●タイ・カセサート大と学術交流協定締結
~スポーツ科学分野での連携を確認~
~競技スポーツでの相互交流も期待~
山梨学院大学とタイ・カセサート大学スポーツ科学部は4月19日、学術交流協定を締結した。カセサート大学とはすでに2015年に人文学部と協定を締結しており、山学大スポーツ科学部が完成年度を迎えた今回、スポーツ科学分野での新たな協定締結となった。協定締結式は山学大で行われ、山学大の古屋光司学長、遠藤俊郎スポーツ科学部長、カセサート大スポーツ科学部のシリポン・サシモントンクン学部長、サラユット・ノイカーセム副学部長らが出席。古屋学長・シリポン学部長が協定書に署名し、協定が締結された。今後は、相互の強みを活かしたアクティブな交流が期待されている。
カセサート大学は、タイ・バンコクにある国立大学で国内トップ5に入る名門大学。カセサート大とは2015年に人文学部と学術交流協定を締結し、山学大にも交換留学生が在籍し、相互交流が図られている。また、タイはアジアの中でも発展が著しく、スポーツについても国民全体が親しみ非常に盛んな国となっており、今年度、山学大のスポーツ科学部が開設4年目の完成年度を迎えたことからスポーツ科学分野で新たに協定を締結することとなった。
山学大の古屋光司学長は「これまで海外の色々な大学と交流協定を締結してきました。しっかりと教育効果や意義を検証し、プログラム化を行い、学生や教員のいろいろな活動がアクティブな交流になると非常にうれしく思います」と挨拶した。これを受け、カセサート大学のシリポン・サシモントンクン学部長は「山梨学院大学とカセサート大学は大学の歴史もほぼ同様で,スポーツ科学部の規模もほぼ同じなのでご縁を感じます。これまで日本の大学では、筑波大学をはじめ、複数の大学と協定を結んでいますが、山梨学院大学ともこれまで以上に学術交流,学生交流,スポーツ交流を推進していきたいと思います」と呼応した。
カセサート大はすでに日本国内の大学と学生・教員の相互交流や共同研究、交換留学などの実績があり、今回の協定締結により、今後は相互の学生が両国のスポーツイベントの運営について学ぶ機会を設けたり、共同プロジェクトの実施、カレッジスポーツにおける指導者・選手間交流など、相互の強みを活かした交流が予定されている。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2019.4.22