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●山梨学院高サッカー部 山梨県に優勝報告
~熊倉主将らが知事に2回目の選手権制覇を報告~
~県イメージアップ大賞・やまなしスポーツ賞受賞~

第99回全国高校サッカー選手権で11年ぶり2回目の選手権制覇を果たした山梨学院高校サッカー部が1月26日、山梨県に優勝報告を行った。山内紀幸校長、横森巧総監督、長谷川大監督、熊倉匠主将が山梨県庁を訪れ、長崎幸太郎知事に優勝を報告。熊倉主将は「対戦相手はどこも強豪でしたが、県民の皆様の応援やメンバーに入れなかった選手の応援、サポートがあって優勝できました。山梨に優勝旗を持って帰ってくることができたので、本当に嬉しく思います」と挨拶し、長崎知事は「選手たちの活躍がコロナで苦しい中で、本当に勇気をいただき、県民の皆さんは大いに励まされたと思います。力強い希望をいただき、本当にありがとうございました。おめでとうございました」と述べ、優勝を祝福した。同日、山学高サッカー部には、全国制覇の功績を称え、県から「山梨県イメージアップ大賞」と「やまなしスポーツ賞」が授与された。
 
優勝旗を携えた熊倉匠主将が県庁本館に入ると、県職員らが温かい拍手で出迎え、優勝報告の会場となった本館3階第一応接室まで、祝福の拍手は途切れなかった。学校を代表し、山内紀幸校長は「6試合全てが格上との戦いで試合を重ねるたびに彼らは成長し、勉強し、人としても大きくなり、(大会が)成長の過程になりました。来年の100回大会以降も、山梨県のサッカー界をさらに活性化していけるように頑張ってまいります」と挨拶し、長谷川大監督は「無観客の異様な雰囲気の中、県民の皆様の応援は選手に届き、戦っている私たちは寂しさを微塵も感じさせない中で、熱い戦いを繰り広げることができました。1試合目から非常に力のあるチームとの戦いで、挑戦者の気持ちで全試合戦い抜きました。選手たちは試合を重ねるごとに勝利に向かっていく姿勢が研ぎ澄まされ、言葉で言い表せないぐらいの成長をしてくれて嬉しく思っています。100回大会に向かってもう一回山梨を活性化させられるように日頃の練習を頑張っていきたいと思います」と大会を統括した。熊倉匠主将は「対戦相手はどこも強豪でしたが、県民の皆様の応援やメンバーに入れなかった選手の応援、サポートがあって優勝できました。山梨に優勝旗を持って帰ってくることができたので、本当に嬉しく思います」と喜びを語った。長崎幸太郎知事は「選手たちの活躍がコロナで苦しい中で、本当に勇気をいただき、県民の皆さんは大いに励まされたと思います。強豪校にチャレンジし、成長していく姿は、我々が目指すべき山梨県のあり方の導きとなると思います。小さい県ではありますが、可能性に挑戦し、成長していけるよう、サッカー部の皆さんを見習って頑張っていきたいと思います。力強い希望をいただき、本当にありがとうございました。おめでとうございました」と挨拶し、優勝を祝福。2回目の選手権制覇となった横森巧総監督は「今年度は、コロナ禍で対外試合ができず、モチベーションの維持が大変でした。一人一人が悩みながら、皆で悩みを共有し、選手が乗り越えてくれました。最後の一つしか無い大会で、全力でやろうと話をし、1戦1戦が前評判の高い相手との試合で、勝ち進んでいく姿を見て、頼もしく思いました」と激闘を制した選手らを評価した。
 
 2回目の選手権制覇を果たした山学高サッカー部には、同日、コロナ禍での優勝が県民に感動を与え、その活躍が全国に紹介され、山梨県のイメージアップに貢献したことが評価され、「山梨県イメージアップ大賞」が授与された。サッカー部の受賞は、前回88回大会の優勝に続いて2回目。また、全国優勝により山梨県のスポーツ振興に顕著な貢献があったことが評価され、「やまなしスポーツ賞」も受賞した。サッカー部の受賞は前回88回大会優勝、2018年度インターハイ優勝に続き3回目の栄誉となった。

文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2021.1.27