山梨学院広報課

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●2024年度山梨学院大学・短期大学入学式
~1241名の新入生が大学生活をスタート~
~夢や目標への挑戦に向けて一歩を踏み出す~

2024年度山梨学院大学・同大学院、山梨学院短期大学入学式が4月3日に行われ、大学は古屋記念堂を会場に全学部合同で行われ、1040名の新入生とその保護者が出席した。また、短期大学の入学式はメモリアルホールで行われ、201名の新入生が保護者とともに出席し、式典が行われた。大学の新入生代表挨拶では、健康栄養学部の山添玲奈さんが「本学には『学ぶ』ための様々な環境が整っています。国際色も豊かであり、多言語や異文化に触れる機会も数多くあり、自分自身の可能性を広げられるキャンパスです。それぞれの夢や目標に向かって、日々挑戦していきたいと考えています」と誓いの言葉を述べた。また、短期大学の新入生を代表し、保育科の笠井咲那さんは「子どもたちの考えや思いに寄り添い、サポートできる保育を目指していきたいと思います。新入生一同、本学の一員であることを誇りにそれぞれの個性を伸ばして世の中に役立つ人間となれるよう、日々研鑽を積み、精進していくことを誓います」と語り、これから始まる大学生活への新たな一歩を踏み出した。

■山梨学院大学・同大学院入学式(会場:古屋記念堂)
2024年度は大学院社会科学研究科16名、法学部265名、経営学部449名、健康栄養学部37名、国際リベラルアーツ学部37名、スポーツ科学部236名の計1040名の新入生が新たに入学した。青山貴子学長が学科ごとに入学を許可し、新入生は大学生・大学院生としての新たな一歩を踏み出した。青山学長は式辞の中で「山梨学院大学は1946年の創設以来、教育理念として広い国際的視野を持つことを掲げてきました。2021年には法人名をC2C Global Education Japanに変更し、大学でも一層の国際化を進めています。C2Cに込められた学園哲学“Curiosity to Creativity” “Challenge to Change”には、これからの時代に求められるグローバルマインド、すなわち新しい価値を生み出すことを楽しみ、時代に適応して変化していくことを楽しんでいこうという思いが込められています。これは大学生活で皆さんが成長する上で大きなキーワードになるでしょう。(中略)大学という場は、様々なタイプの学生が集い、行動する中で、出会いと刺激を通じてお互いに成長する舞台です。ぜひ、そこで生まれる『新しい価値観』を大いに満喫してください。山梨学院大学は現在、『国際化』を通じて構成員の多様化を進めています。それは、多様なもの同士が出会うところに『新しい価値』というものは生まれ、その価値を生み出す過程で学生のみなさんが大きく成長することを確信しているからです。本学は海外大学とのダブルディグリープログラムや海外大学院進学を目指す学生、短期留学に挑戦する学生も大勢います。いずれも、入学時には全く海外に出ることを想定していなかった学生たちでしたが、入学後に勉強を始めて大きなチャレンジを決心しました。『まずやってみよう』という気持ちが、大きな一歩につながります。どんなに小さな挑戦でも、大学は歓迎します。皆さんの『やってみよう』が、4年後にどのような実を結ぶのか、楽しみにしています」と語り、更に英語・中国語でも式辞を述べ、大学生活での挑戦や成長に期待を寄せた。新入生を代表し、健康栄養学部の山添玲奈さんは「私が山梨学院大学健康栄養学部を学びの場として選んだきっかけは、高校生活の中で食の大切さを実感したからです。スポーツ系の強化部に所属していた友人や知人は、日々のトレーニングに加えて、適切な食事管理を実践していました。その友人たちは皆レギュラーとなり、怪我をすることもなく、活躍の場を広げ、輝かしい成果を残していました。この時私は、食はスポーツをする上で欠かすことができない重要な要素であることを知りました。本学で、管理栄養士としての専門知識や技能を習得し、多くの人々に栄養バランスのとれた食事を提供できるような人物になりたいと強く願っています。『学ぶ』という言葉には、多くの意味があります。自分自身で勉強する。教えを受けて見習ったりして、知識や技術を身に着ける。経験することによって知る。色々なことを真似る。本学には『学ぶ』ための様々な環境が整っています。国際色も豊かであり、多言語や異文化に触れる機会も数多くあり、自分自身の可能性を広げられるキャンパスです。それぞれの夢や目標に向かって、日々挑戦していきたいと考えています」と抱負を語った。

■山梨学院短期大学入学式(会場:メモリアルホール)
食物栄養科70名、保育科109名、専攻科保育専攻22名の計201名の新入生を迎え、2024年度入学式が挙行された。羽畑祐吾学長の入学許可に続き、式辞で「本学は1946年に創立し、長きにわたり食と保育の専門職養成校として、山梨を中心に『食と健康』『教育』の面で地域とともに歩んでまいりました。(中略)創立者の思いが詰まった『建学の精神』は、『徳を樹つること』『実践を貴ぶ』の二つです。この『建学の精神』を、より分かりやすい教育理念としたものが『智と情と勇気をそなえ、実践を貴んで、社会に貢献する人間を育成する』です。この教育理念の中で『智と情と勇気をそなえ』は『かしこく、やさしく、強く』とも創立者により言い表されました。創立者のこの熱い思いを踏まえて、本学で学ぶ学生諸君には、卒業と同時に確実に『専門的知識』『専門的実践力』そして『総合的人間力』を兼ね備えてもらえるようにカリキュラムを構成しております。単なる資格取得に留まらない、真に『社会に貢献しうる力』こそ『総合的人間力』ということです。(中略) すべての人に共通する『総合的人間力』とは何かを考えてみますと、それは『かしこく、やさしく、強く』の特に『やさしく』の部分である『思いやり』であり、『相手の立場や気持ちをおもんばかる想像力』ということではないかと私は考えます。『思いやり』を持てば、どのような組織の中でも、周囲から『信頼』を得られることでしょう。そのうえで皆さんから周りに対して働きかけると、その働きかけは『貢献』として認められるのではないでしょうか。私は『思いやり』は『貢献』への確かな道だと考えています。『思いやり』なくして『信頼』や『貢献』は決して成し得ません。入学したての皆さんに、もう二年後の社会に羽ばたいていく未来の話をするのは少々早いかもしれませんが、二年間はあっという間に過ぎていきます。ですので、今皆さんの胸の内にある熱い思いや将来への憧れを決して忘れずに、本学での学びの原動力として持ち続けてほしいと切に願います。二年後、見違えるほど成長した皆さんであることを心から願っています」と語りかけ、新入生の成長に期待した。新入生を代表し保育科の笠井咲那さんは「只今の学長先生からの式辞では、これから始まろうとしている大学生活への指針や励ましをいただき、緊張や不安の中、新たなる決意をしているところです。また、学長先生からのお言葉を胸に刻み、2年間という時間を大切にしようと思います。私は山梨学院短期大学保育科での学びを深め、保育士としての知識と経験を積み、少しでも多くのことを吸収して将来、保育士として働く日を夢見て努力してまいります。(中略) 子どもたちの考えや思いに寄り添い、サポートできる保育を目指していきたいと思います。新入生一同、本学の一員であることを誇りにそれぞれの個性を伸ばして世の中に役立つ人間となれるよう、日々研鑽を積み、精進していくことを誓います」と誓いの言葉を述べ、2年間の大学生活に向け決意を新たにした。

新入生たちは、新たな師や友との大学生活に期待を膨らませ、夢や目標への挑戦に向けて新たな一歩を踏み出した。

文(K.F、R.K)、カメラ(平川大雪、今村佳正) 2024.4.3