があるというのはありがたい、うらやましいことです。目標を自分で作ることは大変です。そういう集中できる目標が目の前にあるのは自分を伸ばすためにはいいことですので本当に恵まれている巡り合わせにあることに感謝してぜひこれからも頑張ってください。本当におめでとうございました」と述べた。それに応えて選手が『日の丸』を背負って国際大会に出場する思いや重みについてそれぞれに語り、歓談は和やかな雰囲気の中で行われた。

表敬訪問後、場所を山梨学院クリスタルタワー7階広報スタジオに場所を移し、多くのメディアが集まる中、4選手と下田センター長が記者会見に臨んだ。初めに下田正二郎センター長が挨拶に立ち、「先程、学長室に表敬訪問をし、また改めてこういう形で記者会見を開けることをうれしく思います。留学生を除いて、学生の選手として出場した4人全員がメダリストになったのは他(大学)にはないと思います」と述べ、4選手の活躍を紹介した。続いて各選手がアジア大会での感想や今後の抱負を述べた。新添左季選手は「個人戦では練習してきた技を実際に掛けてそれで勝つことができたので、内容的にも良かったと思います。今週から始まる世界選手権には出場することができませんでした。アジアでは優勝できましたが、まだまだ満足せずに今年の11月末にあるグランドスラム・大阪でもしっかり勝って、来年の世界選手権につなげていきたいと思います」。高野雄介選手は「自分たちは東京五輪も近いことから毎月2週間以上の国内合宿をしています。練習は大変厳しく本当にホッケーすることが自分にとって幸せなのか考えることがあるくらいつらかったですけど、だからこそ選手ひとり一人が今回のアジア大会で結果をだそうと団結し、勝てたことがうれしく思っています」。田中秋桜選手は「自分自身は今回サブキーパーとして参加して予選リーグでしか出場していなくて、決勝リーグの大一番では出場機会がなく、優勝した瞬間というのは悔しさ半分、うれしさ半分というのが自分の中にはあり、ピッチの中で試合が終わった瞬間を迎えられなかったことはすごく悔しい自分がありました。2年後に迫った東京では正キーパーとしてピッチの上で金メダルを獲得したいですし、まずは代表の正キーパーになるだけの実力をひとつずつ付けていきたいと思います」。藤波勇飛選手は「試合に負けた悔しさもありますし、横に並んで金メダルを間近に見ると自分も金メダルを取りたかったなという気持ちがあります。大会前には金メダルを取るのは確実だろうということが言われていました。自分としても日本レスリングフリースタイルの伝統として金メダルを取りたいと、そういう気持ちで臨んだのですが、そんなに甘くなく、現実を突きつけられたというのが正直な感想です」と話し、各選手がそれぞれに大会を振り返り、今後の抱負などを語った。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2018.9.25

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