山梨学院パブリシティセンター

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●第91回選抜高等学校野球大会
~ 山梨学院センバツ甲子園練習 ~
~ 甲子園の雰囲気を確り感じる ~

山梨学院は3月19日、雨天のため甲子園球場での練習は中止となり、三塁アルプス席側の室内練習場で練習を行った。山梨学院は午前6時ごろ、奈良県にある奈良学園大学の室内練習場で打撃練習などを行った。その後、選手たちは甲子園に選手専用バスで移動し、12時半から1時半までの1時間、憧れの甲子園の室内練習場での練習に臨んだ。最初の30分間はサインプレーを入念に行い、報道陣公開時間の残り30分間はバントやバスターなどの打撃練習。また、梯子状に編んだロープを地面に敷き、その上を飛んだり跳ねたりして敏捷性を養うラダートレーニングに汗を流した。選手たちは甲子園の雰囲気を楽しみながらも試合を睨んだ充実した時間を過ごした。

▷午前中に行われた打撃練習を見て吉田洸二監督は「今日は雨が降り外での打撃練習ができなかったので、奈良学園大学の室内練習場でマシンを2箇所、手投げ1箇所で打撃練習を行った。マシンは初戦の相手投手の報道されているスピードより若干高めに設定して、選手に打ち込を行わせた」。チームの調子が上がっている中でも、関東大会の「好調を維持している4番 野村健太(2年)、5番 相澤利俊(2年)、3番 菅野秀斗(2年)は、鋭い当たりを放っていた。今年になってバッティングに粘り強さが出ている1番 渡邉嵩馬(1年)も光った」と目を輝かせた。これからの練習について「夏と違つて選手は、体力の回復が早いので、夏の大会に比べて練習を強化したい。具体的には、ホテルの食事は栄養価が高いので、走り込みなどで選手を追い込み太りすぎないように指導していきたい」。さらに「指導上で、一番怖いことはバント練習やノックなどで、ちょっとした怪我をさせてしまい、ベストメンバーで戦えなくしてしまうこと。このようなことが起きないように、細心の注意を払って鍛えて行きたい」と頷いた。甲子園練習について「全てのチームが同じ条件なので」とこだわりはない。初戦の相手チームについて「今日の夜から、首脳陣とスタッフで相手の特徴などを映像や資料などで研究し、初戦突破を目指します」ときっぱり、初戦に照準を合わせていた。
▷甲子園練習を終えて相澤利俊主将は「今日、天候が悪く球場練習はできませんでしたが、球場の中に実際入ることはできたので、選手はいつものプレーができるようにと球場の雰囲気などは確り感じとったと思います。夏の経験者が4名いますので、、、」と周りの不安をよそに笑顔で答えた。
▷20日は10時から正午まで大阪府の箕面学園高等学校グラウンドで割当練習を行う予定。
▷山学は大会第3日目(25日)の第3試合で札幌第一と対戦する。
 
文・カメラ(H.K)2019.3.19


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