山梨学院パブリシティセンター

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●2020関甲新秋季リーグ戦1部第3節2回戦
~山学負け3大学が同率1位に得失点で3位~
~初回1番 清水が三塁打と犠飛で生還先制~

山梨学院大は関甲新秋季リーグ戦1部ディビジョンA最終戦の第3節2回戦を9月20日、白鷗大学野球場で白鷗大と行い、1回表に1対0と先制したものの1対12(8回コールド)で負けた。この結果、山学大は4勝2敗としディビジョンAで単独1位から白鷗大・平成国際大と同率1位となった。同率の場合は得失点差で順位が決まるため1位 平国大、2位 白鷗大、3位 山学大となり、山学大はチャンピオンシップラウンド進出を逃した。先攻の山学大は1回表、昨日チームを打と俊足で牽引した1番 清水寛太が中越え三塁打を放ち、続く2番 長尾康太郎の中犠飛で生還し1対0と先制。その2回裏、先発の2試合連続完封 左腕 星野健太が先頭の5番 指名打者を1-2から見逃し三振に打ち取るが、それ以降に長短5安打と内野失策に暴投で1対6とされた。3回からリリーフ左腕 森井文哉、左腕  千葉稜河、左腕 岩佐嵐と投入したが6点を奪われ1対12で8回コールドで敗れた。須田喜照監督は「昨日とは別のチームだった。窮地を跳ね返すだけの底力がなかった。確り戦っていきたい」と述べた。山学大は10月3日から行われるレギュラーラウンドを行う。

【 山梨学院大学 Vs 白鷗大学(2回戦)】
▶︎須田喜照監督は9月19日のインタビューで「明日はファーストラウンド最終戦(ディビジョンA最終戦)うちの野球で、先発 星野が最小失点で抑えて、打撃陣が少ないチャンスをものにして、何が何でも勝利したい」と不退転の決意。白鷗大学野球場は両翼98m、センター122m、内外野は人工芝(フェンス周辺は舗装)、メッシュフェンス。メインスタンド観客席432席。野球場のある栃木県小山市の日本気象協会1時間天気13時00分の天気予報は、曇り、気温22.1度、風向北東、風速2m/s。試合開始13時14分、山梨学院大学(昨秋3位)と白鷗大学(昨秋1位)が整列して、主審のコールで第2節2回戦ディビジョンA最終戦(ファーストラウンド最終戦)の試合が開始された。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
山梨学院 1 0 0 0 0 0 1 0   1
白  鷗 0 6 0 0 0 0 4   12

