山梨学院パブリシティセンター

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●2020関甲新秋季リーグ戦1部第1節2回戦
~左腕星野8回までノーヒットノーランで完封勝利~
~主将 知見寺の中前安打で俊足 清水が一気に生還~

山梨学院大は関甲新秋季リーグ戦1部第1節2回戦を9月6日、平成国際大学野球場で平成国際大と行い、二枚看板左腕の星野健太が8回までノーヒットノーランペースの投球で1対0と完封勝利した。山学大は左腕 星野が「マウンドがしっくりこなかったので7分の感覚で投げたが腕は自然にしっかり振れていた」と8回表まで無安打完封ピッチング、その裏に山学大は先頭の1番俊足 清水寛太がストレートの四球を選び出塁。2番 長尾康太郎が初球に手堅く送りバントを決め一死二塁。続く3番主将 知見寺代司がフルカウントから中前適時打を放ち清水が俊足を生かし一気に本塁を落とし入れ1対0とした。9回表、左腕 星野が先頭の9番打者に2-2から右安打され、ノーヒットノーランが潰えた。続く1番打者に四球、2番打者に犠打され一死二、三塁。左腕 星野が3番打者と4番打者の代打を空振り三振に仕留め勝利し1勝1敗。須田喜照監督は「星野の投球に尽きるが、主将 知見寺がよく中前安打し、清水が判断良く俊足を生かし生還した。これでチームに弾みがつく」と絶賛した。山学大は第2節1回戦を9月12日13時00分より白鷗大学野球場で関東学園大学と戦う。
 
【平成国際大学 Vs 山梨学院大学(2回戦)】
▶︎昨日は平成国際に0対1と先制され、6回表に追いつき8回表に3対1と逆転したが、リリーフ陣が抑えきれずに3対3の同点とされタイブレークに、6対3と再び勝ち越したが、その裏にサヨナラ打されて勝ち星を落とした。昨日、須田喜照監督は「明日の平成国際2回戦で勝って1勝1敗にして、第2節の関東学園大学戦につなげたい」と切望した。野球場のある埼玉県加須市の日本気象協会1時間天気13時00分の天気予報は、曇り、気温29.2度、湿度82%、風向き東南東、風速2m/s。平成国際大学野球場は両翼98m、センター122m、内野が黒土、外野は人工芝、全面ラバーフェンス。試合開始13時18分、弱い雨の中で山梨学院大学(昨秋3位)と平成国際大学(昨秋5位)が整列して、主審のコールで第1節2回戦の試合が開始された。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
平成国際 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
山梨学院 0 0 0 0 0 0 0 1 × 1

