●子育て支援事業「お父さんとあそぼう」
~親子が協力して造形活動を楽しむ~
~風で進むホバークラフトを制作~
山梨学院幼稚園子育て支援センターは11月16日、親子体験講座として子育て支援事業「お父さんとあそぼう」を山梨学院幼稚園で開催した。この講座は、平成18年から始まり、子育て支援事業の一環として日頃忙しい父親と休日のひとときを子どもと一緒に楽しむことを目的に実施されている。今年は37組の親子が参加し、風を動力としたオリジナルのホバークラフトを制作した。講師は、山梨学院短期大学保育科の伊藤美輝教授が務め、保育科で学ぶ学生も制作補助として親子をサポート。手軽に造形活動が楽しめるよう、加工が簡単なプラスチック段ボールやビニール袋を材料に使用した。親子は協力して世界に一つだけの手作りおもちゃを完成させ、休日のひとときを楽しんでいた。
山梨学院幼稚園子育て支援センターでは、山梨学院短期大学地域連携研究センターと連携し、子育て支援事業として「親子リズム表現」や「親子でクッキング」など様々な体験講座を設けている。「お父さんとあそぼう」は10年以上続く人気講座の一つで、毎年参加するリピーターも多く、今年は37組100名の親子が参加。年少から小学校6年生までの子どもたちが、保護者と一緒に風(うちわ)を動力としたホバークラフトの制作を行った。講師は、山梨学院短大保育科の伊藤美輝教授が務め、保育科2年生17名がサポートスタッフを務めた。講座の冒頭では、伊藤教授が作り方や組み立てる上での注意点などの実際の手順をスクリーンに投影し説明。今回は、子どもたちも作業・加工がしやすいようホバークラフトのスカート部分はビニール袋、艇体部分はプラスチック段ボール(プラ段)を使用した。説明後は親子で制作に取り掛かり、保護者に協力してもらいながら、プラ段を型紙通りにハサミで切ったり、カラーペンで好きな絵や模様を描き入れたりとオリジナルのデザインを施した。1時間ほどでホバークラフトは完成し、完成後はスカイホールで実際にうちわであおいで進ませて出来栄えを確認。保護者は、完成後の作品や遊んでいる様子などを写真に収め、時間の許す限り一緒になって遊び、休日のひとときを楽しみ、子どもの成長を感じ取っていた。
文(Y.Y)・写真提供(山梨学院幼稚園)2017.11.19