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●2018ドリームケーキプロジェクト 表彰式
~山学短大・山梨中銀連携事業で子どもの夢実現~
~絵で描いた「夢のケーキ」を忠実に再現~

山梨学院短期大学と山梨中央銀行の連携事業「第7回ドリームケーキプロジェクト」の表彰式が12月8日、山梨学院短期大学スイーツスタジオで行われた。この連携事業は、子どもたちが食べてみたいと思う、「夢のケーキ」の絵を応募してもらい、山学短大食物栄養科パティシエコースの学生が受賞作を本物のケーキに再現するプロジェクト。2012年から行われている「ドリームケーキプロジェクト」は、学生たちが実際に創作することで子どもたちに夢が実現する喜びを感じてもらうため、食育につなげることを目的にしている。プロジェクトが始まった2012年は約300枚だった応募も今年度は7回目となり約700枚と大幅に増えた。今回も山梨中央銀行の県内全店で絵の募集が行われ、応募作品の中から絵の選考を経て、最高賞「ドリームケーキ大賞」を獲得した南アルプス市落合小学校4年の塩澤愛央さんの作品、「ハートのいちごケーキ」など、受賞3作品の製作が12月8日の午前中に行われた。午後からは受賞者3人の子どもたちを山梨学院短大スイーツスタジオに招き、表彰式が行われ、忠実に再現された本物のケーキがプレゼントされた。

今年の「ドリームケーキ大賞」に南アルプス市立落合小学校4年の塩澤愛央さんの「ハートのいちごケーキ」、「未来のパティシエ賞」は市川三郷町立三珠保育所の相原誠太くん(6歳)の「ライオンケーキ」、「山梨中央銀行賞」には南アルプス市立南湖小学校3年の丹澤真衣の「チョコねこ&白ねこケーキ」の3作品に決まった。

パティシエコースの1年生23人の学生たちは、事前に自分たちが作るケーキの審査を行い、約700点の絵の中から対象となる3作品を選び出し、素材の手配と準備を進め表彰式当日の8日午前中に製作を行った。ドリームケーキ大賞を受賞した塩澤愛央さんの「ハートのイチゴケーキ」は、チョコクリームやイチゴの生クリームで土台を作り、その上にチョコのスポンジをあしらい、土台の上にハート型イチゴを飾り付け、動物たちがハートに囲またかわいらしさを演出した。保育所に通う相原誠太くんの「ライオンケーキ」は、スポンジ全体を生クリーム、練乳クリームでコーティング、上にはゼリーを細かくつぶし顔の土台にした。その輪郭の周りにはイチゴをたてがみのごとく配置、果物とホワイトチョコでユーモアのある力強いライオンの顔に仕上げた。丹澤真衣さんの「チョコねこ&白ねこケーキ」は2段の土台にチョコクリームと生クリームを半分均等にし、ホワイト、ビターチョコや果物で2匹の猫が抱き合っているような愛くるしいケーキを完成させた。学生たちはアイディアを出し合い、工夫を凝らし3作品を作り上げた。

午後から短大スイーツスタジオ2階で表彰式が行われ、山内淳子短大学長と山寺雅彦山梨中央銀行営業統括部長が主催者挨拶を行い、そのうち山内淳子短大学長は「皆さんのような小学生や保育園生が描いてくださる夢のケーキの絵が、山梨学院短期大学で将来、パティシエを目指して学んでいる学生のお姉さんやお兄さんたち、私たち大人たちもとっても素敵だと思いました。このプロジェクトは、皆さんのようにとても純粋なきれいな心を持って思い描たものが本物になる、夢が本当になるという喜びを感じてほしいと思っているからです。今回は、約700人もの子どもたちが夢のケーキを描いてくれました。その中でたった3人が選ばれたのが皆さんです。オリンピックでメダルをもらうようなものですね。学生のお姉さんたちは本当に素敵なケーキができたらいいなという思いで一生懸命頑張りました。どんなケーキに仕上がっているか楽しみにしてください」と挨拶した。続いて各賞の発表と表彰が行われた。受賞した3人に絵の縮小写真をはめ込んだ特製のオリジナル表彰楯がそれぞれ贈られた。この日は、山梨中央銀行のキャラクター『スポーティングベア』もお祝いに駆け付け、みんなで記念撮影を行い、その後、完成した3作品がお披露目された。作品はいずれも色鮮やかで独創性豊かな夢がたくさん詰まった作品に仕上がり、会場から大きな拍手が起こった。3人は自分が考えた夢のケーキが形になり、驚きとうれしさで目を輝かせていた。

子どもたちが描いた「食べてみたいケーキの絵」全作品の内、入賞した3点と山梨学院短大、山梨中央銀行で選考した30点を12月21日まで山梨中央銀行本店営業部1階ロビーで展示する。

文・写真処理(K.F) 写真提供(山梨学院短期大学) 2018.12.18

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