山梨学院広報課

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●全国高校駅伝山梨県予選
~男子、後半巻き返し11年連続21回目の優勝~
~女子、全区区間賞の走りで完全優勝・13連覇

男子第72回・女子第33回全国高校駅伝競走山梨県予選(兼関東高校駅伝競走県予選)が10月30日、富士河口湖町・西湖畔周回コースで男子は7区間42.195km、女子は5区間21.0975kmで行われた。この大会は、12月の全国大会と11月の関東大会の県予選を兼ねて行われ、男子14校、女子11校が出場。男子は、山梨学院高が1区で3位と出遅れたものの、4区で首位に立ち、5区望月瑠希哉は区間新の走りで後続を突き放すとそのまま首位を譲らず、2時間9分45秒でゴールし11連覇、21回目の優勝を飾った。一方の女子は、山学が1区で後続に2分以上の差をつけトップ通過するとその後は一度も首位の座を明け渡すことなく、1時間15分13秒の完全優勝で13連覇を達成し、21回目の全国切符を獲得した。全国大会(都大路)は12月26日に京都市内で行われ、山学男女は山梨県代表として出場する。
 
■男子 11年連続21回目の優勝
男子は午前10時10分に西湖レストハウス前駐車場をスタート。1区の  小島光稀(1年)がトップの巨摩に45秒差の3位で2区・菊池陸斗(2年)に襷リレー。2区・菊池は順位こそ変わらなかったもののトップに27秒差まで詰め、3区・和田瑛登(2年)につなぐ。3区・和田は区間賞の走りで順位を一つ上げ、2位で4区・成沢翔英(2年)にリレー。4区・成沢は前を行く韮崎を抜くと首位に立ち、後続に1分以上の差をつけ、襷を5区・望月瑠希哉(2年)に託す。5区・望月は区間新の好走でさらに差を広げると、6区・渡邊莉玖(1年)も区間賞の走りで首位を堅持し、最後の襷は7区・水石弦太(3年)へ。7区・水石は主将として意地の区間賞の走りで、2位以下に3分以上の差をつけ、フィニッシュテープを 切った。記録は2時間9分45秒で昨年より3分縮め、11年連続21回目の全国切符を獲得。2時間10分を切ったのは2013年以来で全国に向けて幸先の良いスタートとなった。2位以下は巨摩、韮崎、笛吹、農林、甲府第一と続き、上位6校が11月に栃木県で行われる関東大会の出場権を獲得した。

【男子記録】7区間42.195km  優勝:山梨学院(11年連続21回目)
区間 選手名(学年) 区間タイム(順位) 総合タイム(順位)
1区(10km) 小島光稀(1) 30′45(3) 30′45(3)
2区(3km) 菊池陸斗(2) 9′12(2) 39′57(3)
3区(8.1075km) 和田瑛登(2) 24′52(1) 1:04′49(1)
4区(8.0875km) 成沢翔英(2) 25′13(2) 1:30′02(1)
5区(3㎞) 望月瑠希哉(2) 8′48(1) 1:38′50(1)
6区(5㎞) 渡邊莉玖(1) 14′59(1) 1:53′49(1)
7区(5㎞) 水石弦太(3) 15′56(1) 2:09′45(1)


■女子 13年連続21回目の優勝
女子は10時20分に男子と同じく西湖レストハウス前駐車場をスタート。1区・青沼麗后(2年)はスタート直後に抜け出すと首位・区間賞の走りで2区・石井れいな(2年)に襷をつなぐ。2区・石井、3区・ルブラス恵美里(2年)、4区・井手笑菜(1年)も区間賞の走りで首位を独走し、最後の襷は5区・萩原美優(2年)へ。5区・萩原も後続を寄せ付けない区間賞の走りで13連覇のフィニッシュテープを切った。1時間15分13秒の完全優勝で21回目の全国切符を掴んだものの昨年よりもタイムは伸びず、課題が残る結果となった。2位以下には韮崎、笛吹、巨摩、北杜、農林と続き、11月の関東大会の出場権を獲得した。

【女子記録】5区間21.0975km  優勝:山梨学院(13年連続21回目)
区間 選手名(学年) 区間タイム(順位) 総合タイム(順位)
1区(6km) 青沼麗后(2) 21′04(1) 21′04(1)
2区(4.0975km) 石井れいな(2) 14′47(1) 35′51(1)
3区(3km) ルブラス恵美里(2) 10′28(1) 46′19(1)
4区(3km) 井手笑菜(1) 11′08(1) 57′27(1)
5区(5㎞) 萩原美優(2) 17′46(1) 1:15′13(1)


文(Y.Y)、カメラ(今村スタジオ)2021.10.30