山梨学院パブリシティセンター

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●2020関甲新秋季リーグ戦1部Regular Round
~追い上げ島村の8回裏3ランも届かず~
~第2節 常磐戦は投手陣の奮起に期待~

山梨学院大は関甲新秋季リーグ戦1部Regular Round第1節2回戦を10月4日、上武大学野球場で関東学園大と行い6対8で負け1勝1敗とした。山学大は初先発の右腕 長谷川大樹が0対3とされた4回裏二死一、三塁で7番 島村功記の「やや外低め真っすぐ」を打ち返し中2点適時二塁打で2対3と1点差に追い上げる。4対2とされた7回裏、7番 島村の中前安打と犠打で一死二塁、9番 小澤陸が右エンタイトルツーベースで島村が生還し再び3対4と追い上げる。3対7と大きくリードされた8回裏二死一、二塁で7番 島村が「真ん中低め真っすぐ」を捉え左越え3点本塁打を放ち6対7と三度肉薄したが届かず6対8で負けた。7番 島村は「3ランは低めの球だったので長い間バットに乗せられたのが要因。昨日のソロホーマーで感覚が掴めた。今日も上から叩く打撃を意識して結果が出た。次は勝ちにつながるバッティングをしたい」と次戦を睨んだ。須田喜照監督は「打線はディビジョンAで関東学園大と対戦したとき6対1と7対0だった。この2試合も得点は全く同じで打線は決して悪くない。うちは、投手陣が2点から3点に抑えて少ないチャンスで得点し勝つチームなので、次回の常磐戦では投手陣の奮起に期待したい」と述べた。
 
【試合前インタビュー】
▶︎須田喜照監督はインタビューで「チームは4勝2敗として白鷗大・平成国際大と同率1位となった。同率の場合は得失点差で順位が決まるため1位 平国大、2位 白鷗大、3位 山学大となり、その結果チャンピオンシップラウンド進出を逃し、レギュラーラウンドで関東学園大・常磐大・作新学院大と2試合ずつを行うこととなった」と振り返る。「四年生は大学野球が最後となる。3年生以下は来年に向けての大切な試合になるので精一杯戦いたい」と頷き、「このレギュラーラウンドで最下位になると2部に自動降格となるので気は抜けない」と気持ちを引き締めた。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
関東学園 2 0 0 1 0 1 0 3 1 8
山梨学院 0 0 0 2 0 0 1 3 0 6

【 関東学園大学 Vs 山梨学院大学(2回戦)】
上武大学野球場は両翼95m、センター120m、全面人口芝、収容人数 約200人。野球場のある群馬県伊勢崎市の日本気象協会1時間天気13時00分の天気予報は、曇り、気温 22.9度、風向 北北東、風速 1m/s。両校の選手がホームプレートを挟み整列し主審のコールで13時45分、Regular Roundの山梨学院大学(A3位) 対 関東学園大学(A4位)の2回戦が開始された。
 
