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●県内5大学と山梨経済同友会が連携協定締結
~次代を担う人材の育成を産学が連携し推進~
~イノベーションを起こす若い力の創造に期待~

山梨大・山梨県立大・都留文科大・山梨学院大・山梨英和大と山梨経済同友会は、山梨から世界で活躍する人材の輩出やイノベーションを起こす若い力の創造を目的に産学連携協力協定を7月19日に締結した。古名屋ホテルで行われた締結式には、5大学と同友会の代表者が出席し、協定書に署名し協定を締結。今回締結された協定では、これからの変革の時代に必要となる新しいことに挑戦する「チャレンジスピリッツ」と、ものごとをやり抜く「たくましい人間力」の育成を目指している。今後は、時代の最先端で活躍する経営者などを講師とした勉強会『つばさを広げる会』を定期的開催し、産学が相互に連携し、次代を担う人材の育成に努めていく。

今回の産学連携協定では、今後の変革の時代を迎えるにあたり、柔軟性を持ち、いち早く情報収集し、新しいことに挑戦する「チャレンジスピリッツ」と、ものごとをやり抜く「たくましい人間力」を有した人材の育成を目的としている。年3回から4回程度、時代の最先端・業界の最前線で活躍する経営者やクリエイターを講師に招いた勉強会『つばさを広げる会』を開催し、経営者らから実体験など生の話を聞くことで、学生に“気づき”を与え、人生の目標を明確にし、自ら時代を切り拓く強い覚悟と高い志を身につけることを期待している。
 
この日の締結式には、山梨大・島田眞路学長、山梨県立大・相原正志理事、都留文科大・福田誠治学長、山梨学院大・丸山正次副学長、山梨英和大・菊野一雄学長、山梨経済同友会・入倉要代表幹事が出席。5大学を代表し島田眞路山梨大学長は挨拶の中で「県内では11大学が連携しCOC+の事業を推進し、山梨県全体で若者の力を結集して盛り上げていくという活動を行っております。一方で、大学生をはじめ、若者たちは起業家精神が乏しいなどとも言われております。我々もこういった危機感を共有し、今回は、経済同友会さんの心強い意思のもとで、一流経営者の講演会(勉強会)を通じ、我々も学生と一緒に学んでいきたいと思います」と述べ、山梨経済同友会の入倉要代表幹事は「これからの時代は色々な技術革新が進む中で、過去の延長線上ではなく、変革の社会が来ると想定されています。今後実施していく勉強会で、様々な一流な人と出会い、話を聞く中で、自分を変えるきっかけになることを期待しています。参加する学生には、キャンパスでは学べない人生観など学び取ってもらい、自分自身で考え、未来を切り拓いてもらいたいと思います」と挨拶した。

 
校務出張のため不在の山学大・古屋光司学長の代理として締結式に出席した丸山正次副学長は協定締結を受け「本学の方針として、チャレンジャー精神や国際化を掲げており、今回の連携協定の趣旨と相通じるものがあると感じています。学生には、自分とは違う様々な生き方をしてきた人の生の言葉を聴く、生き方を見るという刺激が非常に価値がありますので、そういう所から多くを吸収してもらいたいです。日頃から学生には、学びの場はキャンパスだけではない“オフキャンパススタディ”が重要だと話をしており、こういった機会に果敢に挑戦し、自分自身の殻を破り、ゆくゆくは世界に挑戦して欲しいと思います」と期待を寄せた。

 
今後は、10月に第1回目の勉強会を実施し、以降3か月に1回程度(年4回)の勉強会を継続して開催することを予定している。また、第2回目以降は、各大学の学生代表による運営参画も計画されている。
文・カメラ(Y.Y)2019.7.19