山梨学院広報課

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●山梨学院高校で県高校総体出場選手壮行会
~山梨県高校総体12日開催、14日まで~
~女子ソフトボール部細谷主将が健闘を宣誓~

高校スポーツ最大の祭典“山梨県高校総体”に出場する選手の壮行会が5月7日、山梨学院高校で行われた。「第73回山梨県高校総合体育大会春季大会」は12日から14日までの3日間、甲府・小瀬スポーツ公園をメイン会場に男子40校・33競技、女子39校・30競技で総勢7,190人の選手たちが力と技を競い合う。山梨学院高校は男女合わせて17チーム、男子が11競技(野球はすでに終了)、女子が10競技、総勢228人が出場する。県高校総体は昨年、新型コロナウイルス感染の影響を受け中止となり、今回は2年ぶりの開催となる。壮行会は感染防止の措置のため、例年の体育館からルネサンスホールに場所を変え、大会に出場する競技チームから2人程度がそれぞれのユニホーム姿とマスク姿で参加した。吉田正校長、生徒会会長の激励の挨拶後、ソフトボール部の細谷杏主将が「多くの苦労があるにも関わらず開催にこぎつけてくださった方々への感謝の気持ちを忘れることなく正々堂々競技することを誓います」と選手宣誓を行った。一昨年、女子が初の5年連続12回目の優勝の輝かしい金字塔を打ち立てたが、昨年の中止という悔しさを乗り越え6回連続優勝を狙い、男子は一昨年5位からの巻き返しを誓い今大会に挑む。

山梨学院高校ルネサンスホールに競技参加選手、男女合わせて17チームの選手代表が集まり生徒会主催で「山梨学院高校県高校総体壮行会」が行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全校生徒の参加は自粛した措置を取った。生徒会の高橋茉弥さんが司会進行を務め、初めに吉田正校長が挨拶「勉強もそうですが苦しい思いで練習をしてきて、それを試す機会がないというのは寂しいです。どうせだったら負けてもいいから出たいという気持ちになっていると思いますが何よりもポジティブにやってください。開かれるからうれしい。出られることがうれしいと思ってやると体の力も肩の力も抜け、余計な力が入らなくて自分の力が発揮できると思います。リラックスして楽しんで集中してやってください。生徒会の人たちも先生たちも楽しみにしています」と選手を励ました。応援する生徒を代表し松土千奈生徒会長が「いよいよ12日から山梨県総合体育大会が行われます。今年は新型コロナウイルスの影響で限られた人数での壮行会となりました。3年生の皆さんは最後の総体となります。昨年は大会ごと中止となり先輩方は練習の成果を発揮することができませんでした。大会が開かれることをありがたく思い自己ベストを出せるよう頑張ってください。日々の辛い練習を乗り越えてきた皆さんなら必ずできるはずです。無観客での開催となり直接応援に行くことができませんが生徒一同応援しています。心身ともにベストなコンディションで大会に臨まれることをお祈りしています。」と激励の言葉を贈った。これを受けて女子ソフトボールボール部・細谷杏主将が「スポーツマンシップにのっとりこの日のために培ってきた練習の成果を発揮し、昨年、開催されることなく無念の思いをされた先輩方の姿と多くの苦労があるにも関わらず開催にこぎつけてくださった方々への感謝の気持ちを忘れることなく正々堂々競技することを誓います」と選手宣誓を行い大会での健闘を誓った。壮行では、吹奏楽部が録音したに校歌、突撃のマーチに合わせ応援部の依田瑠夏団長を中心にチアリーダー部8人のメンバーが力強く選手たちに力を送った。

山梨県高校総体は12日から14日までの3日間、甲府・小瀬スポーツ公園をメイン会場に無観客で行われる。競技数や出場校の多い陸上・サッカーなどの競技は、随時先行開催され、熱戦が繰り広げられている(野球はすでに終了。山梨学院はベスト8だった)。明日8日は、陸上競技が始まり、12日には予定されていた開会式は行わず各競技が本格的に県内各会場で実施される。山梨学院高校は女子が2019年、史上初の5年連続12度目の優勝を果たしたが昨年6連覇の記録更新が中止という逆境に見舞われた。その悔しさを糧に2年ぶりに6回連続13度目の栄冠を狙う。女子が駅伝・ソフトボール・テニス・水泳・ゴルフ・バドミントン部など。男子はサッカー・ホッケー・水泳・テニス・空手道・バドミントン部などが練習を力に変えて上位に照準を合わす。日ごとに木々の緑がまぶしく輝く5月の陽光の中、山梨学院の若きアスリートたちが10代というきらめきに満ちた時期に、生涯の記憶として残る1ページをしなやかな肢体を持って大地に躍動。ステップを刻む。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2021.5.7