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●山学大孔子学院「中国文化芸術展」
~孔子学院の日記念、牡丹画・中国書計15点展示~
~中国の伝統文化・芸術を300人以上が鑑賞~

山梨学院大学孔子学院は10月30日から11月6日まで「中国文化芸術展」を開催した。この催しは「孔子学院の日」を記念して企画され、牡丹画・中国書法の展示が行われた。展示された牡丹画と中国書の計15作品は全て今回の芸術展のために制作された作品。牡丹画は中国牡丹画家の謝麗萍氏が描き上げた。謝氏は40年以上に渡って牡丹の絵を描き続け、「牡丹仙人」と称された画家で、中国の無形文化遺産に指定さている『金石博古画』技術の伝承人。一方、中国書は、陝西省教育書法研究会名誉会長、陝西省慈善書画研究会副会長、陳少默記念館名誉館長を務める陳雲龍氏がしたためた。期間中300人以上が観覧に訪れ、鮮やかな色彩で奥深い牡丹画や味わい深く引き付けられる中国書を興味深く鑑賞していた。このほか、山梨学院小学校と山梨学院高校の有志による「中国書画コンテスト」も開催され、高校生や小学生の書画作品も展示された。
 
山学大孔子学院では、2019年度の開設以来、中国語や中国文化の理解促進のための語学講座や文化講座を開講している。通年講座に加え、毎年「孔子学院の日」には文化交流イベントを開催。2019年度は「中国切り絵芸術の世界展」として世界無形文化遺産「剪紙」の実演などを開催。昨年2020年度には山梨学院高校の進学クラスの生徒を対象に「楊琴」の演奏会を実施した。今年度は「中国文化芸術展」として牡丹画7点と中国書8点の展示が行われた。計15点の作品は今回の展示のために新たに制作された作品で牡丹画は中国洛陽出身で40年以上に渡って牡丹の絵を描き続け、「牡丹仙人」と称された謝麗萍氏が描画した。謝麗萍氏は現在、洛陽龍門画院院長、洛陽牡丹協会副会長を務め、中国の無形文化遺産に指定さている『金石博古画』技術の伝承人。国内外で展覧会が開催され、シンガポール大統領、フランス首相、ヨルダン国王のコレクションとしても所蔵されている。一方、中国書は陳雲龍氏がしたためた。陳雲龍氏は中国山東省出身で、長安大学教授・図書館館長、陝西省教育書法研究会会長を経て、現在、陝西省教育書法研究会名誉会長、陝西省慈善書画研究会副会長、陳少默記念館名誉館長を務めている。陳氏の作品は、中国国内の寺院や記念館、博物館、景勝地に所属され、訪れた人たちの目を楽しませている。
 
芸術展は10月30日から11月6日まで開催され、30日、31日、11月3日、6日は学内公開に加え、一般公開が行われた。期間中300人以上が来場し、場内に中国の古典音楽が流れる中、中国に古くから伝わる伝統的な文化・芸術を間近で楽しんだ。
 
山学大孔子学院では、市民向けに様々な文化交流イベントを開催しており、11月21日には2021年中国文化講座として「三国志」をテーマに講座を開講する。第1弾は、竹内真彦龍谷大学教授を講師に迎え「曹操『三国志』を作った男」と題し、講座が行われる。

山梨学院大学孔子学院ホームページ

文(Y.Y)、写真提供(山梨学院大学孔子学院)2021.11.12