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●女子第32回全国高校駅伝競走山梨県大会予選
~12年連続 20回目の優勝を果たす~
~5区間で全て区間賞獲得する快走~

都大路への切符をかけて健脚を競う女子全国高校駅伝競走山梨県大会が10月31日、西湖畔周回コース5区間[21,0975km]で行われ、山梨学院高校が1時間13分44秒の走りで12年連続20回目の優勝を果たした。西湖レストハウス前駐車場に11チームが整列し午前10時30分に号砲とともに一斉スタート。山梨学院は1区[6km]主将の鬼頭このみ(3年)がスタートとともにトップに躍り出ると(有)セレクト1区中継所に2位 甲府南に2分19秒差をつける区間賞で石井れいな(1年)へたすきリレー。たすきを受けた2区[4.0975km]石井も、3区[3km]渡辺萌梨(3年)・4区[3km]萩原美優(1年)もその流れを受けて区間賞の快走。アンカー5区[5km]青沼麗后(1年)が萩原からたすきを受け取り「1秒でも早く」と力の限り走る。根場民宿組合前にいる「チームメートを見て、さらに加速し」無我夢中で2位韮崎に8分50秒差をつけてゴールテープを切った。依田崇弘駅伝部女子監督は「選手は非常に落ち着いてたすきを運んだ。1区は号砲が鳴るとすぐ抜け出して自分でペースをつくり独走。2区・3区・4区・5区もトップを走り、全員が区間賞を獲得した。チーム目標タイムを上回り、昨年のタイムより2分ぐらい早く走れた。全国的に見ればまだまだだが、都大路につながる良い走りができた」と称賛した。

【試合前インタビュー】
「今年は昨年よりチーム力が上がっており、県大会は優勝候補筆頭にあげてもらっているが、謙虚な気持ちで取りこぼしのないように確実に走り、優勝して全国大会(都大路)の予選通過を目指してもらいたい」と述べた。

【駅伝競走山梨県予選レース】
都大路への切符をかけて健脚を競う女子全国高校駅伝競走山梨県大会が10月31日、西湖畔周回コース5区間[21,0975km]で行われ、山梨学院高校が1時間13分44秒の走りで12年連続20回目の優勝を果たした。西湖レストハウス前駐車場に11チームが整列し午前10時30分に号砲とともに一斉スタート。山梨学院は1区[6km]主将の鬼頭このみ(3年)がスタートとともにトップに躍り出ると(有)セレクト1区中継所に2位 甲府南に2分19秒差をつける区間賞で石井れいな(1年)へたすきリレー。たすきを受けた2区[4.0975km]石井も、3区[3km]渡辺萌梨(3年)・4区[3km]萩原美優(1年)もその流れを受けて区間賞の快走。アンカー5区[5km]青沼麗后(1年)が萩原からたすきを受け取り「1秒でも早く」と力の限り走る。根場民宿組合前にいる「チームメートを見て、さらに加速し」無我夢中で2位韮崎に8分50秒差をつけてゴールテープを切った。