▶︎1回表、先攻の山学大は昨日チームを打と俊足でチームを牽引した1番 清水寛太(4年 甲府工業)が先発の右腕 大関竜登(4年)の「初球、カーブが真ん中高めに来たので迷わず振り抜き」中越え三塁打を放ち、続く2番 長尾康太郎(3年 千葉英和)の中犠飛で生還し1対0と先制。
▶︎1回裏、山学大は須田喜照監督が2試合連続完封の二枚看板左腕 星野健太(2年 山梨学院)を先発でマウンドに上げた。左腕 星野が1番打者に1-0から左前安打を許し無死一塁。2番打者に0-1から投犠打を決められ一死二塁。3番打者を2-2から二ゴロに打ち取り二死三塁。4番打者を2-2から見逃し三振に打ち取りチェンジ。
▶︎2回表、山学は一死から6番指名打者 小関龍王(3年 日本大学明誠)が2-0から二内野安打で出塁。二死一塁後、8番 小谷田崇志(3年 帝京第三)が3-1から四球を選び二死一、二塁とするが後続が倒れチェンジとする。
▶︎2回裏、山学大は左腕 星野健太(2年 山梨学院)が先頭の5番打者を
1-2から見逃し三振。一死無塁、6番打者に2-0からの「真っすぐ」を左中間二塁打され一死二塁。続く7番打者に2-2から「真っすぐ」を左越え適時二塁打され1対1。一死二塁、8番打者に0-1から「スライダー」を投げ左越え本塁打を与え1対3。一死無塁、9番打者0-2から三と遊の真ん中へ深く転がる遊内野安打で一死一塁。1番打者を0-2から3ゴロを三塁手が失策し一死二、三塁。2番打者への3球目「カットボールがワンバウンドし捕手が弾く暴投」となり二塁走者が生還し1対4。一死三塁、2番打者にフルカウントから左中間へ犠飛され1対5。二死無塁、3番打者に1-0から「甘く入った真っすぐの失投」を中越え本塁打され1対6。4番打者を1-0から三飛に打ち取りチェンジとする。
▶︎3回表、山学大は一死無塁、2番 長尾康太郎(3年 千葉英和)が初球に死球を受け出塁。3番 島村功記(3年 高岡商業)が3-1から四球を選び一死一、二塁。続く4番主砲 新井遼太(4年 東海大学附属相模)の2-2から三ゴロで、二死二、三塁と進塁。5番 宮下塁(4年 山梨学院)がフルカウントから死球を受け二死満塁としたが後続が倒れチャンスを逸しチェンジ。
▶︎3回裏、山学大は須田喜照監督が二枚看板左腕 星野健太(2年 山梨学院)に代えて、開幕の第1節平成国際1回戦でリリーフした左腕 森井文哉(4年 松本工業)をマウンドに送った。左腕 森井が先頭の5番打者を1-0から遊ゴロに、6番打者を0-1から二飛に、7番打を1-0から一飛に打ち取り三者凡退と好スタートを切る。
▶︎4回表、山学大は二死後に9番 髙橋泰雅(3年 城西大学附属城西)が1-2から中前安打で出塁。続く1番俊足 清水寛太(4年 甲府工業)が1-2から遊ゴロで二塁封殺(6B)でチェンジとする。
▶︎4回裏、山学大はリリーフ左腕 森井文哉(4年 松本工業)が先頭の8番打者0-1から一ゴロに、9番打者を1-1から遊ゴロに、1番打者を0-1から一邪飛に仕留め三者凡退とする。
▶︎5回裏、山学大はリリーフ左腕 森井文哉(4年 松本工業)が先頭の2番打者に初球死球を与え無死一塁。3番打者2-0から一犠打を決められ一死二塁。4番打者を0-1から一ゴロ(3A)に二死三塁。5番打者を1–2から二ゴロに打ち取りチェンジとする。
▶︎6回裏、山学大はリリーフ左腕 森井文哉(4年 松本工業)が先頭の6番打者を1-0から右飛に、7番打者を1-2から一ゴロ(3-1)に、8番打者に3-1から四球を与え二死一塁。9番打者を0-1から遊ゴロで二塁封殺(6-4)でチェンジとする。
▶︎7回表、山学大は先頭の8番 小谷田崇志(3年 帝京第三)が1-2から左越え二塁打で出塁。一死後、1番俊足 清水寛太(4年 甲府工業)が初球を左前安打し一死一、三塁としたが継続が倒れチェンジとする。
▶︎7回裏、山学大はリリーフ左腕 森井文哉(4年 松本工業)が先頭の1番打者に2-2から左越え本塁打を許し1対7。2番打者に1-2から3内野安打を許し無死一塁。3番打者の5球目に一塁走者に盗塁を許し無死二塁。3番打者にフルカウントから死球を与え無死一、二塁。ここで須田喜照監督が開幕の第1節平成国際1回戦で左腕 森井をリリーフした左腕 千葉稜河(4年 山梨学院)を投入。左腕 千葉が4番打者1-1から一飛に打ち取り一死一、二塁。5番代打に初球を右中間適時打され1対8としたところで、須田喜照監督が左腕 千葉に代え、きのう白鷗に1失点完投している二枚看板左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)を投入。一死一、三塁に走者を置き左腕 岩佐は6番打者に1-0から右前適時打され1対9、7番打者に1-2から遊適時内野安打され1対10。ここで須田喜照監督が8番打者を申告敬遠し一死満塁。続く9番打者を1-2から空振り三振に打ち取り二死満塁、1番打者を1-1から右飛に打ち取りチェンジとした。
▶︎8回表、山学大は先発の右腕 大関竜登(4年)を継投した左腕 山田啓太(4年)から先頭の4番主砲 新井遼太(4年 東海大学附属相模)が2-2から空振り三振に、5番 宮下塁(4年 山梨学院)が2-2から一ゴロに、ここで須田喜照監督が6番指名打者 小関に変えて、飯塚孔規(4年太田工業)を打席に送った。6番代打 飯塚が2-2から空振り三振でチェンジとする。
▶︎8回裏、山学大はリリーフ左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が先頭の2番打者にフルカウントから左線二塁打を許し無死二塁。3番打者を1-1から左飛に打ち取り一死二塁。4番打者に初球を右越え2点本塁打を与え1対12で8回コールドとした。

