山梨学院パブリシティセンター

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●第101回全国高等学校野球選手権大会(壮行会)
~山梨学院高校 4年連続9回目 初の春夏連続出場~
~感謝 ! 一つでも長く野球ができるように頑張る~

山梨学院高校生徒会は7月29日、同校体育館で第101回全国高等学校野球選手権大会に4年連続9回目、初の春夏連続出場する野球部の壮行会を行った。94名の野球部員が、吹奏楽部の『栄冠は君に輝く』の演奏と参加生徒700余名の応援団の手拍子で迎えられ、壇上と特設ひな壇に分かれて整列。井上小粋会長が「山梨県各校の思いを胸に全力で戦い、深紅の大優勝旗を山梨に持ち帰ることを願います。スタンドで一丸となって力の限りの応援を約束します」と激励。来賓の山梨県高野連 高野修会長が「日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、青春の限りを尽くした一投一打が感動と勇気と希望を与えてくれることを期待します」と激励した。花束と千羽鶴が野球部に送られると、相澤利俊主将が「これまで支えてくださった全ての方への感謝の気持ちを忘れずにプレーし、一つでも長く野球ができるように頑張ります。熱い応援をお願いします」と挨拶。組み合わせ抽選会は8月3日大阪フェスティバルホールで、大会は8月6日から21日まで阪神甲子園球場で行われる。

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⬛︎夏の甲子園大会出場壮行会⬛︎
山梨学院高校生徒会は「夏の甲子園大会に向けた野球部の健闘を祈り、全校一致となって応援するための意識の高揚を図る」ことを目的に、第101回全国高等学校野球選手権大会壮行会を開催。
司会の生徒会役員 樋口美月さん(3年)の「これから、第101回全国高等学校野球選手権大会壮行を始めます。選手の皆様が後方より入場します」との開会のことばでスタート。
▶︎4年連続9回目の出場を果たした山梨学院野球部は、吹奏楽部の『栄冠は君に輝く』の演奏の中、会場の後方から先導役の生徒会 野口花乃さん(2年)のあとを相澤利俊主将が山梨県大会の優勝旗を持って登録選手と記録員そして3年生部員を引き連れて入場。チアリーダーの華麗なパフォーマンスと全校生徒700余名の手拍子に迎えられ壇上のひな壇へと進んだ。その他の部員は特設ひな壇に並んで94名の野球部員が整列した。
▶︎開会のことばを生徒会の佐久間彩芽さん(3年)が「甲子園の切符を見事手にした野球部の皆さんの全国出場という輝かしい功績を称えながら、8月6日から開幕となる甲子園で実力が存分に発揮できるよう心を込めて激励しましょう」と開会を宣言した。
▶︎生徒会長激励のことばを井上小粋会長(3年)が「昨年、本校は平成最後である第100回となる記念大会に出場し、今回は令和という時代とともに新たな第一歩を踏み出す101回の大会に本校が再び出場できること、本当に嬉しくてたまりません。甲子園では山梨県各校の思いを胸に全力で戦い、深紅の大優勝旗を山梨に持ち帰ることを心から願っています。私たちもスタンドで一丸となって、力の限り応援することを約束します」と激励。
▶︎校長挨拶で山内紀幸校長が「優勝できたのは、小さなファインプレーの積み重ねでチームが一つになったことに尽きる。大きなファインプレーは、小さなファインプレーの集まりによって生まれることを実感した。例えばキャッチャーがマウンドに駆け寄るタイミングなど、そうした小さな小さなファインプレーの積み重ねができたから、高校野球の神様は山梨学院を選んでくれた。目標の甲子園2勝をあげるために、ここに集う応援団の全員が小さな小さなファインプレーを積み重ねて選手たちを後押ししたい」と挨拶。
▶︎来賓激励のことばを山梨県高等学校野球連盟高野修会長が「甲子園大会では日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、仲間や自分を信じて悔いのない戦いで、全ての方々に感謝の気持ちを忘れずに、高校生らしく明るく爽やかなプレーを展開し、青春の限りを尽くした一投一打が感動と勇気と希望を与えてくれることを期待しております。山梨県35校の代表として34校の思いを担い優勝を目指し勝ち進み、県民の長年の悲願であります深紅の大優勝旗を山梨県に持ち帰ってください」と激励。
▶︎続いて、PTA会長 田中耕司会長が「今大会でマスコミに王者山梨学院と常にアナウンスされていたことがとても印象的でした。春夏連続出場は非常に難しいと言われながらも成し遂げました。それは監督さんの十分な研究対策、選手諸君の厳しい練習をやり抜いてきたこと、そしてひたむきに切磋琢磨してきた結果ではないでしょうか。気を抜くことなく4年連続の夏の甲子園出場を誇りにして、次の目標である甲子園での勝利に切り替えて、令和初の甲子園大会を悔いのないように頑張ってきてください」と激励。
▶︎監督挨拶を吉田洸二監督が「努力は実るという言葉がありますが、実らないことが多い。10回トライしても、本当に達成できたのは1回か2回であとは挫折し反省して、またゼロからということを繰り返す。選手はどこの相手に勝つとか優勝するとかではなくて、友達や保護者の方などに感謝して戦っていた。自分が今あることを理解できて感謝することができる人間は、凄い良い運を兼ね備えたエネルギーが出るのかなということを、この大会で学ばさせてもらった。決勝戦の最後の1点は学校全体で取った『山梨学院の底力』だと感じた1日でした。甲子園では14対12と非常に打力の強いチームが出場します。試合展開によってはシーソーゲームも予想されます。私たちはベストを尽くします。どうかご声援をお願いいたします」と挨拶した。
▶︎全校生徒からの激励の花束を生徒会の関口小涼さん(2年)から相澤利俊主将(3年)へ、全校生徒が心を込めて折った千羽鶴を生徒会の角田光さん(2年)から菅野秀斗副主将(3年)へと手渡されると、主将と副主将が笑顔で会釈し謝意を表した。
▶︎選手を代表して相澤利俊主将が「決勝戦は苦しい展開でした。皆さんの応援が本当に力になりました。苦しい展開で一番心の支えになったのは、この2年半、厳しい練習を積み重ねてきたことが4連覇へと繋がりました。しかしこの4連覇というのは自分たちの力だけで出来るものではありません。先輩方や指導者、そして両親の支えがあったからこそ達成することができました。甲子園では、これまで支えてくださった全ての方への感謝の気持ちを忘れずにプレーし、このチームで一つでも長く野球ができるように頑張ります。甲子園でも熱い応援をよろしくお願いいたします」とお礼と決意を表明した。
▶︎壮行を応援団 平山夏生さん(3年)のリードで「野球部、選手諸君の健闘を祈って、校歌~」(校歌斉唱)。「フレー、フレー、山学~」「フレー、フレー、山学~」。『突撃のテーマ』、『Big Wave』で応援団、チアリーダーと一般生徒が手拍子で壮行。
▶︎閉会のことばを生徒会の山本尚央さん(2年)「甲子園での応援は限られた試合時間であることを心から理解し、甲子園では山梨学院旋風を巻き起こしましょう」とのおわりのことばで、選手ら野球部員94名が吹奏楽部の『栄冠は君に輝く』にあわせ、チアリーダーと全校生徒700余名の手拍子で退場した。