1区[6km]鬼頭このみ(3年)20分58秒 1位(区間賞)チーム1位
▶︎[西湖レストハウス前駐車場~(有)セレクト走行]
山梨学院は鬼頭このみ(3年)が「12連覇を狙って行こう」とスタート。「トップに躍り出た」と「最初の上りを一気に」快走し、「下りでは余裕を持って走れた」と順調に走行。「くねくねしたコースに入りコース取りをしっかりしてタイムをあげよう」と走行。「残り2キロ、5キロの通過では少しタイムが下がったが、ラスト上り1キロを全力で走り、さらに上り直線500メートルで力を振り絞り」力走する。「昨年も同じコースを走ったが、今年は20秒早くたすきが渡せた」と2位 甲府南に2分19秒差をつける区間賞でチーム1位で(有)セレクトの1区中継所の2区 石井れいなにたすきを手渡した。
2区[4.0975km]石井れいな(1年)14分12秒1位(区間賞)チーム1位
▶︎[(有)セレクト~民宿ふるさと前走行]
山梨学院は石井れいな(1年)が「初めての高校駅伝で緊張がすごかったが、憧れの先輩が断トツ1位でたすきを手渡してくれ、緊張がほぐれた」と「1キロは落ち着いて目標タイム通りで」通過。「2キロ地点も落ち着いて目標タイムで通過」する快走。「残りの3キロの後半、4キロ過ぎのたすきを渡す手前にある上りでもペースを落とさずに走ろう」と気を引き締め走行する。「試走でタイムを落としている」坂に差しかかる「足の回転のリズムを乱さず」気負わず上がる。残り「最後の難所の坂、1秒でも早く渡辺先輩に渡せるよう」と上がり、民宿ふるさと前の2区中継所の3区 渡辺萌梨に区間1位区間賞でチーム1位のたすきを手渡した。
3区[3km区間]渡辺萌梨(3年)10分35秒1位(区間賞)チーム1位
▶︎[民宿ふるさと前~西湖漁業組合駐車場先走行]
山梨学院は渡辺萌梨(3年)が「1・2年生とけがで最初で最後の西湖『やってやるぞ。楽しもう」と「50メートル上がり、下りを一気に飛ばす」快走。「1キロ地点でタイムを確認すると、設定タイムより早い。このペースを維持して行こう」と決心して、「比較的くねくねしてアップダウンがある」タフなコースを快走する。「中間地点の一番長い坂でタイムをロスした」と前半に気負ってか勢いが落ちる。それでも力走し「最後の坂、これを越えれば下りと平坦になる」と難所を踏ん張る。「脚にきて、回転も思うように上がらないが気力で走り」西湖漁業組合駐車場先の3区中継の4区 萩原美優に区間1位区間賞でチーム1位のたすきを手渡した。
4区[3km区間]萩原美優(1年)10分31秒1位(区間賞)チーム1位
▶︎[西湖漁業組合駐車場先~森下キャンプ場バス停走行]
山梨学院は萩原美優(1年)が「高校初めての駅伝で緊張があったが、渡辺先輩からたすきをしっかり渡されたので『都大路に行きたい、楽しくがんばろう』とスタート。「ラストの1キロでガタ落ちするので1キロは抑えて行こう」と慎重に走行する。「2キロ地点を通過、設定タイムより少し遅い。『自分の実力不足』」と叱咜激励する。「ラスト1キロの上がり坂で足の回転を早くすることに集中して遅れを取り戻す」と駆け上がる。「中学の頃から憧れている選手が待っている」森下キャンプ場バス停の4区中継所のアンカー5区 青沼麗后に区間1位区間賞でチーム1位のたすきを手渡した。
5区[5km区間]青沼麗后(1年)17分28秒4区1位(区間賞)チーム1位
▶︎[森下キャンプ場バス停~5 区ラスト 1 km先約 380m(折返)~根場民宿組合前道路上ゴール走行]
山梨学院は青沼麗后(1年)が「監督とサポートしてもらっているメンバーから情報が入っていたので落ち着いて、全体的に上りのコース」へスタート。「この最終区の5区までみんながたすきをつなげてきてくれたので最後は自分が1秒でも早く後ろを引き離して笑顔でゴールしょう」と「設定より早く1キロを通過」する快走。「2キロまでは1キロで早く走った分、後半に備えリラックスして」走行。「3キロを過ぎて少しきつくなってきたが自分を奮い立たせて『とにかく、前に、前に』」と「残り1キロ上り、ピッチを意識して腕振りも早くする。呼吸も苦しくなる」が力走。「折り返し地点を折り返し、1秒でも早く」と力の限り走る。根場民宿組合前にいる「チームメートを見て、さらに加速し」無我夢中で走り、区間賞で2位韮崎に8分50秒差をつけゴールテープを切った。
◾️山梨学院高校が1時間13分44秒の走りで12年連続20回目の優勝を果たし都大路の出場権を獲得した。
《 タイム順位 》
1位 山梨学院1時間13分44秒、2位 韮崎1時間22分14秒、3位 笛吹1時間24分49秒、4 位巨摩1時間25分13秒、5位 北杜1時間25分50秒、6 甲府昭和1時間27分42秒、以上が入賞チームで関東大会出場決定。7位 都留興譲館、8位 甲府南、9位 甲府一、10位 富士北稜、11位増穂商・青洲。
《  区 間 賞  》
1区 鬼頭このみ(3年 山梨学院)、2区 石井れいな(1年 山梨学院)、3区 渡辺萌梨(3年 山梨学院)、4区 萩原美優(1年 山梨学院)、5区 青沼麗后(1年 山梨学院)。

【レース後インタビュー】
▶︎1秒を惜しむ走り区間賞で優勝のゴールテープを切った 青沼麗后(1年)は「みんなの想いがこもったたすきをゴールまで運べて嬉しい」と声が弾む。「笑顔でゴールしょうと決めて走った。みんなが見えて、そして声援の声が聞こえて、ギアを一段上げて走り、無我夢中でゴールテープを切った」と振り返る。これから「長い距離も踏んで行って高校駅伝に耐えられる体づくりをしっかりし、都大路の選手に選ばれるようにしたい」と大きく頷いた。「後で写真を見たら目を閉じていた。腕もあげたがしっかり上がっていなかった」と、1秒を惜しむ走りで「自己目標を17秒上回った」ポーズをしっかり取ることを忘れさせる素晴らしい走りだった。
▶︎2位に2分19秒差をつけ独走体制を築いた区間賞の主将 鬼頭このみ(3年)は「12年連続20回目の優勝ができて嬉しい」と満面の笑み。「1年生主体のチーム編成だったので、少し不安な部分もあった」と明かす。「大会では全員がシミュレーションよりは早くなって、チームは全員が区間賞を獲得する」走りを披露した。「長野県の峰の原高原で夏合宿、岐阜県の御嶽山で秋の合宿、最近は西湖で試走をして強化した。その成果が出た」と大きく頷いた。「都大路では強豪校が多くなると思うので目標としている20位以内が狙えるように、関東大会もあるので練習をしたい」と声が弾んだ。鬼頭の個人成績は1年3区で区間1位、2年1区で区間1位、そして今年3年1区で区間1位と3年連続の区間賞を獲得し努力が報われた。
▶︎依田崇弘駅伝部女子監督は「選手は非常に落ち着いてたすきを運んだ。1区は号砲が鳴るとすぐ抜け出して自分でペースをつくり独走。2区・3区・4区・5区もトップを走り、全員が区間賞を獲得した。チーム目標タイムを上回り、昨年のタイムより2分ぐらい早く走れた。全国的に見ればまだまだだが、都大路につながる良い走りができた」と称賛した。試合前に「チーム力が上がっており、県大会は優勝候補筆頭にあげてもらっているが、取りこぼしのないように確実に走り、都大路の予選通過を目指してもらいたい」と述べたがその言葉通りとなった。「選手はしっかり落ち着いてレースを迎えた」と頷く。「まずは、チーム力を立て直した。昨年の反省を踏まえてスピード練習を多く取り入れ、ジョグとスピード練習のメリハリをつけ、一歩前に踏み出せた」と、「都大路に向かってチームの底上げを図りたい」と結んだ。
◾️山梨学院は、12月20日に都大路で行われる男子第71回全国高等学校駅伝競走大会とともに出場権を獲得した11月21日に栃木県で開催される関東大会に臨む。

文(H.K) 、カメラ(小池裕太) 2020.11.1