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●2020関甲新秋季リーグ戦1部Regular Round
~二枚看板左腕 岩佐嵐が1失点完投~
~主将 知見寺逆転2点適時打で勝利~

山梨学院大は関甲新秋季リーグ戦1部Regular Round第2節1回戦を10月11日、上武大学野球場で常磐大と行い2対1で勝ち通算成績を2勝1敗とした。山学大は投げては二枚看板左腕 岩佐嵐が3回裏の1失点の9安打2四球9奪三振と相手打戦を封じて完投した。攻めては8回表二死後に1番俊足 清水寛太の四球と2番 長尾康太郎の右安打で二死一、二塁。投手の二塁への牽制暴投で二死二、三塁 3番指名打者主将 知見寺代司が「今日は良い調子で振れていたので落ち着いていた。2-1からの真ん中外の真っすぐを叩いた。その瞬間に感触で抜けたと確信しホッとした」と中への逆転2点適時打を放ち2対1で勝利した。須田喜照監督は「台風の影響で10日の試合が1日順延して11日となったがチームコンディションには影響ない」と試合に臨んだ。試合は「岩佐が3回裏、左前安打と連続のバントヒット2本で無死満塁とされたが最小1失点と力投し良く踏ん張った」と褒めた。「相手投手はありとあらゆる球種が素晴らしかった。その投手から8回表二死二、三塁で、主将 知見寺が3番指名打者の貫禄で2点適時打を放ち良く逆転してくれた」と称えた。「明日、常磐戦に連勝して7位以上(8位は2部自動入替)を確定したい。投手を中心にしっかり守り、打撃陣が少ないチャンスをものにして勝利したい」と全員野球で臨む。

【試合前インタビュー】
▶︎須田喜照監督は「台風の影響で10日の試合が1日順延して11日となったがチームコンディションには影響ない」と頷く。「打線は上位打線が打てないときは、下位打線が打ち得点してくれていて調子は良い」と高評価。ただ「うちは、投手陣が2点から3点に抑えて少ないチャンスで得点し勝つチームだがここのところ得点を取られ過ぎている」と振り返り、「次回の常磐戦では投手陣の奮起に期待したい」と試合に臨む。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
山梨学院 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2
常  磐 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1

【 山梨学院大学 Vs 常磐大学(1回戦)】
上武大学野球場は両翼95m、センター120m、全面人口芝、収容人数 約200人。野球場のある群馬県伊勢崎市の日本気象協会1時間天気13時00分の天気予報は、曇り、気温 25.7度、風向 西、風速 2m/s。両校の選手がホームプレートを挟み整列し主審のコールで13時45分、Regular Roundの山梨学院大学(A3位) 対 常磐大学(B4位)の1回戦が開始された。
 
▶︎1回表、先攻の山学大は相手先発右腕 髙橋国杜(3年)から二死後に3番DH=指名打者の主将 知見寺代司(4年 山梨学院)が0-1から中前安打で出塁し、4番主砲 新井遼太(4年 東海大学附属相模)の1-0からの2球目で盗塁し刺され(2-6)チェンジとする。
▶︎1回裏、山学大は須田喜照監督が関東学園戦1回戦勝ち投手の二枚看板左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)を先発でマウンドに上げた。初先発の左腕 岩佐が1番打者を1-2から見逃し三振に、2番打者にフルカウントから右前安打され一死一塁。続く3番打者を1-1からニゴロに打ち取り併殺(4-6-3)に仕留めチェンジとする。
▶︎2回裏、山学大は左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が先頭の4番打者を0-1から二ゴロに、5番打者をフルカウントから空振り三振に、6番打者に1-2から中前安打され二死一塁。続く7番打者をストレートの見逃し三振に仕留め、一塁残塁としチェンジ。
▶︎3回表、山学大は一死、8番 小谷田崇志(3年 帝京第三)がフルカウントから四球を選び出塁。一死一塁、9番 髙橋泰雅(3年 城西大学附属城西)が2-2から中前安打し一死一、二塁としたが後続が倒れ、一、二塁残塁として先制点のチャンスを逸しチェンジ。
▶︎3回裏、山学大は左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が先頭の8番打者に0-1から左前安打を与え無死一塁。9番打者に初球一へのバントヒットを許し無死一、二塁。続く1番打者に三へのバント安打を許し無死満塁。2番打者に0-1から右前適時打され0対1と先制を許す。二塁走者が本塁をつくがタッチアウト(9-2)とし一死一、二塁。3番打者を0-2から空振り三振に打ち取り二死一、三塁。4番打者をフルカウントから二飛に打ち取り、一、三塁残塁としてチェンジとする。
▶︎4回表、山学大は二死後、先頭の5番 島村功記(3年 高岡商業)が1-1から遊ゴロを打ち、これを遊撃手がハンブルし二死一塁。6番 藤田直仁(3年 川島)の1-2から中前安打で島村が本塁をつくがタッチアウト(8-2)で、一塁残塁としてチェンジとする。
▶︎4回裏、山学大は左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が先頭の5番打者を2-1から遊ごろに、6番打者を0-1から左飛に、7番打者を0-2から三ゴロに仕留め、三者凡退としてチェンジとする。
▶︎5回裏、山学大は左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が先頭の8番打者を初球で二ゴロに、9番打者を0-2から中飛に、1番打者に1-1から左安打を与え二死一塁。2番打者にストレートの四球を与え二死一、二塁。3番打者を0-2から左飛に打ち取り、一、二塁残塁としてチェンジとする。
▶︎6回表、山学大は二死後に3番DH主将 知見寺代司(4年 山梨学院)が2-1から左前安打で二死一塁としたが後続が倒れ、一塁残塁としてチェンジとする。
▶︎6回裏、山学大は左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が先頭の4番打者を初球で右飛に、5番打者をフルカウントから見逃し三振に、6番打者に2-1から右前安打され二死一塁。続く7番打者の0-1から左腕 岩佐が一塁に牽制し代走をタッチアウト(1-3-4)としてチェンジとする。
▶︎7回裏、山学大は左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が先頭の7番打者を2-2から右飛に、8番打者をフルカウントから四球を与え一死一塁。9番打者を1-2から空振り三振に打ち取り二死一塁、2安打されている1番打者の0-1からの2球目に8番打者に盗塁され二死二塁、1番打者を1-2から空振り三振に仕留め、二塁残塁としてチェンジとする。
▶︎8回表、山学大は二死後、1番俊足 清水寛太(4年 甲府工業)3-1から四球を選び出塁。二死一塁、2番 長尾康太郎(3年 千葉英和)が1-0から右安打し二死一、二塁。2安打している3番DH主将 知見寺代司(4年 山梨学院)が、2-1から左2点適時打を放ち2対1と逆転し、後続が倒れ一塁残塁としてチェンジとした。
▶︎8回裏、山学大は左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が先頭の2番打者を3-1から三ゴロに、3番打者を0-1から遊飛に、4番打者を1-2から捕邪飛に打ち取り三者凡退としてチェンジとする。
▶︎9回表、山学大は一死後に6番 藤田直仁(3年 川島)に代わり6番代打 小澤陸(2年 山梨学院)がフルカウントから四球を選び出塁。一死一塁、7番 宮崎一樹(1年 山梨学院)に代わり7番代打松尾孝太が1-2から見逃し三振、小澤が盗塁し二死一塁。8回の表に8番 小谷田崇志(3年 帝京第三)の代打 守岡樹(4年 日本文理)に代わり守備についた戸田遥斗(2年 浜松修学舎)が0-1から左前安打を打ち二死一、三塁としたが、後続が倒れ一、三塁残塁としてチェンジとする。
▶︎9回裏、山学大は左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が先頭の5番打者に初球を左二塁打され無死二塁。6番打者を初球でバント捕飛に打ち取り一死二塁。7番打者を0-2から空振り三振に打ち取り二死二塁。8番打者を1-1から投ゴロに仕留め二塁残塁のゲームセットとし2対1で勝利した。山梨学院はRegular Roundを二枚看板左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)が完投で2勝目をあげ通算成績を2勝1敗とした。

