山梨学院広報課

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●令和6年度インターハイサッカー山梨県予選決勝
~山梨学院高は帝京第三高と対戦し、1対0のクリーンシート勝利~
~3大会連続8回目のインターハイ出場、2度目の全国制覇を目指す~

令和6年度「全国高校総合体育大会サッカー(インターハイ)山梨県予選」決勝戦が6月16日、JITリサイクルインクスタジアムで行われた。山梨学院は前日の準決勝で駿台甲府高を2対0で破り、対戦相手は日本航空高を破った帝京第三高校との決勝戦となった。試合は前半、山梨学院が前線で圧力を掛け、相手のスペースで多くの時間帯に主導権を握るも、堅固な相手守備陣を崩すことができずにスコアレスで終了。後半も立ち上がりから攻め上がり多くのセットプレーを得るも得点に繋がらない。後半6度目のセットプレーとなる27分、右コーナーキックをDF鈴木琉斗が上げると、交代投入されたFWオノボフランシス日華が頭で決め先制する。山学高が得点を決めた後は帝京第三高が攻撃のギアを上げるも、山学高が最後まで1点を守りきり、このまま1対0で試合終了。昨年と同カードとなった決勝を制した山学高は、3大会連続8回目のインターハイ出場権を獲得。2018年以来、2度目のインターハイ全国制覇を目指す。

山梨学院高サッカー部は、全国選手権大会では2010年の第88回大会、2021年の第99回大会で2度の優勝を果たしており、インターハイでは2018年に5回目の出場で初優勝を飾っている。その後は2022年に3大会ぶりにインターハイ県予選を制して以来、2大会連続でインターハイへ出場している。今年の新チームは、5月の山梨県高校総体を初戦で敗退し5位に留まったが、今大会は初戦の3回戦で北杜高に9対0、準々決勝で韮崎高に3対2でそれぞれ勝利し、準決勝では駿台甲府高を2対0で下し決勝へ進出した。決勝戦は、昨年の全国高校選手権で山梨県代表となった帝京第三高と対戦した。

令和6年度全国高等学校総合体育大会サッカー山梨県予選 決勝戦
《山梨学院高VS帝京第三高》6/16 JITリサイクルインクスタジアム
○山梨学院高 1 前半 0-0
後半 1-0
0 帝京第三●
山学得点者: オノボフランシス日華

試合は前半、山梨学院が前線で圧力を掛け、相手のスペースで多くの時間帯に主導権を握るも、堅固な相手守備陣を崩すことができず、7本のCK(コーナーキック)やMF根岸真(3年)のロングスローによる得点チャンスを演出するも、スコアレスで終了。後半も立ち上がりから攻め上がり、前半に続き多くのセットプレーを得るも得点に繋がらない。後半6度目のセットプレーとなる27分、右からCKをDF鈴木琉斗(3年)が上げると、交代投入されたFWオノボフランシス日華(2年)が頭で決め先制する。山学高が得点を決めた後は帝京第三高が攻撃のギアを上げるも、山学高の落ち着いた守備で最後まで1点を守りきり、このまま1対0で試合終了。昨年に続いて決勝で帝京第三高を破り、3大会連続8回目のインターハイ出場権を手にした。

試合後、岩永将監督は「帝京第三高さんがとても守備に集中していたので、中々シュートを打つタイミングを作らせてもらえなかったです。1点勝負になると思っていて、その中でもセットプレーはポイントになると思っていたので、そのセットプレーで得点できたのは良かったです。今年のチームは始動時から守備をかなり徹底してきたので、守備面では積み上げてきたものがしっかり出せたと思っています。(インターハイに向けて)選手含めて日本一というのが目標でもあるので、そこを目指しながら準備していきたいです。(今日の試合のように)粘り強い守備をされた時に、流れの中で得点ができていないので『ここで決めきる』という決断力のようなものは高めていかないといけないと思います」と試合を振り返った。決勝点を上げたオノボフランシス日華選手は「(交代で入る時にスタッフらから)『お前が試合を決めてこい』と言われて、自分も絶対決めてやろうという気持ちでピッチに入りました。(得点できて)とても嬉しかったです。終わり方のところはあまり良くなかったですけど、全国(インターハイ)まで時間はあるので、守備のところ、切替のところ、最後の終わり方のところを良くしていきたいです」と自身の得点シーンを振り返り、今後の課題を述べた。ゲームキャプテンを務めた根岸真選手は「プリンスリーグも含めて無失点の試合が全然なく、昨日と今日、無失点で抑えることをチームで考えていたので、それを達成でき、県予選優勝もできて良かったです。(今日は)すごく難しい試合になることが分かっていたので、どんな展開でも自分たちのサッカーで落ち着いてやっていこうというのはずっとチーム内へ声掛けしてきました。インターハイも自分たちのサッカーで日本一になって、冬(の選手権)に向けて良い夏にしたいと思います」と今後の意義込みを語った。

インターハイ(全国高校総体)サッカーは7月26日から8月3日までの期間に福島県のJヴィレッジで開催される。チームはインターハイまでの約1か月間で更なる強化を進め、2018年以来の2度目のインターハイ全国制覇を目指す。

文(R.K)カメラ(平川 大雪)2024.6.16