山梨学院パブリシティセンター

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●センバツ甲子園出場決定
~山梨学院に5年ぶり3回目の吉報届く~
~選手は、歓喜のガッツポーズで勝利を誓う~

3月23日から阪神甲子園球場で開かれる「第91回選抜高校野球大会」の出場を決める選考委員会が1月25日、大阪市内で開かれ一般選考29校、21世紀枠3校の32校が決定した。昨秋の関東大会ベスト4に入り出場が確実視されていた山梨学院高校にも吉報が届いた。山梨学院広報スタジオに特設の電話が設けられ、多くのメディアが待ち受ける中、大会本部からの電話が鳴ったのは午後3時13分。山内紀幸校長が電話を受け取り「ありがとうございます。謹んでお受けいたします」と答えた。その後、広報スタジオで出場決定記者会見が行われ、出席した山内校長、松崎将野球部部長、吉田洸二野球部監督がそれぞれ挨拶、記者との質疑応答が行われた。記者会見終了後には、砂田野球場に場所を移し、報告を待っていた1,2年生部員に山内校長から出場決定が伝えられた。選手たちは、大勢のメディアのカメラの前で何度もガッツポーズを決め喜びを表した。山梨学院は、昨年3年連続夏の甲子園に出場を果たし、センバツ出場は1994年、2014年以来5年ぶり3回目。春夏通算11度目となる。大会は3月23日~4月3日まで12日間。

山梨学院高校は、昨秋の山梨県大会で準優勝し、山梨2位代表で関東大会に出場した。大会では、1回戦を千葉1位代表の中央学院高相手に7-2で勝利。準々決勝では群馬1位代表の強敵、前橋育英高に9-1で圧勝、準決勝に進むも埼玉1位代表の春日部共栄高に1-2で敗れ惜しくも決勝には進めなかったものの、ベスト4の結果を残しセンバツ出場が確実視されていた。選考会委員会では、関東・東京地区から6校が選出され、関東大会優勝の桐蔭学園高(神奈川)、準優勝の春日部共栄高(埼玉)、習志野高(千葉)、横浜高(神奈川)とともに関東地区代表として選出された。また、東京地区優勝の国士館高が選ばれた。

記者会見で山内紀幸校長は「山梨県だけではなく関東の代表として精一杯見ている人たちに感動を与えられるようなプレーをしてもらいたいと願っています」と挨拶した。続いて松崎将野球部部長は「昨夏の第100回全国大会に続き連続して春のセンバツ甲子園に選出していただいたことは極めて光栄です。100回大会に出場した選手も多く、夏は悔しい負けを味い、必ず甲子園に戻って夏の悔しさを晴らしたいと言っておりました。春も関東の代表として責任を持って良い結果を出せるように頑張りたい」と述べた。また、吉田洸二監督は「我々指導者は、毎年のように甲子園に向けてトライすることができますが選手にとっては、限られた回数しかトライできません。その中で4000校以上ある中で32校しか選ばれないセンバツに選んでいただいたことは大変うれしく思います」と挨拶した。続けて質疑応答に入り、選手にどんな試合をしてほしいかの質問に吉田監督は「秋の関東大会の精神状態とプレーがもう一度甲子園という舞台でやってもらえれば勝っても負けても満足のいく大会になると思います」。さらに「レベルの高い関東の中で選出されたということは、チームにとっては甲子園に何度か選ばれることによって今後さらに目標をアップでき、ここで夏に出場してもう一度春に出られ、チームに意識のレベルアップに大きな意味を持つのではないかと思います」と述べ、鍵になる選手になるのはの質問には、「投手は抽選会が終わってから決めようと思います。打線は、昨年からレギュラーであった甲子園を経験している菅野、相澤、野村の3人が経験を生かしてチームメイトを引っ張る活躍をしてくれたらチームも本来の動きができると思います」と期待を寄せる。最後に目標を尋ねられると。「自分たちの学校の最高成績(1大会2勝)を破って、それから次の目標があると思うので、まずは自分たちの殻を破ることに全力で取り組みたい」と力強く語った。

続いて、場所を野球部員53人が待つ砂田野球場に移し「出場決定報告会」が行われた。整列した部員を前に山内紀幸校長は「15時13分に選考委員会事務局から連絡があり、満場一致で出場決定の報告がありました。おめでとうございます。皆さんにとっては高校3年間に2回しか出場のチャンスがない貴重なチャンスをものにしたので体調管理をしっかりして万全のコンディションで見ている人に感動を与えるような溌剌としたプレーで学校の球史を更新してほしい」と激励した。選手たちは、「山学ビックウエーブ巻き起こすぞ!」とガッツポーズで喜びを体全体で表した。相澤利俊主将(2年)は「新チームからセンバツ出場を目標としてやってきたので、練習の成果が出てうれしいです。ずば抜けた力があるチームではないですけど全員野球でチームワークの良さで甲子園で勝負したい」と話した。関東大会で2試合連続本塁打を放ち、ベスト4に貢献した主砲の野村健太選手(2年)は「チャンスで自分の打撃ができれば。関東大会ではミスショットが多かったのでそこを改善したい。ホームランも欲しいですけどランナーがいる時にどんなヒットでもいいので返すことを心掛けたい」と意気込みを語った。もう一人の主軸菅野秀斗選手(2年)は「うれしいです。自分はつなぎ役だと思っているので3番、4番の前でチャンスを広げるバッティングをしたいと思います。打率の目標としては5割を打ちたいのとホームランを1本打ちたいです」と2か月後の大会に思いを馳せた。

第91回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会は3月15日。大会は3月23日から4月3日まで12日間にわたり阪神甲子園球場で熱戦が繰り広げられる。

文(K.F) カメラ(平川大雪 Y.Y) 2019.1.25

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