 【試合終了インタビュー】
▶︎Regular Roundを2勝0敗とした二枚看板左腕 岩佐嵐(3年 徳島商業)は「今日は9回を投げて3人で終われないケースが5イニングと多かった。3回裏の一死満塁でのピンチに『最小失点の1点であがれて良かった』とポジティブにとらえ投げられたのが良かった」と頷き、「3回以降は粘りのピッチングができた」と振り返った。「打線が8回表に2対1と逆転して援護してくれたので、9回裏の無死二塁とされた場面では1点リードしているので落ち着いて投げれた」と後続をバント捕飛、空振り三振、投ゴロに仕留めた。次戦は「あまり考えすぎずに、しっかり投げていきたい」と淡々と述べた。
▶︎逆転の中2点適時打を含む4打数3安打2打点と気を吐いた3番DH主将 知見寺代司(4年 山梨学院)は「試合での流れが悪くてなかなかチャンスもつくれずに苦しい展開ではあったが、相手ピッチャーに勢いがあったのでチームは中盤から後半にかけて勝負」と虎視眈々と狙っていた。チャンスは8回表二死後「清水の四球と長尾の右安打、相手投手の二塁への牽制暴投で二死二、三塁」となった。知見寺は「『チャンス、今日は良い調子で振れていたのでしっかり落ち着いていた』」と、「2-1からの真ん中外の真っすぐを叩いた。その瞬間に感触で抜けたと確信しホッとした」と中への逆転2点適時打で2対1と逆転した。投手は「1失点したが岩佐のピッチングは完璧だった。今日の出来からして8回・9回裏は抑えてくれると思った」と称えた。明日の同カード2戦目「明日は打撃陣が得点してピッチャーの負担を楽にしてあげ勝利したい」と力強く述べた。
▶︎須田喜照監督は「岩佐は9回1失点、9安打、2四球、7三振と粘りのピッチングで岩佐らしい投球だった。3回裏、左前安打と連続のバントヒット2本で無死満塁とされたが力投し最小失点に抑え良く踏ん張った。後は危なげなかった」と褒めた。「相手投手は、コントロールも良いし、球持ちも良いし、真っすぐ、フォーク、スライダーとありとあらゆる球種が素晴らしかった。見た目以上にうちの打者は打ちずらかったと思う」と頷いた。「その投手から8回表二死二、三塁で、主将 知見寺が3番指名打者の貫禄で2点適時打を放ち良く逆転してくれた」と称えた。「明日、常磐戦に連勝して7位以上(8位は2部自動入替)を確定したい。投手を中心にしっかり守り、打撃陣が少ないチャンスをものにして勝利したい」と述べた。
◾️山梨学院大は明日、常磐大学と第2節2回戦を行う。NNS日本ネットワークサービス111ch『情報maxはやべん』午前11:00~、『はやべん おかわり』午後8:00~の中の『街かどトピックス』で、山梨学院大学 対 常磐大学カードの結果を10月16日金曜日に放映予定。
 
文(H.K) 、カメラ(平川大雪) 2020.10.13