山梨学院パブリシティセンター

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●子育て支援事業「お父さんとあそぼう」
~親子が協力してゴム動力のおもちゃを制作~
~造形活動を通じ、親子のきずなを深める~

山梨学院幼稚園子育て支援センターは11月17日、親子体験講座として子育て支援事業「お父さんとあそぼう」を山梨学院幼稚園で開催した。この講座は、子育て支援事業の一環として日頃忙しい父親と休日のひとときを子どもと一緒に楽しむことを目的に平成18年にスタート。今年は、ゴムを動力として進む「ビュンビュンカート」と名付けられた手作りおもちゃを親子で制作。山梨学院短期大学保育科の伊藤美輝教授が講師となり、短大保育科の学生が制作補助として参加した37組の親子をサポートした。普段お父さんと工作をする機会が少ない子どもたちも多く、真剣な表情で一緒に工作を楽しんでいた。制作後には実際にカートを走らせ、上手に進むと子どもたちは満面の笑顔を見せていた。親子は、造形活動を通じ、休日のひとときを楽しみ、改めて親子のきずなを深めていた。

「お父さんとあそぼう」では、毎年、山梨学院短期大学保育科の伊藤美輝教授講師となり、親子で手作りおもちゃを制作し、休日のひとときを楽しんでいる。また、この講座では、子どもたちのモノ作りへの興味・関心を高め、造形意欲を高めることも目的にしている。今年は、ホームセンターで簡単に手に入るプラスチック段ボール(プラダン)を主な材料としておもちゃを制作。親子は伊藤教授の説明や学生の補助を受け工作に取り組んだ。近年、「ミニ四駆」ブームが再再度到来しており、少年時代に「ミニ四駆」をはじめ、プラモデルに熱中したお父さんたちも多く、嬉々として作業を進めた。タイヤのシャフトやプラダンの端材など尖った部品も多いため、全体の組み立ては保護者が担当し、土台(シャーシ)やマストの色付けやデザインを子どもたちが担当。普段お父さんと工作をする機会が少ない子どもたちも多く、真剣な表情で一緒に作品作りを楽しんでいた。時折、デザインなど顔を寄せ合って相談する姿も見受けられ、親子は協力して世界に一つだけの手作りおもちゃを完成させた。完成後はスカイホールで実際に走らせてみて、友達と競争させたりと笑顔で手作りカートを楽しんだ。親子は造形活動を通じ、モノ作りの楽しさとともに親子のきずなを深めていた。

文(Y.Y)、写真提供(山梨学院幼稚園)2018.11.19

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