●Kick Off Ceremony2022
~全教職員が法人全体の中期計画の進捗や目標を確認~
~第15回理事長賞 団体部門2件、個人部門1件~
学校法人C2C Global Education Japanは4月1日、Kick Off Ceremony2022を山梨学院メモリアルホールをメイン会場に開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年度から、設置学校ごとに参加会場を分散し、オンライン配信を併用する形で実施。第1部では、各設置学校の中期計画の進捗や理事・評議員、各設置学校管理職の紹介、各種表彰を行い、第2部では、C2C Global Education Groupの事業進捗についての共有が図られた。セレモニー第1部では、第15回理事長賞の授賞式も行われ、今年度は団体部門2件、個人部門1件を選出。団体部門では東京2020オリンピック競技大会で金メダリストを輩出した大学レスリング部と大学柔道部、個人部門では、法務研究科長として地域に根差した法曹の育成に尽力した荒牧重人法学部教授を表彰した。
■第1部
第1部では、各設置学校の中期計画の進捗について、古屋光司理事長がそれぞれの学校種の2015年度からの事業活動収支を示しながら、今後の2024年度までの事業計画、学校運営等に言及しながら説明。さらに、理事・評議員、各設置学校管理職についての人事発表も行われた。第1部の最後には「各種表彰」として、県単位以上の被表彰者の紹介、永年勤続者を表彰。また、第15回理事長賞の授賞式も行われ、今年度は団体部門2件、個人部門1件を表彰。理事長賞は幼稚園から大学院までの全ての教職員やその団体を対象として、教育研究活動、学校運営、スポーツ、芸術文化活動、社会貢献活動のいずれかで顕著な功績をあげ、法人の発展に多大な貢献をした教職員を特別に顕彰する制度で2008年度に創設。今年度の団体部門は、大学レスリング部と大学柔道部が選出された。大学レスリング部は創部以来、学園の活性化や数々の国際大会で輝かしい成果を上げ、昨夏の東京2020オリンピック競技大会では、待望の金メダリストが誕生するなど本学スポーツブランドの醸成に多大な貢献をしたことが評価された。一方、大学柔道部は女子が5連覇を含む9回の大学日本一、また東京2020オリンピック競技大会での金メダリスト輩出など本学のスポーツ振興と社会的評価の向上に多大な貢献をしたことが評価された。個人部門では、法学部教授として優れた指導力を発揮し、法科大学院法務研究科長として地域に根差した法曹の育成に尽力し、本学の社会的評価の向上に多大な貢献をしたことが評価され、荒牧重人教授が受賞。昨年度実施の司法試験の結果で合格者の累計が100名に達したことを祝し、理事長賞が授与された。受賞者挨拶で、大学レスリング部を代表し下田正二郎部長は挨拶の中で「今回のオリンピックではフリースタイル4名のうち3名を本学卒業生が占めました。悲願の金メダル獲得で、夢のまた夢をこの山梨学院大学で実現でき、(これまでの指導の裏付けとなり)我々の進むべき道が示せたと思います。新しい発想と絶対に不可能だというものに向かうそのチャレンジ精神が何かを生むと思います。夢を追い求めてどこまでも挑戦するという思いは何かを生み出すことができると思います。これまで支えてくださった全ての関係者にお礼を申し上げます」と夢を追い、挑戦し続けることの大切さを語り、関係者への感謝を口にした。また、大学柔道部を代表し西田孝宏総監督は「大学日本一になりたい、オリンピック選手を育てたいという意気込みで創部しました。おかげさまで全日本学生選手権で9回の団体優勝、今回の東京五輪においても金メダルを取ることができました。これまで大学に多大なご支援をいただき、携わったスタッフが懸命に選手指導を行った結果であり、大学に少しは恩返しができたのかなと思っております。この理事長賞を励みにしてこれからも柔道部の発展に力を注いでまいります」と述べ、更なる発展を誓った。個人部門を受賞した荒牧重人教授は「法科大学院関係者を代表して受賞させていただきます。司法試験は相変わらず大変難しい試験です。合格者の努力が一番であり、それを支えた法科大学院の教職員の教育指導の賜物です。さらに皆さんのご支援のおかげです。これまでのご支援に、心より感謝申し上げます」と挨拶し、これまで法科大学院・法務研究科学生を支援した教職員らに謝意を示した。
■第2部
第2部では、国内・海外のグループ拠点ともオンラインでメモリアルホールと回線をつなぎ、C2C Global Education Groupの事業進捗について、古屋理事長が説明を行い、C2C哲学や今後の事業目標・構想について共有を図った。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2022.4.1