▶︎1回表、後攻の山学大は須田喜照監督が先発に二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)をマウンドに上げた。左腕の星野が1番打者フルカウントから空振り三振。2番打者を1-1から二直に、3番打者をフルカウントからニゴロに仕留めチェンジとし堂々とした立ち上がり。
▶︎1回裏、山学大は1番俊足 清水寛太(4年 甲府工業)がフルカウントからニゴロに、2番 長尾康太郎(3年 千葉英和)1-0から一ゴロに、3番主将 知見寺代司(4年 山梨学院)が1-0から三ゴロに倒れ三者凡退。
▶︎2回表、山学大は二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)が先頭の4番打者を0-1から三ゴロに、5番打者を3-1から中飛に、6番打者にストレートの四球を与え二死一塁としたが、7番打者を初球中飛に打ち取りチェンジとした。
▶︎2回裏、山学大は先頭の4番 島村功記 DH=指名打者(3年 高岡商業)が1-0から右飛に、5番 宮下塁(4年 山梨学院)が1-0から左直に、6番 宮崎一樹(1年 山梨学院)が2-2から右飛に討ち取られ三者凡退。
▶︎3回表、山学大は二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)が先頭の8番打者を0-1から左飛に、9番打者を2-2から左飛に、1番打者を0-1からニゴロに打ち取り三者凡退とした。
▶︎3回裏、山学大は先頭の7番 別府豊(4年 尚志館)がフルカウントから空振り三振、8番 小谷田崇志(3年 帝京第三)がフルカウントから四球を選び一死一塁。続く9番 飯塚大河(1年 山梨学院)が2-0からのランエンドヒットがニゴロとなり二死二塁とし、1番俊足 清水寛太(4年 甲府工業)が1-0から死球を受け二死一、二塁。続く2番 長尾康太郎(3年 千葉英和)が2-2から空振り三振しチャンスを逸した。
▶︎4回表、山学大は二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)が先頭の2番打者をフルカウントから三ゴロに、3番打者を初球で一ゴロに、4番打者を1-2から空振り三振に切って取り三者凡退とした。
▶︎4回裏、山学大は3番主将 知見寺代司(4年 山梨学院)が1-1から遊ゴロに、4番 島村功記 DH(3年 高岡商業)が2-2から空振り三振に、5番 宮下塁(4年 山梨学院)が3-1から四球を選び二死一塁。続く6番 宮崎一樹(1年 山梨学院)が1-1から投ゴロに倒れチェンジ。
▶︎5回表、山学大は二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)が先頭の5番打者を初球で右飛に、6番打者を1-1から右飛に、7番打者を1-2から三ゴロに打ち取り三者凡退とした。
▶︎5回裏、山学大は先頭の7番 別府豊(4年 尚志館)が1-1からニゴロに、8番 小谷田崇志(3年 帝京第三)が初球を右安打し一死一塁。続く9番 飯塚大河(1年 山梨学院)がフルカウントから左前安打し一死一、二塁。1番俊足 清水寛太(4年 甲府工業)が0-2から左前安打を放ち一死満塁。続く2番 長尾康太郎(3年 千葉英和)が2-2からニゴロを打ち併殺(4-6-3)で絶好の機会を逸した。
▶︎6回表、山学大は二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)が先頭の8番打者を1-2から空振り三振に、9番打者を2-2から遊飛に、1番打者を2-2から三邪飛に仕留め三者凡退とした。
▶︎6回裏、山学大は先頭の3番主将 知見寺代司(4年 山梨学院)が1-1から三ゴロに、4番 島村功記 DH(3年 高岡商業)が2-0から投ゴロに、5番 宮下塁(4年 山梨学院)が2-2から空振り三振に倒れ三者凡退。
▶︎7回表、山学大は二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)が先頭の2番打者にフルカウントから四球を与え無死一塁。3番打者を2-2から右直に打ち取り一死一塁。4番打者を0-2から空振り三振に切り取り二死一塁、5番打者を2-1からニゴロに仕留めチェンジとした。
▶︎7回裏、山学大は先頭の6番 宮崎一樹(1年 山梨学院)がフルカウントから見逃し三振に、7番 別府豊(4年 尚志館)がフルカウントから四球を選び一死一塁。続く8番 小谷田崇志(3年 帝京第三)が0-2から見逃し三振で二死一塁、9番 飯塚大河(1年 山梨学院)の初球で別府が二塁に盗塁。二死二塁、飯塚が2-0からランエンドヒットで右前安打、別府が本塁を突くもタッチアウト(9-2)でチェンジ。
▶︎8回表、山学大は二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)が先頭の6番打者を0-2から見逃し三振に、7番打者を初球で中飛に、8番打者を1-2から右飛に打ち取り三者凡退とした。
▶︎8回裏、山学大は先頭の1番俊足 清水寛太(4年 甲府工業)がストレートの四球を選び出塁。無死一塁、2番 長尾康太郎(3年 千葉英和)が初球を一塁側に手堅く送りバントを決め一死二塁。続く3番主将 知見寺代司(4年 山梨学院)がフルカウントから中前適時打を放ち俊足の清水が一気に本塁をつき1対0と先制。4番 島村功記 DH(3年 高岡商業)がフルカウントから四球を選び一死一、二塁。ここで降雨により試合が約20分間中断。グラウンド整備が終わり試合再開。5番 宮下塁(4年 山梨学院)が1-2から三ゴロで併殺(5A-3)チェンジ。
▶︎9回表、山学大は二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)が先頭の9番打者に2-2から右安打され、ノーヒットノーランが潰える。無死一塁、1番打者に3-1から四球を与え無死一、二塁とし、2番打者の初球で投犠を決められ一死二、三塁。左腕 星野が3番打者の代打をフルカウントから空振り三振、続く4番打者の代打を3球空振り三振に仕留め勝利した。
 
