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●第97回日本学生氷上競技選手権(ST競技) 
~総合順位で山学男子が2連覇、女子は準優勝~
~3年ぶりのインカレ総合優勝へ向け好発進~

第97回日本学生氷上競技選手権大会ショートトラックスピードスケート競技が10月19日、20日の両日、長野県・帝産アイススケートトレーニングセンターで行われた。この大会は、インカレのショートトラック部門として行われ、山梨学院大からは男子6人、女子5人が出場。初日は男子1500mで越智大翔(3年)が1位、男子500mで古川翼(4年)が2位、女子500mで矢崎結美子(2年)が3位で表彰台にのぼり、学校対抗得点獲得に貢献。2日目の最終日には女子1000mで宮下心夢(1年)が1位、男子1000mで古川が2位、に入り、女子3000mリレー(金原幹奈・水野葵由・矢崎・宮下)で2位、男子5000mリレー(古川・越智・並木碧飛・阿部瀧獅)では3位の好成績を残した。個人競技やリレーの結果で、男子は学校対抗総合成績で昨年度に続き2年連続優勝、女子は準優勝の結果となった。今回のショートトラック部門の得点は、年明け1月に行われるスピードスケート部門やフィギュア部門のインカレとともに総合成績に加算される。氷上競技の大学日本一に向け、好スタートを切った。

日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)は、スケート競技(スピード、ショートトラック、フィギュア)とアイスホッケー競技の各部門の成績(学校対抗得点)を加算した総合成績により順位が決まる。10月19、20日、インカレの競技の幕開けとなるショートトラック部門が行われ、各大学・選手が大学日本一を目指し、氷上を駆け抜けた。

■試合記録
1日目(10月19日):

女子500m
出場選手 順位 獲得ポイント
矢崎結美子(2年) 3位
金原幹奈(3年) 11位
白岩千実(2年) 19位


男子500m
出場選手 順位 獲得ポイント
古川 翼(4年) 2位 18
並木碧飛(2年) 5位 11
吉澤 翔(2年) 9位


女子1500m
出場選手 順位 獲得ポイント
宮下心夢(1年) 5位 11
水野葵由(2年) 6位 10
金原幹奈(3年) 8位


男子1500m
出場選手 順位 獲得ポイント
越智大翔(3年) 1位 21
阿部瀧獅(1年) 5位 11
佐々木寛太(3年) 11位



2日目(10月20日):

女子1000m
出場選手 順位 獲得ポイント
宮下心夢(1年) 1位 18
水野葵由(2年) 6位
矢﨑結美子(2年) 10位


男子1000m
出場選手 順位 獲得ポイント
古川 翼(4年) 2位 18
並木碧飛(2年) 5位
吉澤 翔(2年) 8位


男子3000m
出場選手 順位 獲得ポイント
越智大翔(3年) 8位
阿部瀧獅(1年) 10位
佐々木寛太(3年) 11位


女子3000mリレー
出場選手 順位 獲得ポイント
金原、水野、矢崎、宮下 2位 10


男子5000mリレー
出場選手 順位 獲得ポイント
古川、越智、並木、吉澤、阿部 2位 21



総合順位(獲得ポイント):
山梨学院大男子 1位(146)
山梨学院大女子 2位(80)

◆監督、選手コメント
篠原祐剛監督:
「昨年度は男女とも総合優勝という中で、(今年度は)他大学が総合優勝を狙ってくるという難しいところがありましたが、男女とも総力戦で、主力選手が中心に下級生も引っ張りながら得点を積み重ねて、男子は2連覇を達成することができたのはよかったと思います。女子は1日目時点では3位で、一つでも上の順位をという決意で2日目に臨み、2位に順位を上げられたこともよかったと思っています。例年と同じような順位でスピード部門へ繋げることができたと思うので、スピード部門の選手たちには奮起してもらい、インカレでピークを迎えられるようにしたいです」
川上隆史顧問:
「昨年度に続く男女総合優勝に向けて選手は力を出し切ってくれたと思います。今回の成績を残してくれた選手は、大学のレベルで考えると大変誇りを持てるメンバーだと考えています。年明けのスピードスケートのインカレに向けて非常に追い風になったと思うので、ショートトラックの選手には感謝しています」
古川翼選手(男子主将):
「男子は去年に引き続き総合優勝でき、女子も準優勝できたので頑張ったのではないかと思います。個人の結果にはあまり納得はいっていませんが、チームの頑張りがあってこの結果に繋がったと思っています。いいバトンは渡せたと思うので、スピード部門にも頑張ってもらいたいです」
越智大翔選手:
「1500mは予選の時から調子が良く、準決勝まで1位と良い流れで勝ち上がれて自信があった分、決勝でも余裕を持ったレース展開ができ、勝負どころで勝ち切れました。(男子の)総合優勝に貢献できて嬉しいです」
宮下心夢選手:
「1500mは悔しい結果で終わってしまい、調子もあまり良くなく落ちていたのですが、1000mでは今まで通りの自分が戻ってきた感じがして、(1位をとり)山学のポイントに貢献できたことが嬉しいです。(初めてのインカレは)皆で和気あいあいとしつつ、試合はしっかり集中するという感じで楽しかったです」

昨年度に続く男女総合優勝とはならなかったが、良い流れで都市明けのスピード部門へバトンを渡す形となった。スピードスケート競技は来年1月5日から7日まで、山梨県富士吉田市の富士急ハイランドコニファーフォレストセイコオーバルで行われる。地元開催のアドバンテージを味方につけ、3年ぶりの総合優勝を狙う。

文(R、K)カメラ(平川大雪)2024.10.20