山梨学院広報課

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●選抜甲子園 優勝モニュメント除幕式
~山梨学院高校に優勝の記念碑を建立~
~記念碑完成を優勝メンバーらで祝う~

山梨学院高校野球部が優勝を果たした「第95回記念全国選抜高校野球大会」の優勝モニュメント除幕式が3月1日に高校前庭のモニュメント前で開催され、野球部を含む高校関係者、モニュメント製作業者等100名以上が列席した。式では山梨学院高校の吉田正校長から「県民にとっても、本校関係者にとっても非常に意義深い(優勝という)出来事を深く本校の歴史にも刻みたいと考え、本日ここにモニュメントが完成しました」と挨拶があり、C2C Global Education Japan古屋忠彦特別顧問からは「(優勝は)学園の歴史に燦然と輝く金字塔だということを改めて申し上げたいと思います」と述べ、モニュメントの完成を祝った。その後モニュメントの除幕が行われ、モニュメントの披露後は吉田洸二野球部監督から「スポーツの世界は笑うことより悔し涙を流すことの方が多く、思うようにいかないこともありますが、私たちには今日ここにすごいお守りができたような気がします」と感謝を伝えた。同日に卒業式を迎えた進藤 天野球部前主将からは「今月中旬からは1、2年生が甲子園の舞台に立ちますが、胸を張ってしっかりと甲子園の地を踏みしめて、試合では自分らしいプレーをしてほしいと思います」と後輩達にエールを贈った。式の終了後は学校関係者と野球部員がモニュメントの前で記念撮影を行い、1、2年生は卒業する3年生を送り出すとともに、今月18日から行われる第96回大会での奮起を誓った。

山学高野球部は、昨年3月に行われた「第95回記念全国選抜高校野球大会」に2年連続6度目の出場を果たし、県勢初の決勝戦へ進出すると、決勝戦では兵庫・報徳学園高校に7-3に勝利し、山学高、山梨県民悲願の初優勝を手にした。この快挙を歴史に刻み、山学高野球部の新たな飛躍を祈る碑として、優勝記念モニュメントが製作されることとなった。記念碑の製作は昨年12月末から始まり、完成した記念碑は、幅60cm・高さ200cmの石碑に「The First Step is always the hardest(はじめの一歩はいつも何よりも難しい)」と書かれた金色ステンレス文字の装飾と、野球フィールドのデザインと「一機一瞬入魂」の部訓が彫られたモニュメントと、幅90cm・高さ180cmの石碑に優勝盾のデザインと優勝時の部員・監督・スタッフら全52名が刻まれたステンレス板が貼付けられたモニュメントの2基から成る。どちらの石碑も黒御影石が使用されている。

除幕式は、当日に卒業式を迎えた3年生を含む野球部員77名と関係者の計100名以上の参列により開催された。初めに吉田 正校長から挨拶があり「この歴史的な、県民にとっても本校関係者にとっても非常に意義深い(優勝という)出来事を、本校の歴史にも深く刻みたいと考え、ここに本日モニュメントが完成しました。これは今後もこの場所に残るものですので、本日卒業する野球部選手たちだけでなく、私たちも深く誇りとして胸に刻みたいと思います」とモニュメントへの思いを述べた。C2C Global Education Japan古屋忠彦特別顧問は「(山学高野球部は)山梨学院創立10周年の年に創部され、決して誇り高い歴史を残してきたわけではありません。しかし、いつの頃からか流れが変わり、全国47都道府県の代表に選ばれ、今回の全国制覇は非常に価値が高いことだと思います。1年前の(優勝の)ことを思い浮かべると、言葉にして皆さんにお伝えすることができないくらい感動的でした。学園の歴史に燦然と輝く金字塔だということを改めて申し上げたいと思います」と野球部の歴史や優勝を振り返り、栄誉を讃えた。
モニュメントの除幕は山学高の吉田正校長、川手佳彦統括顧問、相馬弘ハイスクールスポーツセンター長、大森裕史野球部保護者会会長、吉田洸二野球部監督、進藤 天野球部前主将により行われ、モニュメントが披露されると列席者から大きな拍手が送られた。モニュメントを見た吉田洸二野球部監督は「スポーツの世界は笑うことよりも悔し涙を流すことの方が多く、思うようにいかないこともありますが、私たちには今日ここにすごいお守りができたような気がします。辛くなったらこれを見て、もう一度また新しい目標に向かって奮い立つ、そんなモニュメントにしたいと思っています」と述べ、進藤 天野球部前主将からは「今月の中旬からは1、2年生が甲子園の舞台に立ってプレーをしますが、今年は先頭での行進になると思うので、胸を張ってしっかりと甲子園の地を踏みしめて、試合では自分らしいプレーをしてほしいと思います。2連覇ということはあまり気にせず、自分たちの野球をしっかり貫けば結果はついてくると思うので頑張ってもらいたいです」と、今年のセンバツ甲子園を闘う1、2年生部員へエールを贈った。

除幕式後は、優勝モニュメントの前で関係者や野球部員の記念撮影を行った。進藤 天前主将は「率直に素敵な、立派なモニュメントが完成したと思いました。(昨年のセンバツ甲子園の決勝で)最終バッターのセンターフライを捕ってマウンドに集まっている画がもう一回浮かんできました」と除幕式を振り返り、中原義虎主将は「どんなモニュメントができるか気にはなっていましたが、こんなにかっこいいものができるとは思っていなく、嬉しいです。2連覇についてはどこか(の場面で)で気にしてしまうことがあると思うので、そこは忘れて自分たちにできることを精一杯やっていきたいと思います」と今春のセンバツ甲子園への決意を語った。モニュメントの前で昨年の優勝を振り返った野球部は、3月18日に開幕する「第96回全国選抜高校野球大会」での新たな目標に向けて、奮起を誓った。