●山梨学院スチューデンツオブザイヤー賞表彰式
~新型コロナ予防のため規模縮小・時間短縮で実施~
~2019年度は大学21名・短大2名が受賞~
2019年度山梨学院スチューデンツオブザイヤー賞の表彰式が3月13日、キャンパスセンター・シーズシアターで行われた。「スチューデンツオブザイヤー賞」は、正課及び課外活動で特に優れた実績をあげ、学内外でめざましい活躍を遂げた個人や団体を表彰するもので、学術、文化芸術、スポーツ、資格、社会活動などの部門に分かれている。今年度は新型コロナウイルスへの予防対策として規模や時間が短縮して行われた。大学から21名、短期大学からは2名が受賞し、表彰式では、大学は丸山正次副学長、短大は根津美智子学生部長から各部門の代表者に賞状と記念品を授与し功績をたたえた。受賞者を代表し、スポーツ科学部4年の藤原優司さんがスポーツ科学部1期生としての4年間の学びを振り返るとともに、今後の活躍を誓った。
「スチューデンツオブザイヤー賞」は、この1年間に正課及び課外活動で特に優れた実績をあげ、学内外でめざましい活躍を遂げ山梨学院の名声を高めた学生(個人又は団体)を表彰し、その活動をより一層奨励することを目的に1997年度に創設された制度。2019度の「スチューデンツオブザイヤー賞」は別表の通り、大学から21名(学術6名・社会活動2名・資格1名・学内活動1名・スポーツ11名)、短期大学からは2名(学術1名・資格1名)が選ばれた。今年は新型コロナウイルスの感染症予防対策として式典への出席者を受賞者と関係教職員のみに規模を縮小し、例年は受賞者一人一人に賞状と記念品が授与されているが、各部門の代表者のみに授与する形式をとり、時間短縮を図った。
選考委員長も務める丸山正次大学副学長は挨拶の中で「今年は例年とは違う形となり、残念ではありますが、恩師の先生方も出席し開催できたことを嬉しく思います。きょう受賞したみなさんは先生方の推薦を受け、評価されてここに来ています。みなさんはある価値を持っています。私は政治哲学を専門にしていますが、みなさんが有している価値を表すことばとしてDesertがあります。これは、砂漠や荒れ地と同じ言葉ですが、価値あるものを指すときにも使います。Desertは真価や本当の価値と訳すことができ、今後は、多方面でこの真価を発揮することがみなさんに課された使命だと思ってください。真価はどんな場面でも発揮できます。きょうの授賞式が新たな出発点や結節点となることを願っています」と語り、今後の活躍を期待した。受賞者を代表し、社会活動部門で受賞したスポーツ科学部4年の藤原優司さんは「“人生に無駄なことはない”、私はこの考えのもと行動してきました。4年前スポーツ科学部1期生として入学しました。不安な面もありましたが、スポーツ科学部での学びは全てが新鮮なものであり、もっと深く学びたいという好奇心が私の原動力となりました。学部教育やゼミ活動では様々なことに挑戦し、スポーツ産業学会でのスポーツ庁長官賞も受賞することができました。これらの活動のもとにあったのは“人生に無駄なことはない”という考えです。この4年間の経験は私の自信になりました。引き続き挑戦を続け、この賞に恥じない活躍をしていくことを誓います」と語り、卒業後の更なる飛躍を約束した。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2020.3.13