山梨学院広報課

HOME

山梨学院パブリシティセンターニュースファイルイメージ画像

●関東高校ラグビー大会 1日目
~山学高は千葉の強豪、流経大柏と対戦~
~前半は拮抗するも、後半で崩され敗退~

2024年度第71回「関東高校ラグビーフットボール大会」が6月8日に開幕した。1日目は14試合が埼玉県熊谷ラグビー場で行われた。「関東高校ラグビー大会」は関東1都7県28チームが各地区の予選の成績により、AからGまでの7ブロックに4チームずつ分かれてトーナメント方式で各ブロックの優勝を争う。Bブロックの山梨学院(山梨1位)は千葉1位の流通経済大付属柏高と対戦した。試合は開始3分に流経大柏高のPG(ペナルティゴール)により先制を許す。その後の7分には山学高がTB三木良唯吏のPGで同点に追いつくと、山学高は攻勢を弱めず、14分に再びPGのチャンスを得る。これを三木が落ち着いて決め、山学高が逆転すると、一進一退の拮抗状態が続くが、前半終了間際の25分、流経大柏高にトライとCK(コンバージョンキック)を許し、6対10とリードされ前半を終える。後半は流経大柏高の猛攻に苦しめられ、8分、14分、16分にトライを決められ、6対27に点差を離される。その後、山学高は守備を立て直すことができず、20分にもトライ、CKを許し、6対34で流経大柏高に敗れた。格上校のフィジカルの強さを体感した山学高は、この敗戦を糧とし、6月9日の明和県央高とのブロック3位決定戦に挑む。

山梨学院高は5月の山梨県高校総体で2年連続2度目の優勝を果たし、2回目となる関東大会出場を決めた。休部から復活して3年目となる2023年には悲願の “花園”初出場を果たし、関東・全国の強豪校入りへの第一歩を踏み出し、古屋勇紀監督体制4年目を迎える。「関東高校ラグビー大会」は関東1都7県28チームが各地区の予選の成績により、AからGまでの7ブロックに4チームずつ分かれてトーナメント方式で各ブロックの優勝を争う。このシステムは関東地区の同程度の成績を収めたチームが競い合うため、現在の力を試す絶好の機会となる。山学高はBブロックに入り、流通経済大学付属柏高(千葉)、茗渓学園高(茨城)、明和県央高(群馬)の4校でブロックを争う。初戦は昨年度の全国高校ラグビー大会でベスト8の成績を残す流経大柏高と戦う。

第72回関東高校ラグビー大会 Bブロック1回戦
2024.6.8 会場:熊谷ラグビー場
●山梨学院高校 6 前半 6-10
後半 0-24
34 流通経済大学付属柏高校○
山学ペナルティーキック= 三木良唯吏2

試合は開始3分に流経大柏高のPG(ペナルティゴール)により先制を許す。その後の7分には山学高がTB三木良唯吏のPGで同点に追いつくと、山学高は攻勢を弱めず、14分に再びPGのチャンスを得る。これを三木が落ち着いて決め、山学高が逆転すると、一進一退の拮抗状態が続く。その後もFWリアム ジョセフ ヘンダーソンが相手ゴールライン近くまで迫るチャンスを作るもトライは奪えず、前半終了間際の25分、流経大柏高にトライとCK(コンバージョンキック)を許し、6対10とリードされ前半を終える。後半は流経大柏高の猛攻に苦しめられ、8分、14分、16分にトライを決められ、6対27に点差を離される。その後、山学高は守備を立て直すことができず、20分にもトライ、CKを許し、6対34で流経大柏高に敗れた。

試合後、古屋勇紀監督は「前半は我々の良いとことも出たが、フィジカル、バトルの面で後手に回ったことが後半のダメージに繋がりました。新チームになってからフォワードの強化を軸にチーム作りを行ってきたが、今日はその準備を上回る流経大柏さんのフィジカルに苦しめられたので、そこが大きな課題です。通用した部分もあったので、切り替えて明日の試合(3位決定戦)に挑みたいです」。と試合を振り返った。渡辺侑主将は「前半は負けている部分が少なかったのですが、流経大柏さんの底力が後半に出て、自分たちのメンタルの弱さが露呈してしまったと思います。後半の相手の連続トライの後、立ち直るというか、メンタルを修復して次のチェイスを頑張ろうという気持ちにチーム全員がなれなかったことが敗因だと思います」とチームの課題を語った。指揮官や主将が敗因として挙げた「フィジカル」と「メンタル」について、強豪校と対戦して体感した経験を糧に、翌日6月9日の明和県央高とのBブロック3位決定戦に挑む。

※追記
9日に行われたBブロック3位決定戦で、山学高は明和県央高に36対5で勝利し、Bブロック3位の座を勝ち取った。

文(R.K)、カメラ(平川大雪)2024.6.8