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●関東大学サッカーリーグ戦2部 第3節
~開幕3連勝を賭けて産業能率大と対戦~
~3発快勝で今季初のクリーンシート達成~

第98回関東大学サッカーリーグ戦2部の第3節が4月28日に行われ、開幕から2連勝しスタートダッシュに成功した山梨学院大サッカー部男子は、山梨学院大学川田ツインサッカー場で産業能率大と対戦した。試合序盤から山学大が攻勢を強め、前線のプレスからボールを奪い、ショートパスで相手ゴール前まで迫る場面が続き、前半7分に相手の自陣ゴール前でのクリアを奪ったMF斎木大和(3年)が落ち着いてゴール左隅にボールを流し込み先制に成功。その後もFWの金津力輝(2年)、中田開人(3年)が何度も相手ゴール前に迫りシュートを重ねると、前半37分に相手ゴール前でクリアボールを奪ったDF原田蓮斗(3年)からのパスに反応した南雲俊治(4年)がゴールを決め追加点を上げる。2対0で前半を折り返すと、後半も山学大の勢いは衰えず、後半8分にFW南雲のポストプレーを起点にMF斎木が相手守備陣の裏に出したパスをFW中田が受け、3試合連続となるゴールを決めて点差を3点に広げる。その後も主将のDF一瀬大寿(4年)を中心に相手の決定機を作らせることなく最後まで攻め続け、開幕後初めてのクリーンシート勝利を達成。開幕からリーグ首位の座を死守することに成功した山学大は、悲願の1部昇格に向けて更なる躍進を誓う。

山梨学院大サッカー部は、昨年の2023年、2部リーグ昇格した年に3位の成績を残し、1部参入プレーオフ決定戦への出場権を得るも、プレーオフで同年1部10位の中央大に敗れ1部昇格を果たすことはできなかった。2024年の第98回関東大学サッカーリーグも2部で戦うことになった山学大は、悲願の1部昇格を目指し、開幕2試合を勝利して首位に立ち、スタートダッシュに成功した。開幕3連勝を賭けて、昨年のリーグ戦では1勝1敗の相手、産業能率大をホームの山梨学院大学川田ツインサッカー場に迎えた。

第98回関東大学サッカーリーグ戦2部 第3節
≪山梨学院大学VS産業能率大学≫ 
2024.4.28  会場:山梨学院大学川田ツインサッカー場
○山梨学院大学 3 前半 2-0
後半 1-0
0 産業能率大学●
山学得点者: 斎木大和、南雲俊治、中田開人

試合序盤から山学大が攻勢に出た。前半3分、4分と右サイドでDF原田蓮斗(3年、西武台高)からのパスをFW金津力輝(2年、八戸学院野辺地西高)がドリブルで運び、ゴール前へ上げたクロスは得点に繋がらずもMFも相手の守備陣を下げさせ、前半7分に産能大DFの自陣ゴール前でのクリアをFW斎木大和(3年、成立学園高)が奪い、落ち着いてゴール左隅へボールを流し込み先制に成功。先制後も攻撃の勢いを弱めることなく、前半9分、19分、21分とFW金津がシュートを重ね、FW中田開人(3年、成立学園高)も何度もゴール前へ迫ると、前半38分にFW中田が左から上げたクロスを相手DFがクリアすると、そのボールを回収したDF原田からのパスに反応したFW南雲俊治(4年、西武台高)がゴールを決め追加点を上げる。前半を2対0で折り返すと、後半も開始から山学大は引くことなく攻め続け、後半8分にはFW南雲のポストプレーを起点にMF斎木が産能大守備陣の裏に出したパスをFW中田が受け、開幕から3試合連続となるゴールを決めて点差を3に広げる。その後も山学大はショートパスを多用して相手ゴール前まで迫り、複数のシュート数を放つ。産能大の攻撃は主将のDF一瀬大寿(4年、山梨学院高)を中心とした守備陣のクリアやタックルにより、決定機には至らない。後半終了間際にも産能大にコーナーキックのチャンスを2度与えるも、DF一瀬のクリアやGK小櫃政儀(3年、正智深谷高)のパンチングにより相手にシュートを打たせることなく試合終了のホイッスルが鳴る。山学高は開幕3連勝に成功し、開幕後初めてのクリーンシート勝利となった。

試合後、岩渕弘幹監督は「気温の上がり方が両チームにとって難しく、1週間準備はしましたが、準備の成果が期待できない展開になると思っていました。勝つことが絶対条件で、内容は二の次だと思っていた中、このスコアで勝てたことは良かったです。去年のリーグが終わってから準備してきたことが、少しずつ実を結んできている気がします。開幕前にジュビロ磐田や明治大学と練習試合をして得点も上げ、選手達の自信に繋がり、今のスタイルでリーグ戦を勝ち続けることができて私が一番ほっとしています」と、本日の試合と開幕3連勝について振り返った。主将の一瀬大寿選手は「準備してきたことが前半は上手くはまって、その中でチャンスをものにできたのが良かったです。今日は相手の攻撃を防ぎあまりシュートを打たせなかったこともあり、難しい時間もありましたが守備陣全員が身体を張ってゴール前で守れたのでクリーンシートの結果になったと思います」と今季初のクリーンシートに対する守備の充実ぶりを述べた。開幕から3試合連続で得点中の中田開人選手は「絶対に3連勝が欲しい中で、早めの時間にチームが得点を上げられたことで、良い入りができたと思います。(自身の得点シーンについては)練習通りにシュートまで持っていけました。(開幕からの連続得点については)去年チームとして悔しい経験をして、今シーズンは序盤から絶対に活躍したいという思いがあるので、自分の得点についてはチーム全体でとれている得点だと思っています。チームに感謝しながら、今後も得点を重ねていきたいです」と更なる活躍への意欲を語った。

次戦、リーグ戦第4節は5月5日に順天堂大と東金アリーナ陸上競技場で行われる。昨年あと一歩で1部昇格を叶えることができなかった山学大は、その悔しさをエネルギーに変え、全員が一丸となって1部昇格を目指す。

文(R.K)、カメラ(平川大雪)2024.4.28