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●大東文化大と連携協力包括協定締結
~山学大が県外の大学との連携協定は初めて~
~両大学の教育研究活動の活性化に期待~

山梨学院大学と大東文化大学は12月10日、連携協力に関する包括協定を締結・調印した。調印式は大東大で行われ、大東大の門脇廣文学長、山学大の古屋光司学長とともに両大学の関係する副学長や学部長が出席。門脇学長、古屋学長が協定書に署名・調印し、協定が締結された。両大学の設置学部や注力するカレッジスポーツ振興、国際化など共通している部分もあり、協定は両大学の教育研究活動の活性化や内部質保証の向上を目的に、学生の単位互換や教職員の相互派遣、FD・SD研修、共同研究などが連携事項に示されている。山学大の県外大学との連携協定締結は初めてで、大東大も国内の大学間連携は初の試み。締結後には、両大学の関係者による意見交換が行われ、大学経営や教育課程、外国語教育、キャリア教育などについて議論を深めた。

調印式は午後3時から行われ、大東大からは門脇廣文学長、高橋進学務局長ほか副学長やスポーツ・健康科学部長などが出席。山学大からは古屋光司学長、丸山正次副学長、遠藤俊郎スポーツ科学部長、下田正二郎カレッジスポーツセンター長が出席。関係者が見守る中、門脇学長、古屋学長が協定書に署名・調印し協定を締結した。締結後、大東大の門脇廣文学長は「本学は今年95周年を迎え、100周年へのカウントダウンが始まっております。国内の大学間協定は初めての試みで、本学にとって大変有意義で記念すべき協定であると思っております。本学と山梨学院大学さんの教育理念・教育目標などで共通する部分も多く、両校のそれぞれの強み・特色・共通点を活かしながらシナジー効果が出る協定となるよう期待しています。1+1が2ではなく、3にも4にもなるような協力関係が構築できればと思います。まずは、お互いの強みであるスポーツ関係での単位互換からはじめ、さらに領域を広め、密接な協力関係を続けていけたらと思います」と語り、山学大の古屋光司学長は「歴史と伝統のある大東文化大学さんと提携できることを大変光栄に思います。日本の大学が直面している課題は、大都市も地方も同じ所があり、本学が掲げる「全学的国際化」と「教育の質的転換」の二大ビジョンと大東文化大学さんの「DAITO VISION 2023」と合致する部分が大いにあります。これを学内の教職員の知見だけでなく、同じ方向を向いている大学と一緒になって大学改革を進めていける機会をいただき、非常に嬉しく思います。学術分野に加え、スポーツ振興の分野でもお互いに情報交換を行い、お互いの知見を活かせる領域がたくさんあると思いますので、それを活かして具体的な改革へとつながるよう期待しています」と挨拶した。協定は、両大学の教育研究活動の活性化や内部質保証の向上を目的に締結。具体的には、学生の単位互換や相互交流、教職員の相互派遣・交流、FD・SD研修、共同研究の実施、国際交流やグローバル化、スポーツ振興など24項目を想定。すでに学生交流・単位互換の項目について連携が検討されており、今後は徐々に協力分野・領域を広げ、強固な関係を構築し、両大学のさらなる活性化を目指すこととしている。調印式後には両大学の関係者による意見交換会が催され、昨今の国内・国際情勢の変化からくる大学経営のあり方や教育課程の編成、学部再編、スポーツ振興、外国語教育、キャリア教育などについて議論を交わした。

文・カメラ(Y.Y)2018.12.11

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