⬛︎壮行会終了後のインタビュー⬛︎
▷応援団平山夏生団長(3年)は「県大会では自分自身にも、相手にも、誰にも負けない、応援を心掛けた」と頷く。また「プレー自体も一緒に見て、選手たちと同じ気持ちになろうと努めてきた」と熱く述べる。「甲子園で最後の応援になるので、私自身も一生懸命やりたい」と大きく頷き、山梨県「35チームの中で1チーム、春も夏も行かせてもらえて、こんなに嬉しいことはない」と感謝する。「山梨学院の応援は元気で楽しくをモットーにしているのでスタンドの生徒や保護者や卒業生などと一緒に大いに盛り上がって野球部を応援したい」と最後の夏を悔いが残らないように野球部とともに完全燃焼する。
▶︎応援団井上小粋副団長(3年)は「野球部を支えながら団長も支えながら生徒など全員が一丸となって出来る応援をしたい」と謙虚。「県大会の時より、甲子園ではもっともっと盛り上がれると思うので、山梨学院が全国に轟くように応援も頑張って行きたい」と力強い。「暑さ対策は氷で冷やし、ドリンクで水分補給を確りして、暑さに負けないパワフルな応援をしたい」とと熱く述べ頷く。団長と副団長だけに許される「着物と袴を履くと、気が引き締まる」と生徒会長と同一人物とは思えない風貌となる。井上は生徒会長と副団長の二刀流で野球部を支える。
▶︎チアリーダー部大澤真珠部長(3年)は「甲子園は県代表で行くので、チアリーダの山梨代表として笑顔で精一杯のパフォーマンスを披露し頑張りたい」と笑顔を見せる。「県大会は選手一人一人の曲はなかったが、甲子園では選手一人一人の曲があるので、応援の曲で一人一人工夫を凝らした演技で選手に届くように応援したい。応援スタイルも大幅に変わったので、大きい声と笑顔で応援をリードしたい」と明るい。甲子園対策は「太陽が照る暑い中で練習をし体力を鍛え、大きな声が出るように、大きく演技できるようにと鍛えた」と準備万端。「甲子園という素晴らしいところで応援できるので、大きい声と笑顔を絶やさずに頑張りたい」と快活に述べた。
▶︎吹奏楽部坂井さつき部長(3年)は「昨日大会があり、金賞となり西関東大会への出場が決まった」と気分が明るい。「春に比べて野球部も吹奏楽部も夏の大会ではパワーアップしていることを、テレビを通じて感じた」と微笑む。「甲子園でも、パワーアップした演奏で選手を後押ししたい」と笑顔で頷く。「甲子園での曲もくは定番の『校歌』と『突撃のテーマ』、伸太郎(野球部OB)の曲『Big Wave』、春からの新曲『男の勲章』、広島カープの『飛ばすチャンス』、阪神タイガースの『チャンス襲来』、椙浦光(野球部OB)の曲『the way I am』で昨年の夏よりバージョンアップしているので野球部には頑張ってもらいたいです」と清々しく述べた。
◾️夏の甲子園の組み合わせ抽選会は8月3日(土)大阪フェスティバルホールで、大会は8月6日(火)から21日(水)まで阪神甲子園球場(兵庫県)で行われる。山梨学院は第101回全国高等学校野球選手権大会に山梨代表として4年連続9回目の出場で2勝以上を目指す。

文(H.K) 、カメラ(平川大雪) 2019.7.29