●Kick Off Ceremony2023
~全教職員が4年ぶりに一堂に会し新年度をスタート~
~理事長賞は2年連続文科大臣賞受賞の小学校・樋口教諭~
学校法人C2C Global Education Japanは4月1日、Kick Off Ceremony2023を山梨学院メモリアルホールで開催した。昨年まで新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止や参加会場を分散して実施したが、今年は全設置学校教職員が一堂に会した。セレモニーでは、古屋光司理事長が法人や各設置学校の経営状況(中期計画)を説明し、事業計画等について確認。また、理事・評議員、各設置学校管理職の紹介、各種表彰行った。各種表彰では、第16回理事長賞の授賞式も行われ、今年度は個人部門1件を選出。2021年ICT夢コンテスト文部科学大臣賞、2022年文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞した小学校の樋口悠教諭が理事長賞の栄誉に浴した。なお、会場ではセンバツ甲子園で躍進を続け、県勢初の決勝に進出した高校野球部に向け、拍手でエールが贈られた。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年は中止、2021・2022年は設置学校ごとに会場を分散し、オンラインで実施し、2023年は4年ぶりにメモリアルホールに法人・各設置学校の教職員が一堂に会し、新年度のスタートを切った。セレモニーでは、古屋光司理事長が各設置学校や法人の経営状況(収支状況)を2016年から経年で比較し、今後の事業計画を踏まえ、中期的な見通しを説明。さらに、1982年から40年間の経営状況についても振り返り「これまで継続・成長できたのは過去から今に至る全ての教職員や関係する方々がしっかりと事業を継続してきてくれたおかげで、さらに新しいことに挑戦する礎がここにあります。76年の歴史を振り返り、先人たちに感謝の気持ちを持って次の20年、30年に向けて今、自分たちのできることを全力でコツコツと取り組んでいくことを今後も継続していかなければならないと強く思います」と教職員に語り掛けた。この他、理事・評議員、各設置学校管理職についての人事発表、「各種表彰」として、県単位以上の被表彰者の紹介、永年勤続者の表彰を行った。さらに、第16回理事長賞の授賞式も行われ、今年度は個人部門1件を表彰。理事長賞は幼稚園から大学院までの全ての教職員やその団体を対象として、教育研究活動、学校運営、スポーツ、芸術文化活動、社会貢献活動のいずれかで顕著な功績をあげ、法人の発展に多大な貢献をした教職員を特別に顕彰する制度で2008年度に創設。今年度の個人部門は、小学校の樋口悠教諭が選出された。樋口教諭は山学小教諭として優れた指導力を発揮し、ロボット制作や動画制作に加え、情報通信記述を活用して、学年を超えた授業を展開し、ICT夢コンテスト学校部門で文部科学大臣賞に輝き、さらに2021年度には教科学習とプログラミング学習、児童会活動を横断的に融合させた教育実践が高く評価され、文部科学大臣優秀教職員表彰を受けるなど本学の学びの充実、社会的評価の向上に多大な貢献をしたことが評価された。受賞者挨拶で、樋口悠教諭は文部科学大臣賞を受けた授業実践の概要や実際のロボットについて紹介し、結びに「今回評価いただいた実践は昨年度までの実践です。きょうから始まる新年度は、さらに子どもたちが学びに没頭するような授業を小学校の仲間たちと一緒に作り上げて、小学校から素晴らしい教育が発信できるように今後も尽力していきたい」と述べ、更なる教育実践の展開について抱負を語った。
文(Y.Y)、カメラ(藤原 稔)2023.4.1