山梨学院パブリシティセンター

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●2020関甲新秋季リーグ戦1部第2節2回戦
~左腕 星野が2試合連続完封で1位で白鷗に並ぶ~
~6番 宮下先制2点打 / 4番主砲 新井ソロ本塁打~

山梨学院大学は関甲新秋季リーグ戦1部第2節2回戦を9月14日、白鷗大学野球場で関東学園大学と行い、二枚看板左腕の星野健太が平成国際大学に続く完封で7対0で勝ちチーム成績を3勝1敗とし、ディビジョンAで白鷗大学と勝率で並び1位とした。山学大は守っては左腕 星野が「立ち上がりから真っすぐと変化球の切れが良かった」と完封。攻めては1回裏二死後、3番主将 知見寺代司と4番 新井遼太の連打、5番 島村功記の四球で二死満塁。続く6番 宮下塁の左2点適時二塁打で2対0と先制。7番指名打者 守岡樹の2点適時二塁打で4対0。8番 小谷田崇志の適時二塁打で5対0。9番 小関龍王が中適時打と、この回二死から四球を挟み長短6連打で6対0とした。8回裏には、山学大は先頭の4番 新井遼太が右芝席に飛び込む本塁打を放ち7対0とした。須田喜照監督は「今日、白鷗大が平国大に負けたため、うちが3勝1敗で白鷗大と勝率で並んで1位となったが、白鷗大に1勝1敗だと平国大を含む3大学が勝ち率で並び得失点差の混戦となる可能性が大きい。白鷗戦は互いに2連勝を目指す激しい戦いとなる。是が非でも2連勝したい」と次戦を睨んだ。
 
【山梨学院大学 Vs 関東学園大学(2回戦)】
▶︎須田喜照監督は昨日「初スタメンの9番 小関龍王と指名打者の守岡樹はともにチャンスで2打点奪ってくれた」と褒めた。今日もこの二人がスタメン入り、チャンスでの活躍に期待したい。「うちの野球の、ピッチャーを中心に最小失点で抑え、打撃陣がチャンスで一本出して勝つというスタイルは変わらない。明日は星野で行く。同カードに連勝して白鷗戦につなげたい」と述べた通り星野が先発となった。白鷗大学野球場は両翼98m、センター122m、内外野は人工芝(フェンス周辺は舗装)、メッシュフェンス。メインスタンド観客席432席。野球場のある栃木県小山市の日本気象協会1時間天気13時00分の天気予報は、曇り、気温29.4度、湿度74%、風向き南、風速2m/s。試合開始8時57分、山梨学院大学(昨秋3位)と関東学園大学(昨秋2部1位)が整列して、主審のコールで第2節2回戦の試合が開始された。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
関東学園 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
山梨学院 6 0 0 0 0 0 0 1 0 7

▶︎1回表、後攻の山学大は須田喜照監督が9月6日の平成国際大戦で8回までノーヒットノーランペースの投球で1対0と完封勝利した二枚看板左腕 星野健太(2年 山梨学院)を先発でマウンドに上げた。左腕 星野が1番打者を初球で三飛に、2番打者を2-2から空振り三振に、3番打者を1-2から空振り三振に打ち取り三者凡退に仕留める軽快な立ち上がり。
▶︎1回裏、山学大は二死後、3番主将 知見寺代司(4年 山梨学院)が1-2から二内野安打で出塁。二死一塁、4番主砲 新井遼太(4年 東海大学附属相模)が初球を左前安打。二死一、二塁、5番 島村功記(3年 高岡商業)がストレートの四球。二死満塁、6番 宮下塁(4年 山梨学院)が左2点適時二塁打を放ち2対0と先制。二死二、三塁で7番 守岡樹 DH=指名打者(4年 日本文理)が2-1から右2点適時二塁打で4対0。二死二塁、8番 小谷田崇志(3年 帝京第三)が2-2から左適時二塁打を放ち5対0。二死二塁、9番 小関龍王(3年 日本大学明誠)がフルカウントから中前適時打で6対0とした。
▶︎2回表、山学大は左腕 星野健太(2年 山梨学院)が4番打者に0-1から中前安打を許し無死一塁、5番打者を0-2から遊ゴロの併殺(6-4-3)に打ち取り二死無塁。続く6番打者を3-1から中飛に仕留めチェンジとする。
▶︎3回表、山学大は左腕 星野健太(2年 山梨学院)が7番打者に0-2から三内野安打され無死一塁、続く8番打者を1-2から三ゴロの併殺(5-4-3)に打ち取り二死無塁、9番打者を1-1から三ゴロでチェンジとする。
▶︎4回表、山学大は左腕 星野健太(2年 山梨学院)が1番打者に1-1から右前安打され無死一塁、2番打者に0-1から犠打を許し一死二塁。3番打者に初球三内野安打を許し一死一、三塁。4番打者の2球目に一塁牽制で刺し二死三塁。4番打者をフルカウントから空振り三振に仕留めチェンジ。
▶︎5回表、山学大は左腕 星野健太(2年 山梨学院)が5番打者を初球でニゴロに、6番打者を1-1からニゴロに、7番打者を0-1から遊飛に打ち取るが三塁手がハンブルし二死一塁。続く8番打者を0-1から中飛に打ち取りチェンジとした。
▶︎6回表、山学大は左腕 星野健太(2年 山梨学院)が9番打者を初球で遊ゴロに、1番打者に0-2から死球を与え一死一塁。2番打者を0-2から投ゴロで二塁封殺(1-6)。二死一塁、3番打者を初球でニゴロに打ち取り二塁手が二塁ベースを踏みチェンジとする。
▶︎7回表、山学大は左腕 星野健太(2年 山梨学院)が4番打者をフルカウントから空振り三振、5番打者に0-2から右安打を許し一死一塁、6番打者を0-1からニゴロに二死二塁、7番打者を初球で中飛に仕留めチェンジとする。
▶︎8回表、山学大は左腕 星野健太(2年 山梨学院)が8番打者を1-1から遊ゴロに、9番打者を1-2から見逃し三振に、1番打者を2-1からニゴロに仕留め三者凡退とする。
▶︎8回裏、山学大は先頭の4番 新井遼太が0-1からの「外よりの真ん中低めの真っすぐ」を振り抜き右芝席に飛び込む本塁打を放ち7対0とした。
▶︎9回表、山学大は左腕 星野健太(2年 山梨学院)が先頭の2番代打をフルカウントから空振り三振に、3番打者にフルカウントから四球を与え一死一塁、4番打者を初球で遊ゴロに打ち取り併殺(6-4-3)に仕留めゲームセット。
 
