山梨学院パブリシティセンター

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●第101回全国高等学校野球選手権山梨県大会壮行会
~夏の甲子園へ千羽鶴と花束で激励と祈願~
~必ず甲子園1回でも多く校歌を歌いたい~

山梨学院高校生徒会は7月3日、同校体育館で第101回全国高等学校野球選手権山梨県大会に出場する野球部の選手壮行会を行った。4年連続9回目の出場を目指す山梨学院は、ユニホーム姿の登録選手ら29名が吹奏楽部の『富士山』にあわせ入場、チアリーダーの華麗なパフォーマンスと全校生徒1,000余名の手拍子に迎えられ壇上へ整列。井上小粋生徒会長が「甲子園出場には、選手を後押しする部員や在校生の応援が必要不可欠。全学で雰囲気を盛り上げていきます」と激励。山内紀幸校長が「まずは、地方大会を勝ち抜き4大会連続出場を祈念します。一球に入魂し、一打席に魂を賭ける。部員たちの全力プレーを期待します」と挨拶。生徒会委員から全校生徒が心を込めて折った祈願の千羽鶴が相澤利俊主将に、激励の花束が菅野秀斗副主将に手渡されると、相澤主将が「春は皆さんの応援が実力以上の力を出させてくれました。感謝の気持ちを込めて自分たちらしくプレーし、甲子園に行き1回でも多く校歌を歌いたい」と決意を表明。第1シードの山梨学院は7月8日山日YBS球場第3試合で初戦2回戦を巨摩高校と行う。

⬛︎夏の甲子園山梨県大会壮行会⬛︎
山梨学院高校生徒会は「甲子園出場に向けた野球部の健闘を祈り、全校一致となって応援するための意識の高揚を図る」ことを目的に、第101回全国高等学校野球選手権山梨県大会壮行会を開催した。
司会の生徒会役員 樋口美月さん(3年)の「これから、第101回全国高等学校野球選手権山梨県大会壮行を始めます。選手の皆様が向かって右側から入場します」の開会の言葉でスタート。4年連続9回目の出場を目指す山梨学院は、ユニホーム姿の登録選手ら29名が吹奏楽部の『富士山』にあわせ入場、チアリーダーの華麗なパフォーマンスと全校生徒1,000余名の手拍子に迎えられ壇上へ整列。
▶︎生徒会の吉田愛里菜さん(2年)が「今回の壮行会は野球部の4年連続甲子園出場を達成してもらうため、夏の県予選を勝ち抜けるよう祈願するものです。生徒の皆様は確り壮行しましょう」とはじめの言葉を述べた。
▶︎続いて、井上小粋生徒会長(3年) が「甲子園に出場するためには、攻撃や守備といった選手が行うプレーのみならず、そうした選手を後押しする部員や在校生の応援が必要不可欠です。生徒一人一人が心を込めて声援を送り、学校全体で雰囲気を盛り上げていきます」と激励。
▶︎山内紀幸校長は「吉田洸二監督と選手は、甲子園の常連校から強豪校になろうと厳しい厳しい練習を重ねてきました。地方大会を勝ち抜く難しさは野球史が物語っています。まずは、地方大会を勝ち抜き、4大会連続出場を祈念します。一球に入魂し、一打席に魂を賭ける。部員たちの全力プレーを期待します」と挨拶。
▶︎鳥居英之野球部部長から雛壇にいる出場選手20名の氏名、学年、ポジション、出身中学校などが背番号順に紹介され、選手一人一人が深々と頭を下げると、全校生徒から惜しみない激励の拍手が送られる。続いて、春の甲子園でも記録員でベンチ入りした梶原茉倫マネージャー(3年)と最後の夏を共にスタンドで戦う3年生8名も紹介され会場から拍手が送られた。
▶︎花束を生徒会の塩沢夏音さんから相澤利俊(3年)主将へ、全校生徒が心を込めて折った千羽鶴を生徒会の角田光(2年)さんから菅野秀斗副主将(3年)へと手渡されると、主将と副主将が笑顔と会釈で謝意を表した。
▶︎野球部主将 相澤利俊(3年)は「春は皆さんの応援が自分たちの実力以上の力を出させてくれました。夏の大会は3年生にとって集大成の大会となります。この2年半、厳しい練習を積み重ねてきましたが、到底一人では乗り越えることはできませんでした。ここにいる仲間や友人、そして両親の支えがあったからこそ、自分たちはたくさんの壁を乗り越えることができました。また、毎日、熱い指導をしてくださった指導者の皆様のお陰で、自分たちはここまで成長できたと思います。支えてくれた全ての方への感謝の気持ちを力に変えて、自分たちらしくプレーし、必ず甲子園に行き1回でも多く校歌を歌いたい。どうか、夏の大会も皆さんの熱い応援で後押しをお願いいたします」とお礼と決意を表明した。
▶︎応援団 平山夏生(3年)のリードで「野球部、選手諸君の健闘を祈って、校歌~」(校歌斉唱)。「フレー、フレー、山学~」。「突撃のテーマ」で応援団、チアリーダーと一般生徒が手拍子で壮行。
▶︎生徒会の清水樹(2年)の「野球応援の開始まで一週間を切っています。1年生は素早く本校の応援方法を覚え、2・3年生は今まで以上に力強い応援ができるようにしましょう。これで壮行会を終わります」のおわりの言葉で、選手ら野球部員が吹奏楽部の『富士山』にあわせ、チアリーダーと全校生徒1,000余名の手拍子で退場した。