▶︎1回表、後攻の山学大は山学大は須田喜照監督が右腕 長谷川大樹(3年 総和工業)を先発でマウンドに上げた。初先発の右腕 長谷川が1番打者にフルカウントから左前安打され無死一塁。2番打者の3球目に盗塁され無死二塁。2番打者を1-2から二ゴロに打ち取るが一死三塁。3番打者に2-0から左適時三塁打され0-1と先制される。続く4番打者に初球を犠飛され0対2。二死二塁、5番打者を2-2から二ゴロに仕留めチェンジとする。
▶︎1回裏、山学大は二死後、相手先発の右腕 速水伯樹(3年)から3番DH=指名打者主将 知見寺代司(4年 山梨学院)がフルカウントから四球を選び出塁。二死一塁、4番主砲 新井遼太(4年 東海大学附属相模)が初球を遊ゴロを打ち二塁封殺(6B)でチェンジとする。
▶︎2回表、山学大は右腕 長谷川大樹(3年 総和工業)が先頭の6番打者を0-2から見逃し三振に、7番打者をフルカウントから遊ゴロに、8番打者をフルカウントから見逃し三振に仕留め三者凡退でチェンジとする。
▶︎3回表、山学大は右腕 長谷川大樹(3年 総和工業)が先頭の9番打者を1-0から二ゴロ(1-4-3)に、1番打者を0-1から中飛に、2番打者を初球で遊直に打ち取り三者凡退でチェンジとする。
▶︎3回裏、山学大は一死後に9番 小澤陸(2年 山梨学院)が0-1から中前安打で出塁するが後続が倒れチェンジ。
▶︎4回表、山学大は山学大は右腕 長谷川大樹(3年 総和工業)が先頭の3番打者に1-1から右前安打を与え無死一塁。続く4番打者に初球を左適時二塁打され0対3、4番打者が一気に三進し無死三塁、5番打者にストレートの四球を与え無死一、三塁。続く6番打者にもフルカウントから四球を与え無死満塁。ここで須田喜照監督が右腕 長谷に代えて、リリーフ左腕 千葉稜河(4年 山梨学院)がマウンドに上がる。リリーフ左腕 千葉が7番打者を初球で投ゴロに打ち取り本塁封殺から捕手が一塁へ転送する併殺(1-2-3)で二死二三塁。8番打者をフルカウントから四球を与え二死満塁。続く9番打者を1-2から一ゴロ(3A)に仕留め無失点でチェンジとする。
▶︎4回裏、山学大は二死後に5番 藤田直仁(3年 川島)がストレートの四球で出塁二死一塁。6番 宮下塁(4年 山梨学院)が0-2から左前安打で二死一、二塁。7番 島村功記(3年 高岡商業)が1-1から中2点適時二塁打で2対3と追い上げるも後続が倒れチェンジとする。
▶︎5回表、山学大は山学大はリリーフ左腕 千葉稜河(4年 山梨学院)が先頭の1番打者を初球で遊ゴロに、2番打者を2-1から中飛に、3番打者を1-2から空振り三振に仕留め三者凡退でチェンジとする。
▶︎5回裏、山学大二死後に2番 宮崎一樹(1年 山梨学院)が2-1から右前安打で出塁するも後続が倒れチェンジとする。
▶︎6回表、山学大は山学大はリリーフ左腕 千葉稜河(4年 山梨学院)が先頭の4番打者に2-0から左越え本塁打を許し2対3。5番打者を2-2から空振り三振に、6番打者を初球で一ゴロ(3-1)に、7番打者を1-1から空振り三振に仕留めチェンジとした。
▶︎7回表、山学大は山学大はリリーフ左腕 千葉稜河(4年 山梨学院)が先頭の8番打者を0-1から一ゴロに、9番打者を1-2から一ゴロに1番打者を0-1から左飛に打ち取り三者凡退でチェンジとする。
▶︎7回裏、山学大は先頭の7番 島村功記(3年 高岡商業)が2-2から中前安打し出塁、続く8番 小谷田崇志(3年 帝京第三)が初球に犠打し一死二塁。続く9番 小澤陸(2年 山梨学院)が0-2から右エンタイトルツーベースで3対4。一死二塁、1番俊足 清水寛太(4年 甲府工業)がフルカウントかニゴロを打ち二死三塁としたが後続が倒れチェンジとする。
▶︎8回表、山学大は山学大はリリーフ左腕 千葉稜河(4年 山梨学院)が先頭の2番打者が0-1から左中間二塁打を許し無死二塁。3番打者に0-1から三塁へのバントヒットを与え無死一、三塁。ここで須田喜照監督がリリーフ左腕 千葉に代えて、リリーフ右腕 中込陽翔(1年 山梨学院)をマウンドに送る。リリーフ右腕 中込が4番打者の2球目に一塁走者に盗塁され無死二三塁。4番打者の3-1から四球を与え無死満塁。ここで須田喜照監督がリリーフ右腕 中込に代えて昨日リリーフし無失点に抑えたリリーフ左腕 森井文哉(4年 松本工業)をマウンドにあげた。リリーフ左腕 森井が5番打者を2-2から見逃し三振に、6番打者に1-1から右適時打され3対5。一死満塁、7番打者に1-1から左適時打を許し3対6。一死満塁、8番打者フルカウントから左犠飛され3対7。二死一、二塁、9番打者を1-2から見逃し三振に打ち取りチェンジとする。
▶︎8回裏、山学大は一死後に4番主砲 新井遼太(4年 東海大学附属相模)1-1からニゴロを打つも二塁手のハンブル失策で出塁。一死一塁、ここで須田喜照監督が5番 藤田直仁(3年 川島)に代えて5番代打 守岡樹(4年 日本文理)が打席に、5番代打 守岡がフルカウントから左前安打し一死一、二塁。二死後、7番 島村功記(3年 高岡商業)が0-1から「真ん中低め真っすぐ」を振り抜き左越え3点本塁打を放ち6対7としたが後続が倒れチェンジとする。
▶︎9回表、山学大は山学大はリリーフ左腕 森井文哉(4年 松本工業)が先頭の1番打者を1-0から二ゴロに、2番打者を3-1から三ゴロに、3番打者に3-1かに四球を与え二死一塁。4番打者の7球目に暴投し一塁走者が進塁し二死二塁、4番打者に2-2から右適時打され6対8。続く5番打者を2-2から空振り三振に仕留めチェンジとする。
▶︎9回裏、山学大一死後に1番俊足 清水寛太(4年 甲府工業)がフルカウントから中前安打し出塁したが後続が倒れゲームセット。
 
