山梨学院パブリシティセンター

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●山学小の児童が「オペラ」を体感
~文化庁の文化芸術による子どもの育成事業~
~児童が歌やダンスで共演し舞台芸術を堪能~

山梨学院小学校は、文化庁の「文化芸術による子供育成事業」として「オペラ」の公演鑑賞(本公演)を11月16日、山梨学院メモリアルホールで実施した。この公演は、文化庁の全国巡回事業として企画され、優れた舞台芸術の鑑賞を通じ、子どもたちの発想力やコミュニケーション能力の育成、芸術鑑賞能力の向上などを目的に開催。本公演に先立ち、9月には事前学習として共演する2年生の代表児童らが、歌や演劇、ダンスのワークショップを行った。本公演は、全校児童約420名が参加し、日本初のオペラ公演団体の「藤原歌劇団」が『助けて!助けて!宇宙人がやってきた!』を上演。途中の校歌を歌う場面では、全校生徒が合唱で参加。また、事前ワークショップで学んだ2年生の代表児童が歌やダンスで共演しオペラを体感。児童らは、プロの声量や音楽と照明の融合などに圧倒され、間近で展開されるオペラの世界を堪能していた。

文化庁では、主催事業として「文化芸術による子供の育成事業」を音楽・演劇・伝統芸能などの文化芸術団体と協力し、全国の小・中学校で巡回公演事業などを行っている。この事業は、一流の文化芸術団体が、優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供することで、子どもたちの豊かな創造力・想像力や思考力、コミュニケーション能力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成し、芸術鑑賞能力の向上、優れた文化芸術の創造に資することを目的としている。山梨学院小学校では、これまで、「日本舞踊」と「寄席」のワークショップや公演が行われ、今回の「オペラ」は3回目。会場となったメモリアルホールには、音響機材や特設照明、舞台装置などが組まれ、普段とは違う様子に児童らは緊張しながらもワクワク感を持って開演を待ち望んだ。公演が始まると目を輝かせながら舞台を見つめ、プロの声量や楽器の生演奏、照明技術などに圧倒され、コミカルな場面では声を出して笑い、オペラを楽しんだ。公演の途中では、全校児童が舞台演出として校歌を合唱したり、2年生の代表児童が歌やダンスで参加。鑑賞だけでなく、参加・共演することで、舞台芸術を身近に感じ、様々な文化的・芸術的要素が詰まったオペラの世界を堪能していた。最後に代表の児童が「素晴らしい公演をありがとうございました。きょう、皆さんの歌声や劇を見て、その迫力に圧倒されました。私自身これまでオペラに触れる機会はあまりありませんでしたが、これを機会にまたオペラを見たくなりました。会場にいるみんなも同じ気持ちだと思います。本当にありがとうございました」とお礼を述べ閉幕した。

文・カメラ(Y.Y)2018.11.16

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