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●夏の甲子園山梨大会 山学高2回戦、青洲高と対戦
~先制を奪われるが自分たちの野球を貫き、準々決勝進出~
~5人の投手リレーにより、粘り強く山学高の底力を見せる~

「第106回全国高校野球選手権山梨大会」の2回戦が14日、山日YBS球場で行われた。1回戦を笛吹高にコールド勝ちし好発進した山梨学院高は青洲高と対戦した。1回表で相手に連打を重ねられ先制点を許すと、山学高は攻撃でも1回、2回は相手投手に粘られ得点を奪えない。3回裏で一死一三塁から萬場翔太(2年)の中犠飛により同点に追いつくと、5回裏の二死一二塁の状況で萬場の3ラン本塁打で逆転し4対1とする。更に7回裏で二村仁功(3年)のスクイズが成功し追加点を上げる。投手は、先発の津島悠翔(2年)から継投で板東慶寿(2年)、木田倫太朗(1年)、足立康祐(2年)、櫻田隆誠(3年)と繋ぎ、総力戦により相手打線を1失点のみに抑え、5対1で勝利した。先制されるも自分たちの野球を貫いた山学高は、3回戦を7月18日に山日YBS球場で東海大甲府高と対戦する。

「第106回全国高校野球選手権山梨大会」は7月7日に開幕し、山梨学院高校は9日に笛吹高と1回戦を戦い攻守とも好調を見せ11対0で6回コールド勝利した。2回戦の相手は、開幕試合で甲府昭和高に8対1で勝利した青洲高と準々決勝進出を賭けて対戦した。

■試合記録
(会場:山日YBS球場)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
青洲高 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
山梨学院高 0 0 1 0 3 0 1 0 - 5

◆山梨学院高先発メンバー:
1番(三)針尾泰地③、2番(一)梅村 団②、3番(中)二村仁功③、4番(捕)横山 悠②、
5番(遊)萬場翔太②、6番(右)河内佑樹③、7番(左)田村颯丈郎②、8番(二)平野天斗②、9番(投)津島悠翔②
[途中出場]鳴海柚萊 (打 ②)、板東慶寿(投 ②)、木田倫太朗(投 ①)、中原義虎(打 ③)、黒澤后琉(中 ③)、足立康祐(投 ②)、櫻田隆誠(投 ③)
◆バッテリー=[投手]津島⇒坂東⇒木田⇒足立⇒櫻田➡[捕手]横山
〔投手〕:津島=2回、投球数33球、打者10、被安打4、四球0、奪三振2、失点1
     坂東=3回、投球数41球、打者12、被安打3、四球0、奪三振2、失点0
     木田=1回、投球数12球、打者 3、被安打0、四球0、奪三振1、失点0
     足立=1回、投球数16球、打者 3、被安打1、四球0、奪三振0、失点0
     櫻田=2回、投球数26球、打者 8、被安打2、四球1、奪三振2、失点0
〔打撃〕:安打7(本塁打=萬場 二塁打=針尾、平野)、四死球5、三振1
◆試合経過
1回表で相手に連打を重ねられ、先制点を許すと、山学高は攻撃でも1回裏を二村仁功(3年)の中前安打から、2回裏を平野天斗(2年)の右中間2塁打からそれぞれ2死一二塁のチャンスを作るも、相手投手に粘られ得点を奪えない。3回裏で一死一三塁から萬場翔太(2年)の中犠飛により同点に追いつくと、5回裏の二死一二塁の状況で萬場の3ラン本塁打で逆転しスコアを4対1とする。更に7回裏では針尾泰地が中越え二塁打から一死三塁のチャンスを作ると、二村のスクイズが成功し追加点を上げる。投手は、今大会初登板となる先発の津島悠翔(2年)から継投で板東慶寿(2年)、木田倫太朗(1年)、足立康祐(2年)、櫻田隆誠(3年)と繋ぎ、5人の投手リレーにより相手打線を1失点のみに抑え、5対1で勝利した。
◆スタッフ、選手コメント
吉田健人部長:
「(点を)とられてはいるものの、不運なところもありました。野球なのでこういう試合もあると思いますが、練習をしっかりやっているので今日も守備ではノーエラーでしたし、(出来は)良かったと思っています。(裏に)抜けさせない守備は完成しているので良い風に捉えたいと思います。次戦は一つの山だと思っていますが、(今日まで)下級生も多く試合に出ていますし、若いチームなので一戦一戦で鍛えて強くなって、県大会決勝、甲子園まで進めたらと考えています」
中原義虎主将:
「立ち上がりで攻められてという試合だったので、試合の入り方を見直していかないといけないと思いました。次の試合でも入りを大事にすることと、自分たちのやるべきことをやるということが一番だと思っています」
萬場翔太選手:
「(勝ち越しの本塁打について)同点で自分に回ってきたので、何とか逆転したいという気持ちで打席に立ちました。(打球は)捉えていていい感じでした。次もチャンスで回ってくることがあると思うので、そこで一本出せるようにやっていきたいです」

相手の安打数10に対して、7安打で5得点を上げ効率の良い攻撃で青洲高に勝利した山学高は、次戦を7月18日に山日YBS球場で、昨年の県大会優勝校である東海大甲府高と対戦する。

文(R、K)カメラ(平川大雪)2024.7.14