⬛︎壮行会終了後のインタビュー⬛︎
応援団 平山夏生団長(3年)は今年1年生が入り10人となった応援団、「春の大会から順調にきている」と頷く。春は山梨県予選から甲子園2試合までと大車輪の活躍だった。「同じクラスに、マネージャーがいる。野球部のために四六時中野球のことを考えて、すごく気合が入っている。応援が、その子や野球部の期待にそえるように、私たちは全力で挑みたい」と力が入る。また「野球応援に当たって、野球部が点をとってくれると全校生徒が熱く盛り上がり、私たちの応援に繋がるので着実に得点してもらいたい、私たちは得点を取ってもらうために精一杯応援したい」と熱く述べた。
チアリーダー部 大澤真珠部長(3年)は「この4月に1年生が入り新体制になり」活況を帯びている。チアリーダー部は「笑顔でエールを届ける部活なので、笑顔と大きな声を出して日々練習をしています」と目を爛々と輝かせる。本番では「全校生徒の声を乗せて、野球部の皆んなの心に届く応援ができるように、26名の部員一同心掛けて臨みたい」と笑顔で溌剌と答える。夏の大会は「私たち3年生も最後の夏の応援になるので、悔いのない応援をしたいと思います」と快活にのべた。
吹奏楽部 坂井さつき部長(3年)は部員65名で「今日は蒸し暑かったが、いい演奏ができて選手の後押しができたかなと思います」と謙虚に答えた。今日の演奏曲は「いつも壮行会では『富士山』で始まって、富士山で終わる感じ。山梨は富士山、日本一になってもらいたいから」と首をかしげる。そのほか「『校歌』と『突撃のテーマ』の3曲を演奏しました」と笑顔で答える。本番では「人の声だけでは大きな球場では声援が届かないので、私たちの楽器を使って、応援の声とともに届けたい」と大きく頷く。「今年は春の大会にプラス新曲4曲、『男の勲章』、広島カープの『飛ばすチャンス』、阪神タイガースの『チャンス襲来』、野球部3年の背番号2番 椙浦元貴の3歳上のお兄さん椙浦光(野球部OB)の曲『the way I am』を追加し、春よりバージョンアップしているので野球部には頑張ってもらいたいです」と健気に述べた。
▶︎夏の甲子園県大会は7月7日に開幕し24日までの日程で、山日YBS球場(小瀬スポーツ公園)と富士北麓球場で行われる。第1シードの山梨学院は応援席は全て一塁側。初戦は7月8日(大会2日目)小瀬球場第3試合で巨摩高校と行う。山梨学院は8月6日(火)阪神甲子園球場(兵庫県)で開幕する第101回全国高等学校野球選手権大会に山梨代表として4年9度目の出場を目指す。

文(H.K) 、カメラ(平川大雪) 2019.7.3