●山梨県知事に甲子園交流試合出場報告
~山学主将「感謝を持ってプレーする」と決意表明~
~知事「のびのびと心置きなく思い切って」と激励~
山梨県高等学校野球連盟(庄司和彦理事長)は7月2日、山梨県知事第一応接室で長崎幸太郎知事に2020年甲子園高校野球交流試合出場の報告を行った。高野修会長が経過報告を「今春、第92回選抜高校野球大会出場の32校による交流試合が8月に甲子園球場で開かれる。山梨学院高校は新型コロナウイルスの影響で一旦は夢の舞台『甲子園』が絶たれたが、このたび憧れの甲子園球場に立つことができることとなった」と述べた。功刀史也主将が「今回の大会は選手だけでなく、大人の方々の力があってこその大会だと思っている。そのことに感謝の気持ちを持って精一杯プレーする」と力強く決意表明を行った。長崎幸太郎知事は「交流試合に出場でき、本当に良かった。ぜひ、のびのびと心置きなく思い切って試合をやってきてほしい」と激励した。
【山梨県知事に報告】
◾️7月2日午前10時、山梨県知事第一応接室を長崎幸太郎知事に2020年甲子園高校野球交流試合出場の報告を行うために、山梨県高等学校野球連盟2人と山梨学院高等学校4人の6人が訪れた。その後、長崎幸太郎知事が入室し列席者が相互に礼をして着席。
▶︎山梨県高等学校野球連盟 庄司和彦理事長が出席者を「山梨県高等学校野球連盟会長 高野修、山梨学院高等学校野球部主将 功刀史也、山梨学院高等学校校長 山内紀幸、山梨学院高等学校野球部監督 吉田洸二、山梨学院高等学校野球部部長 吉田健人。私、山梨県高等学校野球連盟理事長 庄司和彦、以上6名」と紹介。
▶︎続いて高野修会長が経緯報告を「今春の第92回選抜高校野球大会出場の32校による交流試合が8月に甲子園球場で開かれることになった。この交流試合に山梨学院高校も出場いたします。新型コロナウイルスの影響で、夢の舞台『甲子園』が絶たれたが、憧れの甲子園球場に立つことができることとなりました。選手たちは思いきり甲子園を体感し、甲子園球場で思い出に残る最高のプレーをしてくれることと思う」と述べた。
▶︎引き続き山内紀幸校長が出場報告を「センバツが中止と決定になり、それを選手たちに伝えたが、選手はその場に泣き崩れて失意のどん底に落とされ、かける言葉もない状態だった。監督はじめ夏の大会を目指し、その悔しさを晴らそうと頑張っていたが夏も中止になり、選手たちは2度の失意の壁を体験した。高野連の方々のご尽力とご英断もあり、この度甲子園交流試合に出場できることとなった。選手たちは山梨県代表として関東代表としての責任と意気込みがある。他校の選手たちの思いを胸に甲子園に行く」と述べた。
▶︎決意表明を功刀史也主将が「今回の大会は選手だけでなく、大人の方々の力があってこその大会だと思っている。そのことに感謝の気持ちを持って、全国から32校に選ばれたという自覚を持ち、精一杯プレーをしたい」と力強く行った。
▶︎長崎幸太郎知事が「交流試合に出場でき、本当に良かった。日頃の練習の成果を存分に発揮して、甲子園を目指して山梨県と関東の多くの学校の選手の気持ちを背負って、ぜひ、伸び伸びと心置きなく思い切って試合をやってきてほしい」と激励した。
▶︎最後に列席者が相互に礼をして終了した。
【報告後インタビュー】
▶︎功刀史也主将(3年)が「甲子園が決まったときは、最初はびっくりしたが、日に日にその実感が湧いてきて感謝した。それに恩返しするには全力プレーをするしかないと思っているので、甲子園に行っても全力プレーを貫きたい」と力強く述べた。
◾️甲子園高校野球交流試合の組み合わせ抽選会は7月8日にオンラインで行われ、試合は8月10日~12日、15日~17日(13日・14日は予備日)計6日間で阪神甲子園球場において各チーム1試合ずつ行う予定。
文(H.K) 、カメラ(平川大雪) 2020.7.2