●2018全国高校駅伝競走大会 壮行会
~山梨学院高生徒、教職員全員で選手を激励~
~男女駅伝部18回目の全国大会。健闘を誓う~
12月12日、山梨学院高校前庭で2018年度「全国高等学校駅伝競走大会」の壮行会が開かれた。山梨学院高男子駅伝部は10月27日に行われた全国高校駅伝山梨県予選で8年連続18回目、女子は10年連続18回目の優勝を飾り、全国高等学校駅伝競走大会の出場権を獲得。また、11月18日の関東大会では女子が劇的接戦を制し優勝を飾り2連覇を達成した。昨年準優勝の男子は14位となった。壮行会は、午後1時、吹奏楽部が演奏する曲に合わせ、向かって左側より男子が橘田大河主将を先頭に登録選手10人(欠席1人)が入場。右側から女子駅伝部・眞田ひまり主将を先頭に登録選手8人が入場。約1,000人の全校生徒、教職員が迎える中、前庭に設置されたひな壇に並んだ。初めに山内紀幸校長が挨拶。生徒を代表して生徒会・井上小粋会長が激励の言葉を述べた。それに応え、男女主将が選手を代表して健闘を誓った。男女駅伝部は12月23日、山梨県と母校の名誉を懸けて都大路を駆け抜ける。
12月23日に師走の京都で開催される2018年度「男子第69回・女子第30回全国高校駅伝競走大会」に先立ち、山梨学院高校で12月12日、出場する男女駅伝部の壮行会が行われた。全校生徒約1000人と教職員が拍手で迎える中、男子登録選手10人(欠席1人)は左側、女子登録選手8人は右側より入場した。初めに挨拶に立った山内紀幸校長は「女子は、トラックのデッドヒートを制して関東大会に優勝しました。この勢いを持って、今まで先輩たちが成し遂げることができなかった全国優勝を目指して京都の町を走り抜けてください。男子は入賞を目指し、都大路を走り抜けてほしい。生徒会、吹奏楽部、チアリーダー部は応援に行きますが、是非皆さんはテレビ、ラジオで彼らの応援をしていただき、その応援の風を選手の皆さんは背中に受けて走り抜けてほしい」と述べた。続いて来賓の激励や紹介が行われ、その内、内藤毅PTA会長は「今年も熱い冬がやってきました。都大路に思いを込めた襷が集結します。いくつもの困難を乗り越え、それでもたどり着いた夢の都大路。“この襷だけは絶対につないで見せる”。それぞれの思いは古都・京都で実を結びます。笑顔でのゴールを期待します」と激励。井上小粋生徒会長は「毎日厳しい練習を積み重ねながらここまで来た駅伝部の皆さんは、本当に私たちの誇りであり尊敬する仲間です。女子の皆さんは関東大会での錦城高校との激戦を胸に京都でのさらなる飛躍を期待します。男子の皆さんは、5年前の再来を目指して京都ではすべてをこの日にぶつけてきてください。生徒の皆さんは京都へ届くような応援をお願いします」と激励の言葉を述べた。
次に男女駅伝部を代表して乗末達也駅伝部コーチが挨拶の後、男子登録選手10人と女子登録選手の8人を紹介した。続いて生徒会から男女駅伝部に千羽鶴と花束が贈呈され、激励に応え男子駅伝部橘田大河主将は「男子駅伝部はこの1年間、昨年を超えること、全国大会8位入賞を目標に練習に励んできました。今年はさまざまな困難や苦悩があり、一時はチームがバラバラになってしまったこともありました。しかし、毎日ミーティングを重ねたことにより一人一人がチームのことを考えるようになり練習に取り組む姿勢も変わっていきました。全国大会まで残り2週間を切り、これまで支えてくれた方々への感謝の気持ちを忘れずに都大路の舞台で100%の力が発揮できるように頑張ってきます」と述べ、女子駅伝部・眞田ひまり主将が「4月から新チーム11人でスタートして早いもので9カ月が経ち全国大会まで2週間となりました。今年の11月に行われた関東駅伝では、接戦を制し優勝したことでチーム全体で自信を持つことができました。全国大会ではこれまで支援してくれたたくさんの方々に感謝し、各自がすべての力を出し切ることを目標に都大路を駆け抜けたいと思います」とそれぞれ健闘を誓った。
最後に応援団、吹奏楽部、チアリーダー部を中心に生徒、教職員全員で校歌斉唱、応援団部長の大澤真由さんと副部長の小野成実さんの応援号令の下、『突撃のテーマ』で男女駅伝部を全国大会の大舞台へ送り出した。
◆《男女登録選手 男子7区間7人出場、女子5区間5人出場》
男子登録選手 | 女子登録選手 |
◎ 橘田 大河 (3年) | ◎ 眞田 ひまり(3年) |
○ 安東 竜平 (3年) | ○ 小笠原 朱里(3年) |
○ 清水 陽斗(3年) | ○ 伊藤 夢 (2年) |
○ 鈴木 優允(3年) | ○ 米原 千尋(2年) |
○ 平松 幸記 (3年) | ○ 川下 玲奈(2年) |
○ 飯澤 千翔 (3年) | ○ 平塚 莉珠(2年) |
○ 加藤 聡太 (2年) | ○ 鬼頭 このみ(1年) |
○ 漆畑 徳輝(2年) | ○ 渡辺 萌梨 (1年) |
○ 志津 優騎 (2年) | |
○ 額賀 稜平(2年) | ◎主将 |
全国高校駅伝(京都・西京極陸上競技場発着)は12月23日、男子7区間42.195km、女子5区間21.0795kmで都道府県大会優勝校男女各47校、その内女子は第30回記念大会により地区代表校11校を加えた58校で争われる。女子は10時20分、男子は12時30分にスタート。師走の都大路で熱戦が繰り広げられる。
文(K.F) カメラ(藤原稔) 2018.12.12