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●第99回箱根駅伝 山学大壮行会
~本大会に向けエントリーメンバー16人を激励~
~3年連続36回目の箱根路に向け気持ち新たに~

第99回東京箱根間往復大学駅伝競走に出場する山梨学院大陸上競技部の壮行会が12月14日、甲府酒折キャンパスで行われ、学生、教職員など約1500人から激励を受けた。山学大陸上競技部は今年10月の予選会を7位で通過し、3年連続36回目の本大会出場を決めた。今月10日早朝には16人のエントリーメンバーを発表、14日午前には報道陣に向けて練習を公開した。壮行会では、16人のメンバーが麻場一徳陸上競技部長/監督、飯島理彰駅伝監督らスタッフとともに入場。高瀬智主務がメンバーの名前と学年・所属学科を紹介した。下田正二郎カレッジスポーツセンター長らから激励を受けた伊東大暉主将は「本選では、県民の方々をはじめ、学生の皆さまや多くの方々勇気と感動を与えられる走りができるよう選手一同頑張ってきます。熱い応援よろしくお願いします」と決意を語った。箱根駅伝の号砲まであと18日、7年ぶりのシード奪還を目指し、チーム一丸となり気持ち新たに箱根路に向かう。
 
壮行会に先立ち、今月10日、早朝午前6時に甲府市内でエントリーメンバーの発表が行なわれた。高瀬智主務がエントリーメンバー16人の名前を読み上げ、一人一人が全部員を前に決意を語った。今大会のエントリーメンバー16人は、箱根駅伝経験者8人、登録経験者3人、初登録者5人。
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壮行会は12時20分から40周年記念館前で行われた。石部夏希選手を先頭に16人のエントリーメンバーと麻場一徳部長/監督、飯島理彰駅伝監督らスタッフが入場。高瀬智主務がエントリーメンバーの名前と学年・所属学科を紹介。下田正二郎カレッジスポーツセンター長は「甲府市民の方、山梨県民の方、OB、校友など多くの方が皆さんの活躍を期待して応援をしてくれています。ここにいる選手たちには皆さんや多くの校友たちの声援が必ず届きます。1月2日、3日どこにいても声援を送っていただければと思います。選手の皆さんは箱根のステージに立てるということである意味勝者です。箱根駅伝は厳しい競争の時代に入っています。何が起こるか分からないのが箱根駅伝ですので、一体感をもって頑張ってきて欲しいと思います」と選手を激励。これを受け、麻場一徳部長/監督は「この4月から学園をあげて、C2C駅伝プロジェクトを立ち上げました。この間、様々な取り組みをやってまいりました。まだ、数か月ということでその成果が今回の駅伝で100%出るとは思っていませんが、今までとは違った新しい駅伝を皆さまにお見せできるのではないかと期待しています。選手たちは毎日早朝5時半から朝練習を始め、1日24時間365日をこの駅伝のために費やしてきました。その成果が十二分に発揮できるように、皆さまには選手たちと心を一つにして応援していただけたら幸いです。1月2日、3日皆さまとともに箱根路を駆け抜けて参りたいと思います」と挨拶した。飯島理彰駅伝監督は「ここにいる伊東キャプテンら4年生は、1年生の時に本選出場を逃した世代です。当時の先輩方が涙ぐみ、肩を落とす姿を目の当たりにした当時の1年生が2年、3年、4年と学年が進む中、様々な困難、苦難、葛藤を乗り越え、力をつけてきました。正月2日、3日、山梨学院大学にどんな風が吹こうとも力強く走り切ります。応援よろしくお願いします」と語り、伊東大暉主将は「1月2日、3日の本選では、県民の方々をはじめ、学生の皆さまや多くの方々勇気と感動を与えられる走りができるよう選手一同頑張ってきます。熱い応援よろしくお願いします」と決意表明した。学生を代表し、野木宝学生会長は「敵は常に己、目の前の相手に勝とうとするのではなく、一分一秒前の自分を超えられるか、自己ベストを超えられるか、そういった挑戦を続けいけば結果はついてくると思います。陸上競技部の箱根路でのご活躍を祈念します」とエールを送った。
 
山学大は今季から「C2C駅伝プロジェクト」と称し、高大連携による競技力の向上、指導体制の強化に着手。東京五輪陸上監督でこれまで山学大陸上競技部の部長を務めていた麻場一徳カレッジスポーツセンター教授が陸上競技部監督を兼任し、8月には大学OBで卒業後に実業団で選手やマネージャーを務めていた阿部竜巳コーチが就任。高校駅伝部も男女監督だった箱崎孝久監督が男子監督に専念し、女子監督に前山梨県高体連会長の小俣宏記監督が新たに就任し、高大連携による駅伝強化に取り組んでいる。
 
第99回箱根駅伝は来年1月2日・3日、東京都大手町から神奈川県芦ノ湖までの往路5区間、復路5区間の往復10区間で関東学生連合チームを加えた21チームが出場し行われる。今回大会から条件付きで、沿道での応援が認められ、新型コロナウイルス感染症に留意しつつ新たな箱根駅伝の幕開けとなる。選手らは同じ学び舎に集う仲間からの激励を受け、36回目の箱根路に向け、気持ち新たに走り出していく。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2022.12.14