●山梨学院大学LaCoMo(ラコモ)プレオープン
~学生等の異文化が交わる拠点ラコモ~
~パンフレット以上のおしゃれな施設~
山梨学院大学は4月3日、同大の新9号館2階の「Language Commons(LaCoMo:ラコモ)」をプレオープンした。新型コロナウイルス対策で混雑を避けるため、9時から17時45分の間に教職員が入れ替わり訪れた。国際交流センター村上昂音副主幹が内覧者に対して、外国人講師によるマンツーマン英語レッスンが受けられる『English Cafe』。日本語サポートデスクで、教員による日本語学習の専門的サポートと学生によるピア・サポートが受けられる『Japanese Cafe』。コーヒーやティーを飲みながら異文化理解を深められる『Cafe Counter』。ソファやテーブル、自習コーナーが配置され、個々の語学学習に最適な『集中スペース』などを懇切丁寧に説明。秋田辰巳国際化担当副学長・グローバルラーニングセンター長は「ラコモは学生や教職員が気軽に交流し多言語と多文化への理解を深められる空間。そして、国際共修で新しい価値観を創造してもらいたい。ラコモを、文化の違いを見つけ、認め、そして尊重しあう経験の場にしてもらいたい」と述べた。内覧した生涯学習センター 中山智美課員は「パンフレットで想像していた以上におしゃれな施設」と感想を述べた。
【Language Commons(LaCoMo:ラコモ)】
▶︎秋田辰巳国際化担当副学長・グローバルラーニングセンター長によると「ラコモは学生の語学学習をサポートし、異文化交流を図るための『English Cafe』『Japanese Cafe』『Cafe Counter』『集中スペース』がある施設で、運営はグローバルラーニングセンター(GLC)と国際交流センターで行う」という。「『English Cafe』は外国人講師によるマンツーマン英語レッスンが、予約制で1レッスン40分。基礎英語・日常英会話・トラベル英会話・ビジネス英会話・発音レッスンが基礎から上級まで受けられる。『Japanese Cafe』は日本語学習関連図書や教材を自由に閲覧できる。さらに日本語サポートデスクでは、教員による日本語の質疑応答、レポートのチェック、学習計画、履修方法、進路など専門的サポートが受けられる。また、学生による授業の課題、発表の練習、大学生活の過ごし方などのピア・サポートも受けられる」と熱心に説明。「『Cafe Counter』ではコーヒーやティーを飲みながら、コミュニケーションを通じて異文化理解を深めてもらいたい。ここではカウンター業務体験ができるインターンシップも行う」と期待を込めて微笑む。「『集中スペース』はソファやテーブル、自習コーナーが配置され、個々の語学学習に最適な空間」と力説。「ラコモでの異文化交流による国際共修で、新しい価値観を創造してもらいたい」と願う。「夏季一斉休暇や年末年始、一般入試期間以外は、個人でもグループでも原則平日の午前9時から午後5時45分までオープンしているので、是非活用していただきたい」と述べ、「ラコモは学生や教職員が気軽に交流し多言語と多文化への理解を深められる空間。そして、国際共修で新しい価値観を創造してもらいたい。ラコモを、文化の違いを見つけ、認め、そして尊重しあう経験の場にしてもらいたい」と熱く語った。
▶︎運営スタッフの国際交流センター 村上昂音副主幹は「国際交流センターは従前、iCLA(国際リベラルアーツ学部)の学生に協力してもらい『English Cafe』というイベントを開催していた。参加学生は日本人学生と留学生が20人から40人が集まって、カードゲームなどで楽しみながらジェスチャーを織り交ぜ、英語習得や多文化理解の体験をさせていた。その副次的効果として、参加学生同士がLINE交換をしたりして、日常でも交流を深めていた」と笑顔で明かす。「ラコモでは、従前の『English Cafe』が、バージョンアップして日常的にダイナミックに展開する。また、そうしたことに留まらず、『Japanese Cafe』『Cafe Counter』『集中スペース』で自由に交流し、多言語を習得し多文化理解を深めることができる。具体的な取り組みとして、就職・キャリアセンターとコラボし、『Cafe Counter』で学内インターシップを行うことになっている」と力説。「百聞は一見に如かず、ぜひ一度、学生や教職員には足を運んでもらい」と述べ、「さらに、この素晴らしいステージでGLCの先生方にお力添えをいただき、様々なイベント、ワークショップを行い、学生と教職員が一丸となって国際交流の推進を積極的に行なっていきたい」と夢が膨らむ。
▶︎内覧に訪れた生涯学習センター 中山智美課員は「階段を上がってきて、『Japanese Cafe』の庭園が目に入り驚いた。中に入ると畳の和室に掛け軸があり窓からは満開の桜が見え素敵だった。右側にはテーブルと椅子、その奥に日本語学習関連図書があり、その片隅にハンド用の両面型ホワイトボードが数多くあり、いたせり尽せりで驚いた。『Cafe Counter』のコーヒーも美味しくいただいた。『English Cafe』は各コーナーでレイアウトが違い、一角にあるテーブルの椅子が一つ一つ形も座り心地も違い、文化の違いをイメージしました。パンフレットで想像していた以上におしゃれな施設。今の学生が羨ましい」と感想を述べた。
文(H.K)、カメラ(平川大雪) 2020.4.3