【試合終了電話インタビュー】
▶︎平国大に続き完封勝利した二枚看板左腕の星野健太(2年 山梨学院)は「今日は立ち上がりから真っすぐと変化球の切れが良くて、前回(平国大2回戦の1安打完封)より調子は良かった」と明かす。「4回表の一死一、三塁で、キャッチャーからのサインで4番打者の2球目に一塁に牽制してランナーをアウトにできたのは大きかった」と、その後4番打者を空振り三振に仕留めチェンジとした。次の白鷗戦は「1節と2節は自分のピッチングができたと思うので、4年生は今シーズンで最初で最後のリーグ戦になるので、常に自分のピッチングを心掛けて、バックを信じて戦い抜きたい」と述べた。
▶︎右越えソロホームランなどで貢献した4番主砲 新井遼太(4年 東海大学附属相模)は「就職活動で平国大2回戦を欠場して調子が維持できるか多少不安があったが『昨日の復帰戦8回に安打が一本出たので『その流れでどうにかなる』と試合に臨んだ」と振り返る。1回二死一塁で「『なんとかつなぎたい』と真ん中高めの変化球を左前安打」し、6点の猛攻につなげた。5回、一死無塁「ワンボールからの2球目、インコース寄り真ん中の真っすぐを右前安打」し得点につながらなかったが完全にエンジンがかかった。次の打席の8回「チームは初回に得点してから1点も取れていなかったので、先頭打者だったので点を取るためには『まず出塁とセンターから右中間を意識して打席に立った。ワンストライクからの2球目の外より真ん中低めの真っすぐを捉えられた」と右越えソロホームランを放ちチームに貢献した。「次の白鷗大には高校の同級生(野球部)で左腕 山田啓太がいるので意識するところはある。まずは出塁を意識して、チャンスなら泥臭く一本、先頭なら長打で勝負したい」と述べた。
▶︎主将 知見寺代司(4年 山梨学院)は「今日も星野がテンポよく投げてくれて守りやすかった」と頷く。攻撃面で「初回に先制はできたが、中押し、ダメ押しができなかった」と振り返る。「流れとして、初回6点を奪い本来ならコールドゲームにしないといけない試合だった。それができなかった自分たちの弱さが露呈した」と言葉を呑み、「中盤の集中力が足りなかったかなと思う」と頷いた。1回裏「1、2番がぽんぽんとアウトになってしまったので自分がそこで簡単にアウトになってしまうと『悪い流れでいってしまうな』と思い、攻撃を長めにしたいと集中して打席に立った。『インコース真ん中、真っすぐ』をしぶとく二内野安打した」と猛攻の口火を切った。次の白鷗戦は「昨日や今日のように最小失点で抑えて、白鷗は良いピッチャーがいるので攻撃では少ないチャンスを生かす戦いをしたい」と淡々と述べた。
▶︎須田喜照監督は「初回に攻撃陣がツーアウトから6得点したのが大きかった」と開口一番。「これで星野がいつも通りの小気味良いテンポで完封できた」頷く。「星野は第1節2回戦の平国大に続いて、今日も快投を見せ完封し2勝0敗とした」と好評。ただ「打撃陣は2回から7回まで安打などで走者は出すものの得点に結びつかなかったので、やきもきしていたが8回に新井が待望の次戦につながる1発を放ってくれた」と声が弾む。「チームは総じて良い仕上がりを見せている。引き続き良いところを伸ばし、悪いところは修正したい」と大きく頷く。「今日、白鷗大が平国大に負けたため、うちが3勝1敗で白鷗大と勝率で並んで1位となったが、白鷗大に1勝1敗だと平国大を含む3大学が勝ち率で並び得失点差の混戦となる可能性が大きい。白鷗戦は互いに2連勝を目指す激しい戦いとなる。是が非でも2連勝したい。白鷗大は左腕 山田を始め好投手が多いし、打撃陣も層が厚い。うちは二枚看板の岩佐と星野の両左腕がどれだけ失点を抑えてくれるか、攻撃陣が少ないチャンスを確実にモノにできるかがポイントとなる。今のチームにはそれができる力は十二分にある。自信を持って白鷗戦2試合を戦う」と不退転の決意で臨む。
◾️山学大は第3節1回戦を9月19日9時00分より白鷗大学野球場で白鷗大学と行う。
 
文(H.K) 、カメラ(平川大雪) 2020.9.16