山梨学院パブリシティセンター

HOME

山梨学院パブリシティセンターニュースファイルイメージ画像

●国際学生寮「YGU HOUSE」竣工
~入居者同士の“交流”をテーマに設計~
~日常生活を通じグローバルな感性を養う~

山梨学院大学が整備を進めてきた国際学生寮「YGU HOUSE」の竣工式が3月25日に行われた。山梨学院大学では、2016年に創立70周年を迎え、「全学的国際化」と「教育の質的転換」を大学の二大ビジョンに掲げ、海外の教育機関との連携や積極的な留学生の受け入れ、カリキュラム改革などを推進し、社会が求める人材の育成を行っている。今年度は今後の留学生増加を見込み、留学生に安心して暮らせる快適な住居環境の提供を目的に国際学生寮の整備を行った。新築竣工した「YGU HOUSE」は地上6階建てで、1階に交流ゾーンやスポーツスタジオがあり、2階から6階部分が住居スペース(個人居室・コミュニティゾーン等)となっている。「YGU HOUSE」は、留学生だけでなく、日本人学生も入居することにより、留学生と日本人学生が共に生活し、学びあいすることを通じて、国際交流を促進するための教育寮としての機能を果たすことも期待されている。
 
「YGU HOUSE」の竣工式は午前10時から山梨学院関係者、工事・施工関係者、近隣自治会関係者などが参列して挙行された。竣工式に続き、施設・設備の内覧が行われ、関係者が様々な創意・工夫が施された寮内を見学した。「YGU HOUSE」はキャンパス西側の砂田町・城東バイパス(城東大橋)南側に位置し、昨年7月に着工。地上6階の鉄筋コンクリート造りで、1階には交流ゾーンやスポーツスタジオのほか、屋外には3×3のバスケットボールコートも設置されている。各居室や屋上からは、富士山や南アルプスの雄大な山々を望むこともできる。定員は90人で2階から6階が住居スペースになっており、各自の部屋は個室で、9人で1ユニットを構成し、それぞれにシャワー室やトイレ、ランドリーゾーンなどが備わり、建物東西に1ユニットずつ配置されている。中央には東西のユニットが合体したリビングダイニングがおかれ、調理や食事といった交流を通じ、相互理解や国際感覚の醸成が図られる。
 
内覧後の直会で挨拶に立った古屋光司理事長は「入居者のうち30%は日本人学生を予定しています。ここを単に留学生の生活の場にするのではなく、日本人と留学生が交流してお互いの国のことを理解して、国際的な視野をつける“教育寮”をコンセプトにしています。日本人学生がこの国際寮に価値を見出してくれるか心配でしたが、新年度から約30人の日本人学生の入寮が決まっており、本格的に交流が促進することを期待しています」と述べ、留学生事業検討プロジェクトチームリーダーの張華准教授は「留学生プロジェクトとしては、ようやく1歩を踏み出せました。「YGU HOUSE」は留学生が楽しく充実した留学生活が送れるようにする生活支援の場でもあります。日本人学生も3割入居し、交流が活発に行われ、スポーツスタジオやバスケットコートもありますので、日々の勉強に加え、スポーツを通じた交流・留学生活を送っていただきたいと思います」と語った。
 
「YGU HOUSE」は今春から新たに外国人留学生・日本人学生を迎えスタートする。「YGU HOUSE」の一貫したテーマは『交流』。様々な文化や価値観を共有し、日常生活を通じ国際感覚を養い、グローバル社会に通用する人材の育成が期待される。
文・カメラ(Y.Y)2019.3.27

| アルバム1 |