【試合終了電話インタビュー】
▶︎2試合連続完封の二枚看板左腕 星野健太(2年 山梨学院)は「体調は万全だった。チャンピオンシップラウンドに進出できるように最小失点に抑えよう」とマウンドに上がった。「1回表に1対0と先制してもらったので、自分のピッチングをしょうと2回の裏に臨んだ」と頷く。見逃し三振後、「6番打者に真っすぐを左中間二塁打、続く7番打者にも真っすぐを二塁打され1対1とされ、8番打者にはスライダーを2ランされ1対3とされた。せっかく1回表に先輩の清水さんと長尾さんが流れをつくってくれたのに、その流れを相手に渡してしまった」と詫び、「相手に、研究され攻略された」と悔しさをにじませた。「10月3日から行われるレギュラーラウンドでは研究されても抑えられるだけのピッチングができるように、さらに一球に心を集中しての投球練習などに励みたい」と述べた。
▶︎1番 清水寛太(4年 甲府工業)は「昨日、白鷗に初戦勝っているので、その勢いで勝って1位で上のステージに行こうと試合に臨んだ」と頷く。「前の試合も、自分が1番で出塁して先制点を取れたので、『今回も自分が塁に出て先制点につなげられるように』と思って打席に向かった」と頷いた。「相手ピッチャーのデータを分析して『初球は変化球でくるだろう』と頭において打席に立った。初球、カーブが真ん中高めに来たので迷わず振り抜き走った。一塁を回ったところでセンター(中堅手)が球をグローブに当てフェンスにぶつかるのが見えたので、さに加速させて三塁まで走った」と中越え三塁打でチャンスをつくった。続く「2番 長尾が左中間深く犠飛を打ってくれたので余裕を持って生還できた」と2試合続けての先制得点をあげた。「同率1位で得失点で3位となったチームなので、レギュラーラウンドでは全勝して5位を確保したい」と述べた。
▶︎須田喜照監督は「昨日とは別のチームだった」と開口一番。「選手が決して油断したわけではないが、2回裏は相手が振ればヒットになる、あり得ないエラーが出るとか、その後は相手チームが波に乗り、まさかの敗戦となった」と振り返る。「白鷗大には窮地から脱する底力があり、うちは窮地に追いやられてもそれを跳ね返すだけの底力がなかった」と言明した。「監督も選手も、そこを確り受け止めて10月3日からのレギュラーラウンドに向けて準備をしたい」と気持ちを切り替えた。「レギュラーラウンドはファーストラウンドのディビジョンAの3位 山梨学院大、4位 関東学園大、ディビジョンBの3位 作新学院大、4位 常磐大が2試合ずつ計6試合を行い、5位から8位を決定戦し8位は2部に自動降格する」と明かす。「レギュラーラウンド6試合で4年生は最後となる。また、来シーズンに向けての大切なラウンドになるので確り戦っていきたい」と述べた。
◾️山学大は10月3日から行われるレギュラーラウンドを行う。NNS日本ネットワークサービス111ch『情報maxはやべん』午前11:00~、『はやべん おかわり』午後8:00~の中の『街かどトピックス』で山梨学院大学の全カード結果を原則水曜日(若しくは木曜日)に放映予定。

文(H.K) 、カメラ(平川大雪) 2020.9.22