山梨学院広報課

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●第76回山梨県高校総合体育大会開会式 1日目
~山学高 昨年度男女W優勝の優勝旗を返還~
~2年連続3回目の優勝を視野に1日目から躍動~

高校スポーツ最大の祭典、2024年度「第76回山梨県高校総合体育大会」が5月8日に開幕。総合開会式が小瀬スポーツ公園体育館で行われた。開会式では各参加校から総勢約400人の生徒代表が入場行進をし、開会式に臨んだ。初めに山梨県高校体育連盟古田厚司理事長の開会宣言に続き、昨年度、2回目の男女W優勝を果たした山梨学院高の山本紅葉生徒会会長と生徒会役員の加藤裕希からそれぞれの優勝旗が大会主催者・山梨県高校体育連盟に返還された。次に、大会の開会にあたり山梨県高校体育連盟・山田芳樹会長の挨拶や祝辞などが続き、女子優勝校の山梨学院高校・テニス部西村美璃主将が「制限なく大会されることへの感謝と喜びを噛みしめながら正々堂々競技することを誓います」と力強く選手宣誓。今年は、男子38校、女子37校約6500人参加し、10日から12日までの3日間の日程で、学校対抗で総合得点を競う。初日のこの日は小瀬スポーツ公園他、各会場で熱戦が繰り広げられ、山梨学院は水泳で4種目優勝、陸上では2種目が2位に入り、その他テニス女子団体優勝、男子団体は3位。空手道は男子で個人、団体形ともに2位、女子団体形3位を獲得するなど学校対抗得点獲得に貢献しており、他の競技でも進行中の種目で好結果が期待される。

■約6500人のアスリートが集うスポーツの祭典が開幕―
「第76回山梨県高校総合体育大会」の開会式が、参加各校の代表約400人の代表生徒が小瀬スポーツ公園体育館に集結。堂々の入場行進を行った。開会にあたって、山梨県高校体育連盟の山田芳樹会長は「本大会に参加するにあたって、優勝を目標にしている人、関東大会を目標にしている人、自己ベストを目標にしている人、しかし、試合には障害や怪我が付き物です。これまでのすべてが思い通りの結果につながるかは分かりません。大事なことは選手の皆さんが支えてくださっているすべての方々への感謝のために、自分自身のため、チームや母校のため、鍛え抜いてきた力と技と精神力を存分に発揮するだけです。そして何より大切なことはこの最高の舞台で躍動し、チームや学校の仲間、保護者、応援してくださる方々とともに、この大会を大いに楽しんでいただきたいと思います」と述べた。その後、司会者から選手宣誓者の名が呼ばれると、前に歩み出た山梨学院高テニス部・西村美璃主将の周りを各校の旗手が囲んだ。西村美璃はしっかり前を見据え、「私たち選手一同はスポーツマンシップにのっとり、今まで培ってきた練習の成果を発揮し、新型コロナの影響で大会が縮小された中学時代を今一度思い出し、制限なく大会されることへの感謝と喜びを噛みしめながら正々堂々競技することを誓います」と力強く選手宣誓を行い、ファンファーレとともに大会が開幕した。

■大会1日目、新緑の季節に山梨学院アスリートが舞うー
開会式直後、小瀬スポーツ公園武道館で行われていた空手道競技に出向くと、この日の最初の入賞者生まれた。男子個人形で予選を1位で通過した志村大和(3年)が惜しくも決勝で敗れ2位となった。志村大和選手は「優勝したかったです。キレとか力強さとが違いました」と悔やんだ。同種目では中川瑠己(3年)が4位に入った。女子個人形に出場した3人の内、岡村桜愛(2年・写真右)だけが予選2ラウンドに進むも、決勝ラウンドに進めず5位となった男女団体形は男子2位、女子は3位なり学校対抗得点に大きく貢献した。

陸上競技では5月4日に行われた1日目に3つの優勝が生まれたが、この日は、2位に女子100mで3連覇を狙った奥村陽(2年)だったが2位となった。3000mSC(障害)では、3人が上位に食い込んだ。2位に芦澤由都(1年)、3位南澤道大(3位)、4位春日怜太(1年)。芦澤由都選手は「最近の試合は全然走れていなくて、練習も全然できていなかったんですけど、本番は調整をしっかりして、結果は自分の納得のいくレースで良かった」と話した。フィールドでは走り高跳びで前田拓夢(2年)が昨年と同じ高さの185cmを跳んで3位に入り、同種目の向山結音(3年)は同高さの5位だった。男女800mでは各3人が決勝に進み好記録が期待される。また、男子4X400mは断トツの1位通過の走りを見せ、明日の決勝に楽しみを残した。

■その他の競技でも好記録が続いたー
水泳競技で4種目優勝が生まれた。男子100mバタフライ優勝(大会新)・細野秦聖、男子平泳ぎ優勝(大会新)・大森理央、女子200m平泳ぎ優勝・浅野夏梨、男子4X100mフリーリレー優勝(大森理央、小島温史、溝口大成、細野秦聖)、男子1500m自由形2位・小島温央、男子個人メドレー2位・溝口大成など好記録が続出した。その他テニス女子団体優勝、男子団体は3位、弓道部は女子が決勝トーナメント進出するなど枚挙にいとまない。

最後に4日、陸上1日目の女子1500m3位の戸澤瑠南選手(1年)のコメントを紹介。「(1位になった)シャロンの次にゴールしたかったんですけど、3位になって悔しかったです。インターハイを目標にしているので、県で敗れてしまったのは・・・」と負けん気を表した。明日、女子800m決勝に進んだ1年生トリオが激走。新生の走りが楽しみだ。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2024.5.8