【試合終了電話インタビュー】
8回表までノーヒットノーランで完封勝利した二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)︎は「ノーヒットノーランは一応頭の中に入っていた」と明かす。「9回表先頭の9番打者に2-2から右安打されて、正直、悔しかった」とストレートに表現した。続く「1番打者には球が浮いてしまった」と知らず知らずに自らのピッチングを見失っていた。2番打者の「捕犠で一死二、三塁とされ、初心を取り戻し4年生は今シーズンは最初で最後のリーグ戦、絶対に勝って優勝したい」との熱い想いがこみあげ、「本来のピッチングができた」と、3番代打を空振り三振に、4番代打を3球三振に仕留めた。次戦は「今日も何箇所かテンポが乱れたところがあったので、攻撃陣がリズムに乗れるように確りテンポ良く投げられるように次戦まで修正し、最小失点で勝ち切りチームに貢献したい」と悠揚迫らぬ態度で述べた。
▶︎8回裏に中前適時打を放ち決勝打した主将 知見寺代司(4年 山梨学院)は「内容はともかく、1勝できたのは良かった」と安堵。「星野の8回表までのノーヒットノーランは知っていた。ベンチの裏で話題に上がっていたが、今日の試合がチームにとって大事な一戦だったのでみんな試合に集中していた」と振り返る。8回裏一死二塁のチャンス「昨日の試合ではチームに迷惑をかけていたので、今日は好球必打と決めて集中して打席に入った。フルカウントでまっすぐに体が反応してセンターに打ち返した」と決勝打となる一振りとなった。次戦の第2節は「第1節は打者が良い状態でなかったので苦しい展開にしてしまったので、自分たち打者が確り調整して第2節の関東学園戦に臨みたい」と淡々と述べた。
須田喜照監督︎は「今日は星野の快投に尽きる」と開口一番。「0対0と8回表まで試合が競って、1イニング、1イニング緊張感あるイニングの中で自分のボールを確り投げてくれた。本当に星野に尽きる」と声が弾んだ。また「8回裏に主将 知見寺がよく中前安打し、清水が判断良く俊足を生かし生還してくれた」と褒めた。「全員が小雨の中で失策もなく、8回裏に一時中断したが最後まで締まった試合だった。これでチームに弾みがつく」と絶賛した。「4年生の4番 新井遼太が就職活動で、3年生の髙橋泰雅が負傷で欠場したが、1年生の飯塚大河と宮崎一樹が頑張ってくれた。飯塚は右左に1本ずつの安打を放った。2人ともに自信がついたと思う」と激励。次戦は「どんな形であれ関東学園大学に2連勝して白鷗戦に臨みたい」と先を見据えた。
 
◾️二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)は、2013年10月14日宇都宮市清原球場で山梨学院大の山田祐也(4年 山梨学院)が作新学院大と対戦し、関甲新学生野球連盟で5人目のノーヒットノーランを達成したがその再来にはならなかった。山学大は第2節1回戦を9月12日13時00分より白鷗大学野球場で関東学園大学と戦う。山梨学院大の全試合をNNS日本ネットワークサービス111chで水曜日『情報maxはやべん』午前11:00~、『はやべん おかわり』午後8:00~の中の『街かどトピックス』で放映予定。
 
文(H.K) 、カメラ(平川大雪) 2020.9.8