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●山梨学院スチューデンツオブザイヤー賞表彰式
~山梨学院の名を高めた個人20人、3団体表彰~
~受賞者は担当教授や指導者と喜びを共にした~

山梨学院2018年度「スチューデンツ オブ ザ イヤー賞」の今年度の表彰式が3月14日、キャンパスセンター2階のシーズシアターで行われた。「スチューデンツ オブ ザ イヤー賞」は、正課及び課外活動で特にすぐれた実績を挙げ、山梨学院の名声を高めた個人や団体を表彰し、その活動をより一層奨励することを目的とする制度で平成9年度に創設された。学術、文化芸術、スポーツ、資格、社会活動などの部門に分かれ、今年度は大学院から個人1人、大学から個人17人・団体1、短期大学から個人2人・2団体が選ばれた。学術部門では修士・卒業論文優秀者、学科の特性を活かした社会活動、団体活動などで優れた実績を残した学生や団体、スポーツ部門では国際大会、ユニバーシアード、インカレなど国内外の大会で優れた成績を挙げた選手が表彰された。表彰式では、大学・大学院は丸山正次副学長、短大は山内淳子学長から受賞者一人ひとりに賞状と記念品が授与された。会場には担当教授や指導者、保護者など多くが集まり、受賞の喜びを共にした。なお、ともに選考された「創立者古屋賞」受賞者3人については、15日の合同卒業式で表彰される。

「スチューデンツ オブ ザ イヤー賞」の表彰式は、受賞者や指導教員や恩師、保護者などが出席し行われた。初めに三神正一郎選考委員長・法学部法学科教授が選考課程と選考基準を説明。挨拶で「今日受賞したことに満足せず、通過点であると考えてこれからもさらなる成長、自己研鑽を積んで素晴らしい活躍をしていただきたい」と述べた。続いて「スチューデンツ オブ ザ イヤー賞」の表彰式に移り、受賞者はそれぞれ、呼名され、大学院・大学の受賞者18人(学術部門7人、スポーツ部門11人)と1団体には丸山正次大学副学長より、短大の受賞者2人(学術部門1人、資格1人)と2団体には山内淳子短大学長より、一人ひとり表彰状と記念品が授与された。続いて丸山正次副学長が受賞者に向け、「皆さんは今日良い評判を勝ち取りました。良い評判は自分の力だけでは取れないのです。他の人が評価したのです。そこが重要です。ですから君たちは良いものを持っているのだという自信を持って生きられるとその人にとってチャンスは無限大に広がります。今日皆さんは、その評価を持ったわけですので、これを糧に今日の日を境にさらに自分のブランディングを広げていってほしい」と激励の言葉を述べた。それに応えて、「スチューデンツ オブ ザ イヤー賞」の受賞者を代表して修士論文で受賞した若尾直子さん(大学院社会科学研究科2年)は受賞した修士論文、「当事者参画と公共政策~がん対策策定過程を中心として」をテーマに自身ががん当事者の立場から社会を動かすためには、がん当事者の視点が大事と。「社会を動かすうえでの学びでした。そしてこの学びを得るために大学院で学びの機会を得ることができました。ここの中でただの患者の感想文ではなく、社会を動かす公共政策としてのがん医療に患者の視点を入れることを論文として書き上げることにご尽力をいただいた私の指導教授や支えてくれた他の先生に心から感謝します」と謝意を述べた。表彰式後は、担当教授や指導者、仲間と笑顔で記念写真に納まっていた。

若尾直子さんは「私が社会に関心を持つようになったのは、私自身のがんの罹患がきっかけで山梨学院の社会科学研究科に入学しました。まったくの素人の私がまさかこの賞に輝けるとは思っていなかったので外川先生初め皆さんに感謝を申し上げる気持ちでいっぱいです。でもこれに満足せず、もう少し磨きを懸けたいなと思っています。もちろん活動を続けます」と笑顔で話した。2018年度全日本学生ホッケー選手権(インカレ)で主将として4年連続6回目の優勝に導いた千葉健寛さん(経営情報学部4年)は「4年間とこの1年間を振り返りながら今年の4年目が濃い1年間になったなと思います。もちろん1年から3年までも頑張ってきましたが、4年目の頑張り方を少し変えてみたりして、それが結果につながったので自分的にはうれしいです」。社会人の強豪チームに進み「今年もいただいたのですけど日本リーグのベストイレブンを受賞できたので次も受賞できるように頑張りながらチームとしても日本一に貢献できれば」と意気込みを語った。短期大学で団体活動を受賞した食物栄養科パティシエコースは、名称変更後の1期生として本コースをさらに発展させる活動を行なってきたことが評価され受賞した。代表の塩谷智子さん(2年)は「食べまくった2年間でした」と笑う。「実習でも家でも作って食べていたし、もともと作ることが好きでそういう仕事につきたくてここに来たので、身につけたかった知識や技術は確実につけられました」。卒業後は、甲府市内のケーキ屋に就職するという。

なお、「創立者古屋賞」を受賞した柔道部新添左季さん、ホッケー部高野雄介さん、レスリング部藤波勇飛さん(当日はワールドカップ出場のため欠席)の3人は明日執り行われる合同卒業式で表彰状と記念品が授与される。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2019.3.14
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