【試合終了インタビュー】
▶︎昨日に続く叩く打撃法で2号スリーランを放った7番 島村功記(3年 高岡商業)は「昨日のソロホーマはやはり価値のある一発だった。今日も上から叩く打撃を意識して結果が出た」と感触をつかんで喜んだ。4回裏二死一、三塁に「藤田と宮下さんがつないでチャンスをつくっていたので『絶対打ってやろう』と打席に入った。打席の中では投手の投げた球に向かって踏み込んで、やや外低め真っすぐを右中間寄りのセンターに打ち返した」と中2点適時二塁打で2対3と追い上げる。7回裏には「中前安打でつなぐ野球」でチャンスを演出し「犠打と小澤のエンタイトルツーベースで生還して3対4」とした。さらに8回裏二死一、二塁「点差が点差だったのでつなごうと集中して、真ん中低め真っすぐを振り抜いたがバットのちょつと先っぽだったのでホームランになるか『どうかな』と思ったが、低めの球だったのでボールを長い間バットに乗せられたのが要因」と左越えの3ランホームランを放った。次戦は「数多いメンバーの中から、試合に代表として立たせてもらっていることを自覚するとともに、来シーズンは自分も最上級生となるので他の3年生と一緒にチームを引っ張っていくという気概を持って残りの試合を戦い成長したい」と先を見据える。次は『チームの勝ちにつながる一打』が打てるように準備していきたい」と強い意志をあらわにした。
▶︎主将 知見寺代司(4年 山梨学院)は「今日は投手陣が崩れた」と振り返る。「ただ、3番・4番・5番のクリーナップの上位打線に当たりがなく、下位打線で得点していた。3番・4番・5番に当たりが出ていたら打撃線を制して投手陣をバックアップできた」とトーンダウンした。次戦は「うちのチームの守備陣が最小失点で守り抜いて、打撃陣が少ないチャンスをものにしていく野球で勝ち切りたい」と前を向いた。
▶︎須田喜照監督は「先発の右腕 長谷川大樹は初のリーグ戦だったので実力が発揮できなかった。次には今日経験したので平常心で自分のピッチングができると思う」と期待する。「打線はディビジョンAで関東学園大と対戦したとき6対1と7対0だった。この2試合も得点は全く同じで打線は決して悪くない。上位打線が打てないときは、今日のように下位打線が打ち得点してくれている。7番の島村が昨日のホームランから打撃が上がって3ランの5打点と貢献してくれた」と頷く。「うちは、投手陣が2点から3点に抑えて少ないチャンスで得点し勝つチームなので、次回の常磐戦では投手陣の奮起に期待したい」と述べた。
◾️山梨学院大は明日、関東学園大学と2回戦を行う。NNS日本ネットワークサービス111ch『情報maxはやべん』午前11:00~、『はやべん おかわり』午後8:00~の中の『街かどトピックス』で、山梨学院大学 対 関東学園大学カードの結果を10月8日木曜日に放映予定。
 
文(H.K) 、カメラ(平川大雪) 2020.10.6