山梨学院広報課

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●2024全国高校駅伝山梨県予選
~男女揃って24回目の優勝、12月の全国大会へ~
~男女とも昨年のタイムを上回る襷リレーを見せる~

男子第75回・女子第36回全国高校駅伝競走山梨県予選(兼関東高校駅伝競走県予選)が10月26日に富士河口湖町・西湖畔周回コースで行われた。この大会は、12月の全国大会と11月の関東大会の県予選を兼ねて行われ、男子・女子ともに12校が出場し、男子は7区間42.195km、女子は5区間21.0975kmのタイムを競った。男子は、山梨学院高が1区で2位と出遅れたが、続く2区でフェリックス・ムティアニ(2年)が区間新記録の快走で首位へ浮上。その後は各区間で区間賞をマークし、最終7区の橘田響(2年)も区間賞の走りで、2位と10分の差をつけ堂々のゴール。昨年のタイムより29秒縮め、2時間10分06秒で14連覇、24回目の優勝を飾った。女子は、1区から首位をけん引すると、3区でシャロン・ムワンティが区間新記録の力走で差を広げ、全5区間中4区間で区間賞。トップの座を一度も譲ることなく、昨年のタイムから1分46秒速い、1時間13分44秒のゴールで16連覇、24回目の全国切符を獲得した。山学男女は、12月22日に京都市内で行われる全国大会(都大路)へ出場する。

全国高校駅伝競走山梨県予選は、富士河口湖町・西湖畔周回コースで行われ、男女の優勝校のみが12月の全国大会へ出場する。山梨学院高校は2023年の「男子74回・女子35回全国高等学校駅伝競走大会」に出場し、男子は21位(前年より3位アップ)、女子は38位(前年より2位アップ)とどちらも前年以上の結果を残した。男女とも、前回大会で活躍を見せた留学生を含む各2名の都大路経験者に新たなメンバーを加え、今年の大会出場権を懸けて山梨県予選に挑んだ。

■大会記録

【男子記録】7区間42.195km 優勝:山梨学院(14年連続24回目)
区間 選手名(学年) 区間タイム(順位) 総合タイム(順位)
1区(10km) 保々遼斗(2) 31′25(2) 31′25(2)
2区(3km) フェリックス・ムティアニ(2) 8′10(1) 39′35(1)
3区(8.1075km) 佐藤新太(2) 25′11(1) 1:04′46(1)
4区(8.0975km) 前多 陽(1) 25′15(1) 1:30′01(1)
5区(3km) 南澤道大(3) 8′59(1) 1:39′00(1)
6区(5km) 芦澤由都(2) 15′19(1) 1:54′19(1)
7区(5km) 橘田 響(2) 15′47(1) 2:10′06(1)

【女子記録】5区間21.0975km 優勝:山梨学院(16年連続24回目)
区間 選手名(学年) 区間タイム(順位) 総合タイム(順位)
1区(6km) 坂元唯花(2) 20′55(1) 20′55(1)
2区(4.0975km) 横倉つぼみ(1) 14′40(2) 35′35(1)
3区(3km) シャロン・ムワンティ(2) 9′04(1) 44′39(1)
4区(3km) 戸澤瑠南(1) 10′38(1) 55′17(1)
5区(5km) 西本佑菜(3) 18′27(1) 1:13′44(1)

◆試合経過
男子は、1区の保々遼斗(2年)が、残り2kmで15秒差をつけられ若干の遅れをとったが、2区で留学生のフェリックス・ムティアニ(2年)が区間新記録の快走で1位に浮上すると、3区の佐藤新太(2年)、4区の前多 陽(1年)、5区の南澤道大(3年)、6区の芦澤由都(2年)がそれぞれ区間賞の走りを見せ、最終7区の橘田 響(2年)も最後まで首位を独走し、昨年のタイムより29秒速い2時間10分06秒でゴールした。女子は、1区から坂元唯花(2年)が単独走で首位に立つと、横倉つぼみ(1年)、シャロン・ムワンティ(2年)、戸澤瑠南(1年)が区間賞で1位を守り、最終5区の西本佑菜(3年)は前年の県予選に続き、トップでフィニッシュテープへ飛び込んだ。

◆監督コメント
箱崎孝久駅伝部男子監督:
「男女とも最低限の走りができたとは思いますが、今回は単独走の時間が長く、普段は1人で走る練習をしてこなかったため、思っていたよりもタイムが伸びませんでした。男子は1区、3区、4区の長距離区間のタイム、女子は序盤にけん制してしまったことが課題です。関東大会では選手の走る区間を普段と変えたり、今回メンバー外だった選手等を試す等可能性を探したいです。全国大会は例年より出場校が11校多くなり難しい大会になると思いますが、大会までの残り期間で男子は長距離区間を中心に、男女とも一人ひとりのタイムを伸ばしていきたいです」

関東高校駅伝は11月16日に群馬県前橋市で行われ、全国高校駅伝は12月22日に京都市・たけびしスタジアム京都を発着点で開催される。山学高の都大路への挑戦は、男女とも今回で24回目となるが、関東大会を経て、昨年以上の順位を目指す。

文(R.K)、カメラ(今村スタジオ)2024.10.26